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2012年12月 9日 (日)

「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上(ボンド+モーゼス/エンターブレイン)」2巻

完全に「冬の天気」ですな。雪が降らないここいらでも雪が降りそうな雲が出ていたので、他の地域では確実に酷い天気になっていそうな気もする。

ということで、最近の急な冷え込みにより水槽温度が朝方16℃くらいまで下がってしまうため、急遽、水中用のヒーターを購入。ただし、水深が浅い(7cmで7リットルくらい)のでエヴァリスの30Wのもの。カメがよじ登ろうとするところをショップで見たことがあるので、ヒーターカバーも。ついでに、オートヒーター対応を謳っている寿のサーモスタットも付けてみた。オートヒーター規定の26℃だと、これまでの温度に比べて少し高いような気がしたので。とりあえず、温度をチェックしながら23~24℃くらいになるように調整中。

「ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上(ボンド+モーゼス/エンターブレイン)」2巻読了。
東京湾を埋め立てて作られた人工都市「ネオサイタマ」を舞台に、家族を殺され復讐に燃えるフジキドが死の間際にニンジャ・ソウルに取り憑かれてニンジャとなり、裏社会を牛耳るソウカイヤ・シンジケートのニンジャを抹殺すべく戦う。2巻もこのストーリーに準じて進行していきますが。掲載されている時系列がバラバラなので、流れとしてはいくつかの短編アンソロジーのようになっています。ワザマエ!
ひとつは、ソウカイヤ・ニンジャによって瀕死となった師であるドラゴン=センセイと逃避行をしながらインストラクションを受ける話。
ひとつは、ソウカイヤ・ニンジャの急襲によって行方不明となったユカノさんを探す話。
ひとつは、記憶を失ったユカノさんが名前を変えて所属するイッキ・ウチコワシに関する話。
ここいらが、メインの大きな流れですな。
そして、時系列的には色々だけれど、ジャーナリストにしてハッカーのナンシー=サンと組んでソウカイヤ・ニンジャと戦う話。
VSニンジャのアクション中心の話では、フジキド=ニンジャスレイヤーが主役の話だけではなく、まったく関係ない第三者のゲストが主役の話もあります。2巻で言うと、巻頭の「パンキチ・ハイウェイ・バーンナウト」ですが、こういった第三者視点の物語が、また、面白く。その中では、ニンジャスレイヤーも「常識を越えた殺戮者」でしかなく、戦いは怪獣大決戦(常人には「災害」レベル)になっているあたりの構成も面白いです。
また、一部で人気のヤモト=サンの話は、既にフジキドとは独立して語られ、また、この話が2巻の中でもヤバイ級にイイハナシだから、読んで泣くといいよ。
アクション方面ではハイウェイから空中まで、バイク、ロボ、飛行機とバラエティに富み、ビックリドッキリニンジャの活躍と相まって、なんの話だか分かりません(笑)。
メガコーポとシンジケートが牛耳る社会が今の世の中を象徴しているとしたら。それに反対するイッキ・ウチコワシは60年代の共産革命による学生闘争のパロディであり、極度にデフォルメされたそれは、誰が見ても「犯罪者集団」であるあたりがマッポーの世の中らしく……今に通じるところがあってコワイです。
フジキドや、一般市民の目線で描かれるソレは、フィクションながら、現実に行われてきた歴史→現代で行われている事に通じていて、実にサツバツとしており、笑える小説ながら、ソッとするものを感じます。
あと、今回登場したハッカー集団(狂的宗教)「ペケロッパ・カルト」なんてのも、日本独特ですな。ビジネス志向の98や実際安いMACだったTOWNSに比べると、正にカルト……。
ともあれ、2巻はシルバーカラス=サンが殊勲賞でしょう。これだから、ニンジャスレイヤーは面白い、といえるエピソードですな。

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