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2018年2月20日 (火)

曲尺について考える その9:シンワの「巻金」

結局、風邪っぽいので昨日は会社休んで医者に行ってきました。インフルではなかったので、今日は出勤。

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シンワの巻金です。現在、巻金という名前で曲尺を打っているのは私が調べた中ではシンワさんのみです。しかも、前にも書きましたが、在庫限りのようです。日本製。

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ぱっと見は300×150mmの小型曲尺ですが。妻手側の断面がBタイプになっていて、全Aタイプよりもガッチリしています。つまり、狂いにくい。そのため、一般の大工よりも精密作業が必要な指物師や建具屋さんが直角の墨入れをするのに使うそうです。

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シンワのマークと十二支。今回は丑です。

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寸法は両面cmで、裏面内側は丸目と角目が入ってます。測り方の例まで付いているあたりが親切(笑)。
長手と妻手で断面が違う為、直角部に磨きが入っているのが分かります。この辺の面倒なところもなくなった原因なのでしょうか。

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丸目部分。
ということで、巻金ですが。現状、厚手の差し金で代用するか、もしくは目盛付きのスコヤで代用するしかないようです。差し金なら、直角が狂っていないか注意し、狂っていたら修正して使う。とすると、やはり、スコヤの方が面倒ではないでしょうが、本来スコヤは墨入れ用ではなく直角の確認用なので、そのあたり、道具にこだわる人は割り切って使わないといけないのかも。
もっとも、スコヤの精度もピンキリで、安い物は曲尺並みの精度しかありませんから関係ないのかもしれませんが……

この項、もう少し続きます。

2018年2月18日 (日)

カフェイン中毒

昨晩は酷い頭痛で参りました。おそらくカフェイン中毒の離脱症状。今週は事務所で仕事をする時間が長かったので、ずっとお茶や烏龍茶を飲みながら仕事していたので。その上、金曜は暖かかったので、家に帰ってから紅茶を淹れなかったとか。
おかげで、金曜夜からほとんどカフェインを取っていなかったので、久しぶりに酷い頭痛に。頭痛は脳の血管が開くことによる問題らしいので、対策としては。カフェインを取ることによる血管の収縮作用=迎え酒みたいなもの(笑)。一番簡単な対策ですな。そして、一時しのぎ(笑)。でも、頭痛薬またはカフェインを含む風邪薬(強力な奴には結構多量に入っている)を飲んで寝れば大抵何とかなるという。
あと、即効的なものとしては氷枕とかアイスノンとか使って脳を冷やしてやれば、脳の血管が収縮する&冷えて鈍くなることによって多少なりとも気持ちよくなります。
ということで、昨日はダウンしてました。仕方ない。

「とある“ラジオ”の電脳戦機」とか

バーチャロンのPS4版が来る→しかし、バーチャロンと言えば豊崎愛生さんですが、おかえりラジオでも触れられてない→しまった!なぜか気がつかなかったけど、VitaとPS4で特典が違うのか→「とある」側はVitaだった→おまけにラジオCDもついてくる→Vita版も買わなくては→Vita版キター!→しまった!ラジオCDというと、個人的な好みで「超電磁砲(豊崎愛生・伊藤かな恵)」かとおもっていたけど、当然のように「禁書目録(井口裕香・佐藤利奈)」の方だったー(笑)←イマココ。

2018年2月16日 (金)

曲尺について考える その8:松井度器製作所の昇竜

昼間は暖かいけど、夜は冷えるナー。いつのまにやら「とある魔術の電脳戦機」が届いたけど、未だにPS-4が手元にないぞ(笑)。

そろそろ曲尺も飽きてきたけど、まだあるなだな(笑)。

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ということで、昇竜の図案に角十のコーポレートマーク。「松井度器製作所」の昇竜曲尺です。直尺の所でも大工さん御用達の職人メーカーとして「松井精密工業株式会社」の製品を紹介しましたが。ここの旧社名が「松井度器製作所」であり、十数年前まで職人さん達が作っていたというのがこの曲尺です。金色の墨入れが高級っぽいです。
両面cmの使い勝手の良さそうなA断面のもの。松井度器の曲尺については「職人技」ということでよく耳にしますので、実物を見てみたいと思いオークションで入手。デッドストックということでしたが、目盛のスミが抜けている部分があり、状態が悪い為、お安く入手出来ました。

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こうして見ても普通の500×250の曲尺ですが。

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こうして見ると、現在の機械製のものとは明らかに違う「ゆがみ」というか、断面形状を出す為の圧延工程での「むら」のようなものが見えます。そして、角部の盛り上がりを削って仕上げていることも分かります。
また、上のものは直角の修正の為に角にポンチを打っているのが分かります。
また、この写真では分かりませんが、全体に万力のようなもので締めたと思われる丸い跡が何カ所かありました。
これらの手作業による修正が日常的に行われていたのか、この製品がB品のようなものなのか(あるいはデッドストックではなく再生品とか?)はわかりませんが。綺麗なものでも圧延ムラのようなものはありますから、曲尺の手工業品としての例としては面白いのではないかと思います。
他にも、手彫りの目盛が角で交差していたり、この曲尺ならではの特徴もありますし。

