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2013年4月28日 (日)

「ワンマン・アーミー・ゲイツ(小林源文/ソフトバンククリエイティブ)」

既に夜型の生活に!。もう、いっそ、人間は夜仕事して昼間寝ればいいのに……それだと体に変調来すらしいね。そういや、MMRのネタで人間の体内時計が25時間周期なのは火星から移住してきたからっていうのがあったな。

「ワンマン・アーミー・ゲイツ(小林源文/ソフトバンククリエイティブ)」を読む。
コンバットコミックの初期(30年くらい前か?)に連載されましたが、ドイツものを描いてきた源文先生が突然SFをやっていたのは衝撃的でした。あと、パワードスーツのデザインが全体的に横山チックというかSF3Dのメカをアレンジしたような感じでアレだと思っていましたが。手元の単行本は出版社を見てもらうと分かるように最近のものです。どっちかというと懐かしくなって入手したというか。
ストーリーは核戦争で滅びかけた世界。機動歩兵として少佐にまで上り詰めたゲイツは、モスクワ占領のためのタイフーン作戦途中で失踪。ロスで記憶を失って発見された。そして、降格された彼は再び機動歩兵として前線に立つが、時折、少佐としての記憶が蘇り……。
ということで、ソ連とNATOによる核戦争というあたりから今としては古い作品で。当時は「SFにしては地味すぎる」と感じていたのですが。今読んでみると「歩兵」による戦争を描いているという意味で、なかなか面白いです。機動歩兵と言っても固定武装があるわけでもなく、パワードスーツとしての格闘戦があるでもなく。核戦争後の有害な大気から身を守り、敵の攻撃からも身を守る装甲と機動力を持っている、という程度のアドバンテージです。移動用の装甲車を得た歩兵、程度かも。それゆえに、戦闘描写も地味で、なおかつ、物語の半分は主人公が戦争恐怖症っぽい感じなのでカタルシスがないというか、やっぱり地味ですね。
それでも、ソ連が戦争のために行った強攻策とかSF的な描写もなかなか面白いです。
しかし、この分野は、SF3DがMG創刊騒ぎにより落ち目になったり、アップルシードなんかで士郎正宗氏が台頭してくる頃であり、その戦争の地味さ、リアルさを描いたこの作品は、逆に「異色」なものになってしまったのかも。
メカデザイン的にも全体的に足が細くてなんか不安定な感じが、余計に恐怖感を煽っているようなところも、今となっては面白いかも。

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