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2012年7月14日 (土)

和田慎二氏の作品ラストとか

しかし、日本国内、常軌を逸する事件ばかりで、ニュースサイトを見ていて気持ち悪くなってくる。誰も彼もが自分のことしか考えない世界を大人達が率先して作っているようで、情けない限りである。そして、そんな世界に絶望しているのか、最近の若い社員は……という話を久しぶりに会った後輩(会社社長…になる予定)がしていたのを思い出す。

「怪盗アマリリス」を読んだので、和田慎二氏の主な作品で読んでいないのは遺作となった「傀儡師リン」くらいになりましたが。
こないだ妹と会った時に話したネタですが。和田氏の作品のラストは基本的に「爆発→うわー」で終わるのが定番(笑)。これにエピローグがつくかどうかが作品のラストについてのキモで、基本は全部一緒、というのが共通見解だった。

さて、肝心なことは書きませんが、軽く【ネタバレ】になるので、嫌な人はこの後を読まないようにして戴きたい。

長編シリーズという意味では、最初は「スケバン刑事」の第1部になるのだろうが、このラストは有名な船上での決戦で、結果はご存じのようにアレである。
その後、第2部が描かれるが、今度は梁山泊でのラスト決戦で、どうなったかもご存じの通り。この作品にはエピローグがあるが、アレを読んで皆さんはどう捉えただろうか。
「ピグマリオ」は宿敵メデューサのいる世界と妖精の世界が……という一大決戦で、アレな結果となる。この話はエピローグが2重になっていて、クルトがもう一がんばりする話と、この作者には全くもって珍しいパラレルなおまけがついている。この「おまけ」のおかげで妹のピグマリオのラストの評価は非常に高かったのだが、和田慎二基本ラインは、やはりメデューサ戦のラスト描写であると思っている。
「少女鮫」については打ち切り要素満載であるが、基本的に「あー、スケバン刑事と同じじゃん」というのが私の感想であり、この時に「和田慎二ラスト同じ説」が出来上がった。
「怪盗アマリリス」については時間があったら明日あたり書きたいところだけど、やっぱりラストバトルはアレなことになっていた。が、この作品もエピローグがあり、結構珍しいラストになっている。ある意味、「超少女明日香」のイメージとダブるのは作品内でやった「映画 超少女明日香」でキャラクターの相似性を表していたからか。
あと、個人的には「行殺新選組」のEX原田エンドを思い出した。

……書き出してみたら、完結した長編シリーズが意外と少ないのかも。それに対して、自分にその印象が強いのは、ある意味、「大破壊とそれに伴うキャラクターたちのその後の消失(+エピローグによるその後の補完)」という流れは、実は「超少女明日香」で「基本的に明日香と一也がラストで会えない」という定型と相似しているからかもしれない。実際、メイキングで「眠る蛇」あたりでラストにしても良かったと言っているからには、ああいったところで「切る」のが和田流の決着の付け方であり、それは「ラストを読者に委ねる」、という意味を持っているのかもしれない。

個人的には「決着つけろよ」という気もしますが、まー、エピローグ付きの作品を読むと、作者が「このまま描くとヤバイ」と思った時に発動しているような気もしますので、それはそれで。
ちなみに「明日香」「飛翔」「パパと恵子」「あさぎ色の伝説」あたりはシリーズですが、完結していないので、そんな感じで。

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