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2013年11月 4日 (月)

「走りの追求・R32スカイラインGT-Rの開発(伊藤修令/グランプリ出版)」

CVT慣れてきた。トルコンATは多段という意味ではMTに似ているけど、CVTは制御の感じが違うから、上手く加速するためのアクセルワークはかなり違う気がする。MTのみが技巧的と言う人がいるが、ワンペダルでシフトチェンジさせるAT独特の乗り方があるように(MTしか乗らない人には理解出来ないかもしれない)、CVTにも上手く加速するための作法があると思われるので。それを探りつつ……低速の時に下手にアクセル抜くと急に回転数が落ちてガクガクしたり(笑)。

「走りの追求・R32スカイラインGT-Rの開発(伊藤修令/グランプリ出版)」を読む。
どちらかというとスカイラインを離れてローレル、マーチ、レパードと色々手がけていた伊藤修令氏ですが。櫻井氏の一番弟子としてR31スカイラインを引き継ぎ、傑作と呼ばれるR32の主管をやったことにより2代目「Mr.スカイライン」として櫻井氏亡き後、ファンから神聖視されている方です。
ということで、伊藤氏が富士精密(後のプリンス)に入社して初代スカイラインや2代目グロリアに関わるところからプリンスとスカイラインの歴史を辿りつつ。引き継いだR31スカイラインで世間からブーイングを受け(マークII対抗のハイソカー路線への反発)、一念奮起してR32スカイラインを練り上げていく話は、サクセスストーリーっぽい読んでいてワクワクする構成になっています。なにせ、R32のGT-Rは当時、衝撃的でしたから。
また、プリンス→荻窪系の設計の話は多くの本が出ていますが。R32は既に荻窪と鶴見が合併して厚木に移った後ですし、レース活動はニスモ(大森ワークス系)がやっているしで、当時の日産の開発の様子が結構新鮮な感じです。スカイラインの評判が落ちているために、周囲の反応が悪いところから、ガンガン立ち上がっていく様は読んでいて痛快であり。歴史としてみると、ここで立ち上がったスカイラインが、結局R34までで命脈を絶たれてしまったのは残念です。まー、中味がインフィニティQとはいえ、現在の日産で名前が残っているのは奇跡的ですが(あとはマーチくらい?)。

ということで、荻窪系マニアの人には必読の書かと。あとはR33、R34の渡邉氏関係の本ですが……私の好きなR34の評価が「販売時期に」マニアにしか受けなかったために「ズバリ」なものが見つからなくて。探索中。

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