気になる人は、オークションを観ていると「たまーに」出品されることもありますから、気長にワッチしているか。地方の金物屋さんなどにデッドストックがあることもあるようなので探してみるか(そういうものも、こういった情報化の中で既に刈り尽くされてしまった、という話も良く聞きますが……ジャンルによっては、まだブームが来ていないものも多々あるのです)。

2018年2月14日 (水)

曲尺について考える その7:梅田度器製作所の両面cm曲尺

一般的な曲尺のバリエーションということで、もう一つ梅田度器製作所から。

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ということで、今回はシルバー仕上げに蛍光グリーン、文字にオレンジ重ねです。買う前は、蛍光グリーンと下地のシルバー(ステンレスの鏡面仕上げ地)との明度差が少なくて見にくいかと思っていましたが。思っていたよりも見やすかったです。ちなみに、この組み合わせは、私の好みというより在庫の関係です。ただ、シルバーに黒目盛だと他のメーカーと変わらんしなぁ、というのもありますが。

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一応全体。通販などでは写真が光っていると目盛が見えなく感じるのですが、実物は……光がよく当たるところでは見づらいかもしれませんが、逆に暗めの所でははっきり見えます。

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表裏共にcm表記。いわゆる「一般の人に使いやすい」ものです。最初に紹介したシンワの平ぴたとの差は「断面がAタイプ」ということで、cm目盛ですが、使い勝手は大工仕様です。
また、内側の目盛は、これまで見てきた梅田の曲尺と同じく無しで、裏に丸目、角目の特殊目盛(cmバージョン)が刻まれています。

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ということで、m法で木工をやる人用という仕様ですな。むろん、こういった形と目盛の組み合わせはシンワや新潟精機といったメジャーメーカーのカタログを探しても色々ありますから、選ぶのも大変です。「俺は十二支が付いているのがいいから、シンワの××買った」とかでもいいような気がしますが。

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で、梅田のcm曲尺には小槌のマーク。おそらく、鳳凰などと同じく縁起物としての打出の小槌と思われます。職人の道具としては、実用一点張りではない、こういう装飾もよいのですよね。

ということで、梅田度器製作所の目盛違いの曲尺3種類はここで終わり。
次は、ついついオークションで買ってしまった品を。

2018年2月13日 (火)

曲尺について考える その6:梅田度器製作所の尺-cm曲尺

事務所にずっといたにもかかわらず、寒くて震えていた。たまに頭もくらっときていたけど、大丈夫か?

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ということで、梅に田のマークの梅田度器製作所。です。

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今回は昨日載せたものよりも更に見やすい「ルミノコートの黒地に蛍光オレンジ、数字は蛍光グリーン」というものです。500×250mmの標準品。昨日書き忘れましたが、断面はAタイプで、大工用です。

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このモデルは、表が尺で。

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裏がcm表記です。内側目盛は無し。つまり、特殊目盛無しで、cmと尺の両方が使えるタイプです。コレ一つあれば、木工の本や授業でもで困ることは無いと思われます。使いやすいかどうかと聞かれると、何とも言えませんが。やはり、使用用途に合わせて選べるように大量のバリエーションモデルがあるのですから、そのように。
ただ、梅田のルミノコートのものは精度が良いとか職人技とかいうだけでなく、「見た目が非常に綺麗」というのもあるので、インテリアとしても映えるのですが……。

2018年2月12日 (月)

曲尺について考える その5:梅田度器製作所の両面尺の曲尺

毎日変わりないです。なんとかしてくれ。

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ということで、曲尺その4です。本格的な曲尺として「梅田度器製作所」のものを紹介しながらになります。ちなみに、梅田度器製作所さんは、現在既に廃業されたそうですが、今なら市場に在庫が出回っていて通販などでも手に入るので、職人系大工道具の好きな人は「今のうちに」、という奴ですな。写真は「梅」に「田」のマーク。

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というわけで全景。500×250ということ以外ほとんど分かりませんな(笑)。

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今回のものは「裏表共に1/33m目盛=尺貫法」のものです。正直、自分が図面引いたものには使えません(笑)。曲尺の使い方の本とか大工さんの本とか読む時に見ると役に立ちます。とかいうと、本職の人に怒られそうですが。いつか使うかもしれないので、その時まで大切にしておきます。
あと、塗装が特殊で黒地にルミノコートの蛍光ブルーです。暗いところでも良く見える、ということですが、こういう工夫もメジャーメーカーが追随できない良いところのような気がします。

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内側の目盛は表側は無し、裏側は角目と丸目です。「吉」とかいう漢字は占いに使うらしいのですが、実際の使い方は良くわかりません。そのあたりに触れている本もあるらしいので、気になった方は調べてみて下さい。そして、教えて下さい。

