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2014年8月26日 (火)

モントゴメリーに想う

頭痛が酷くて死ぬかと思ったが、上司は休みだし、客は来るしで休めねー。というのが普通に良くある話だよなー。

20140825

モントゴメリーの愉快な活躍を書こうと思ったけど、その前にネットの評価を見て見たけど。本当に、日本での評価は酷いな(笑)。まー、昔の本では「北アフリカで物量で勝った」「マーケット・ガーデンで大敗した」くらいしか書いていなかったからな。おまけに、根本的に頑固者でアメリカ人と喧嘩ばかりしていたから、現在日本の後ろ盾であるアメリカでの評価が非常に低いからねぇ。
それでも「ノルマンディーでアメリカ軍に対してイギリス軍は大敗」とかいう評価を見ると「どこのプロパガンダだ?」と笑ってしまいます。オペレーション・オーバーロードではモンティがディエップでの教訓から「ホバート少将んとこの愉快な仲間を連れてきな」と命令したのにアメさんは「そんな変な戦車いらねー」と断って、わずかなシャーマンDDのみを受領していったのですが。そのわずかな戦車を、運用に失敗して波間に沈めてしまい、オマハ海岸でプライベートライアンな事態に陥ってトンデモねー死者の数を出したのは有名な話。虎の子のレンジャー大活躍はまた別の話として。他の上陸地点では、シャーマンクラブやチャーチルAVRE+ボビン(カーペットレイヤー)、ARK、ブリッジレイヤー、オニオン、ゴート、クロコダイルなどなど特殊工作車輌が大活躍だったのも有名な話。
そのあと、内陸部では、英軍がドイツ軍の反撃に遭っているときに、パットンがどんどん進軍していきますが、基本的には、独軍がサン・ローよりもカーンを重要視して展開したという話なので。まー、実際「グッドウッド作戦で英軍が独軍を引きつけておいた」ことがパットンの猛進撃の助けになっているのです。
この作戦を局地的に見れば英軍の大敗なので、言い訳は出来ないとお思いますが、これをもってパットンよりモンティが下とする人がいるのは全体の戦況を読めていないような気がします。まー、前線の兵士にとってはたまったもんじゃありませんが。しかし、この前に有名なヴィレル・ボカージュで英国機甲師団が独軍に歯が立たないと思い込まされてしまっていたのもあるのではないかと思われます。

正直、モンティは事前に計画を立てて周到に準備をするのが得意で、そのあとの状況を見ながら駒を動かすのはあまり上手くなかったように思います(そもそも、戦争が作戦通りに進むと考えている節がある。最も、そのための準備を怠らない人だが。当然、事前準備がおろそかな作戦ほど酷いことになっている)。そのために、前線での指揮官には有能な人物を配するようにしていたようですが……そのあたりについても、私もまだ勉強の余地ありです。

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