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2012年12月24日 (月)

「雛見沢停留所(ともぞ/スクウェア・エニックス)」

足ひねった。工場で階段から降りる時に目測を誤って。上半身は受け身のおかげで無傷だったが、足は一時期げんこつのように膨らんでどうしようもなかった。最初見た時には労災まっしぐらかと思ったぜ(今、かなりヤバイ)。今は大分落ち着いているがな。痛い。

ひびちかラジオに丹下さんと下屋さんがゲストに来ていた。やはり、丹下さんの声の甘さは破壊力ありすぎるわ。

「雛見沢停留所(ともぞ/スクウェア・エニックス)」を読む。
竜騎士07氏が「ひぐらしのなく頃に」を書く前に書いた演劇用シナリオの漫画化です。おそらく、本邦初公開。
雛見沢近くのバス停で、梨花(先輩)と魅音(後輩)、そしてダム建設の関係者にジャーナリストが雨宿りしながらダム工事やオヤシロ様のタタリについて話しているうちに……という、一幕もので「ひぐらし」を表現した小品です。
梨花は立場的にあまり変わりませんが、魅音は沙都子と圭一を足したような役柄になっています。そして、ダムの関係者とジャーナリストによって、タタリが明かされていくのですが、その間にも目の前でタタリが再現されて……という、確かに演劇脚本として考えると画面が目に浮かぶようです。ただし、作劇的には「鬼隠し編」に近く、全体に対する完全なネタバレは含まれているものの、途中からは何が真実で何が嘘なのか分からないような構成になっています。つまるところが、猫箱です。
このシステムは夢野久作などに見られるような幻想の中で読者を飼い殺しにするような作風としては面白いのですが。残念ながら、連発すると読者が怒ります(笑)。
「ひぐらし」では8話かけて「真相」が語られましたし、内容的にも、この原案よりも「それっぽい」ものになっています。当然、後に語られる「テーマ」的な物もまったく入っていません(いつから、それが混入したのかはひぐらしをプレイしても割と謎です)。
そういう意味で、大変胡散臭い作品ですが、演劇としてみると、ラストシーンの鮮やかさが「いいかも」と思わせるのですね。舞台に対する登場人物の出入り(舞台に対する立ち位置)なんかの配置も良くわかる構成なので、そういった見方をしても面白いです。ただ、語られる「真相」が胡散臭いのはひぐらし以上なので、その辺の「わかりにくさ」「胡散臭さ」がお客向けの作品としてスポイルされたのかも。まー、その辺のアングラ的な世界は良くわかりませんが。斬新な表現と胡散臭い脚本は別物だったのかも。
ともあれ、「ひぐらし」をプレイした人にとっては「原点」としての荒削りながら小気味のいい「第1作」らしさを味わえますし。プレイしたこと無い人は謎と狂気と幻想を味わえるのかもしれません。
ただ、もういちど言いますが、何回も同じことをやると……。

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