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かっこいい鳳凰のマーク。尺貫法だとピッタリ端まで目盛を入れずに、こういう装飾を施してあるものが多いようです。実用とは関係ないですけど、カッコイイですよね。

ということで、梅田の曲尺の項、続く。

最近の休みの日

明日は珍しく休みということで。これまでの趣味(本と模型)と少し毛色の変わった方面で色々やっている。
昼間はリサイクルショップを廻って独自のマップを作り。
夜はネットで情報収集。
その結果がコレと言って何も無いあたりが今のところの悩み(笑)。

今日わかったこと。

セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」の首軸は、紺色のはプロフィットシリーズのボディに付くけど、若竹はなぜかネジ規格が違うのでつかない。このため、若竹の40゜ペン先は「プロフィットふでDEまんねん」として専用の品が売られているのかもしれない。ちなみに、筆ペンのプロフットも首軸に互換性がある。ニブだけ取り替えるような上級者には関係ない。

サンリオの出版物は独自のことをやり過ぎて追いかけにくいとは思っていたが。自社版権ものは、何度もリニューアルするのでシリーズ物になっていてもわかりにくい。リスト化すればいいのだろうが大変だから誰もやらない(<実物を持っていれば簡単だろうけど、ネットの情報だと同じものなのか違うものなのかが区別が付かない)

サンリオ男子→ただしイケメンに限る。こんなにこの言葉が上手くハマルものも無いかと思う(笑)。

2018年2月10日 (土)

曲尺について考える その4:シンワの「平ぴた」

ということで、曲尺その4です。ここから、ちゃんとした(笑)差し金になります。

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最初に全景を出すとみんな同じに見えるのでラベルから。シンワの「平ぴた」です。
JIS品、500×250mm、断面C型=長方形、裏表cm表記。おそらく一般型の曲尺として、普通の人が一番使いやすいモデルかと思います。
そして、このモデルは日本製。シンワの曲尺は細かく日本製と中国製に分かれていますので、気にする人はカタログ必携です。ちょうどよさげな売れ線ライン(数が出る奴)が中国製なのでねぇ。

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全景。大きすぎて側面のライトが入り込んでます。面倒なのでそのまま(笑)。500×250というのは卓上工作には大きすぎるのですが、家具とかの木工とか仕事に使うにはこのくらいがちょうど良かったりします。このサイズが一般的=大工道具発祥だということが良くわかります。

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内側の目盛は、やはり外角基準の15mmスタート。一般的です。表裏共にメモリが入っているので使いやすいです。

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安心のシンワマーク。個人的に、世の中の会社にある金属製定規のほとんどニコのマークが入っているのではないかと思う。でも、こないだテーパーゲージ頼んだら新潟精機だった(笑)。

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わんわん。今日の豆知識。昔ながらの曲尺には十二支が刻まれている。と言われていますが、これ、やっている会社が殆ど無いんですよね。私も、コレクター的に(笑)おもしろがって何本か所有していますが、これが入っているのはシンワ製の一部だけです。
用途は「他人のものと区別する為」。確かに名前とか彫り込むのは大変ですからねぇ。
しかし、製造元に発注するならともかく、普通に通販で買う時に選べるところはありません。店で選ぶにしても、大概の店が2~3本も在庫持っていれば多い方ですから。店頭で、自分の欲しい曲尺と十二支の組み合わせのものがあったら、もう、買うしかないですね。逃したら、次に会えるのはいつになるのか分かりませんから。

2018年2月 8日 (木)

曲尺について考える その3:新潟精機のサンデーカーペンター

万年筆とインクの種類が増えてきたので、使い道を決める意味でも一部を除いてインクを一度リセットすべく洗浄しました。……プリンの空きカップに首軸が沈んでいる風景は意外とシュール。

曲尺その3.ようやく各論には入れます。

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ということで、写真は新潟精機のサンテーカーペンター。差し金の常識を覆す低価格。150mmのステンレス直尺より安い場合が多い。正直、取り回し以外でこれを買わない理由が思いつきません。というか、最初に見た時、あまりの安さに驚愕した。
秘密は鉄に塗装であること。一般品はステンレスにエッチングです。そして、JIS品ではありません。上級品はJISをうたっているので、精度はそれなりです。
しかし、それなりの精度の定規で直角が簡単にケガけるのは実に便利です。
断面はC型=ただの板状です。つまり、直角に曲がった普通の定規ですね。

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内側の目盛は外角基準。曲尺の定義通り15mmの幅になっているので、当然15mmスタートになります。目盛は新潟精機お得意の階段目盛。

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片側には新潟精機のマーク。

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反対側にはMADE IN JAPAN。新潟精機の曲尺は日本製なので、こだわる人も安心して買えます。JISがなくても、国内生産の定規なら、一般的な仕様で困ることはないでしょう。
ということで、安いので、もう、その辺に常備してガンガン使い倒すのにちょうどいいです。

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