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2014年8月 3日 (日)

「よろしくメカドック(次原隆二/集英社)」

それはともかく。
「よろしくメカドック(次原隆二/集英社)」を読む。
北斗の拳と同じ頃に、やはり子供の心を掴んだマンガ、その2。
それまでの車ものと言えば、サーキットの狼を至高とするスーパーカーものか、グランプリの鷹とかのサーキットものでしたが。市販車ベースの車をチューンして公道でレースするこのマンガは、当時の車好きな子供の心をぐっと捕らえたわけです。ちなみに、80年代は校内暴力と暴走族が流行った時代で、中学校の卒業式で暴走族がロータリーを激走したりするのが普通に見られた時代です。ゆえに、内容も、今見るときわどいもので。
連載一話目から、エンジンのオーバーホールを頼んだ客の車をボアップをフクムフルチューンして高額請求という、今やったら確実に詐欺ショップとして警察行き&世間のさらし者コースです。まー、実際、初期の頃は主人公が違法改造車を乗り回したり、道交法違反したりして、ショップも営業停止を喰らったり、よくしていますが(笑)。
チューンした車を陸運に持ち込んだ形跡もなく、車検通らない車を量産していた可能性も高く、当時のモラルの低さが伺われます。
ともあれ、我々の世代ではチューンナップといえば、まずボアップ、ボルトオンターボ、更にツインターボ、ターボラグをなくすテクニック、ニトロと、基本はメカドックで覚えた知識が前面に出るわけで、笑えます。しかし、その後のパワーアップ戦争と280psの上限、インプレッサやランエボといった4WDスポーツの台頭などを見ていると、この作品の中で示唆されたものが現実化しているものもあり、興味深いものです。
しかし、初期の「町の修理屋さん」レベルで、暴走族や一般客を相手にしていた頃や、そこから進めて、完全な違法走行祭であるキャノンボールレースあたりは大胆なチューンも手伝ってカナリの人気でしたが。自分が覚えているのはゼロヨンあたりまでで、その後の、市販車から離れた車が多くなっていくに従って、人気も落ちていったような気がします。実際、アニメ化による連載再開がなければ打ち切りエンドだったあたり、読者はシビアです。やはり、自分が乗っている車や自分が乗りたい車の話の方が、サーキットを走っている車やオリジナルの車よりも裾野が広がっているのは、同じ作者の「レストアガレージ251」が長期連載になったことを鑑みても、言えると思いますな。

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