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2013年6月21日 (金)

「ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活(しろー大野/メディアワークス)」

くだらないことで忙しいのはいつものこと。公的にも私的にも。

「ムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティの優雅な生活(しろー大野/メディアワークス)」を入手した。発売時に高くて手が出なくて、それ以降も全然値が下がらなくて手が出なくて、結局買うまでに19年程かかった。今、お金があるかというとかなり疑わしいが、一時期のひどいプレ値と比較すれば……。
本のタイトルとしては「しろー駄作劇場」の方が正式なのだが、連載時は途中まで単行本サブタイトルの「ムッシュ~」の方だったので、こちらの方が耳になじむ。というか、おそらくこの作品が好きな人には「ヤコペッティ」という文字が入っていないと認識出来ない可能性が大きいと、自分の頭の中味から推測した。
内容は工事現場で働いていたムッシュゴリグリ鈴木ド・ヤコペッティ(22)が、事故で死亡。スイエイ=ハヤーイ博士によって頭に原子炉を埋め込まれ、正義の男・超原子チェルノブイリに変身出来るようになる。3人の僕、人造人間トカチェフ(じじい)、イヌ(猫)、マグロ号(自律型ロボットに変形するスクーター)と共に謎の秘密結社会社の刺客と戦う。
他に、レギュラーとしてハヤーイの娘の桜子、刺客から仲間に・ミスター死語、黄色い稲妻・キリンマン、ヤコペッティの旧友・カーネルグロテスキー・青木ド・エマニエル、マグロ号が人間になったマグロ子、キリンマンの妹・アマゾン、死語の幼なじみモアイちゃんなどなど……一部、途中で忘れられたりしますが。だいたいこれでどんな話か分かったかと思う。
…………シュールで、行き当たりばったりな、勢いとヒゲと筋肉の物語である。ストーリーは最初の方は敵と戦うとかハワイアンセンターを目指すとかあったけど、途中からうやむやに(角川お家騒動の混乱と関係があるのかは不明)。最終回は感動というか素敵な話になってます。
大体、(勝)PCエンジンから激動の電撃PCエンジンに移籍した作品で、フルカラー2P漫画でを4年半も続けた上、フルカラー単行本が発売されたというのは、当時としても今でもかなり貴重な話である。世の中には単行本が出ない作品などいくらでもあるのに。そして、ペラペラの単行本なのに、19年前(1994年)に税込み(3%)1100円である。かなり強気な設定だし、フルカラーだから仕方ないのである。
つまり、一部に大人気なのである。しろー大野氏は、その後、ナコルル……もとい侍魂の漫画で有名になり、いつしか真面目な絵しか描かなくなってオヅヌを連載したり、某先輩(飛田甲センセイ)のデビュー作のイラストを描いたりしていました。
しかし、やはり、ヤコペッティの名前は忘れられない輝きを持っています。今読むと当時程メチャクチャとは思いませんが(メチャクチャな作品が世の中に溢れている?)、パワーと絵のセンスは現代でも負けないと思います。
と書いてきましたが、果たしてここを読んでいる人の中で、この作品を知っている人が何人いるのか……。

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コメント

四次元へっぽこ先生とのやり取りは当時読んだ時は衝撃でした。
友達に読ませたら彼も本屋で即購入してきたのは懐かしい思い出です。

まさか、この時代にヤコペッティにコメントして下さる方が居るとは思いませんでしたが、やはり、印象強くて忘れられない作品なのかと思います。

ヤコペッティ・・・

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