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2014年8月16日 (土)

「写真作法(土門拳/ダヴィッド社)」

カメラの用品カタログを整理していたら1冊足りない。よく、数え間違いや、順番間違いや、何やらあるのでよく探してみたが。やっぱり足りない。あると思っていた本がないのは結構悲しい。それにしても、何度もチェックするときはあったはずなのに。不可解だ。

「写真作法(土門拳/ダヴィッド社)」を読んでいた。
土門拳と言えば、写真をやっている人なら知らない人はいないと思われるくらい有名な写真家である。有名なのは、寺や仏像の写真ですが、リアリティを追求したスナップも多いです。この本は、昭和20~30年代に土門氏が写真関係の雑誌などに発表した文章をまとめたもので。有名な「ヒロシマ」が昭和33年、「筑豊のこどもたち」が昭和35年発刊(この時51歳)なので、そのあたりまでが中心となります。文章からも写真同様の強烈なパワーが漂ってきます。
その中で、アマチュア写真家に対する心構えとか、プロの写真家がどうやっているのかとか、自分の写真に対するコダワリとか。「テクニック」ではなく「姿勢」を説かれているようで、非常に面白いです。
最近のカメラ雑誌の記事は、絵作りよりも「カメラを使うテクニック」的な方向に行っている気がします。むろん、この本にもテクニック的な話も出てきますが。それ以上に「土門拳はこう言っている」というのが前面に出ているのが良いのです。人に「なるほど」と思わせるのは、やはり、その人の「スタイル」に納得することが必要と思いますから。やはり、現代の写真技巧書でも「この人のスタイルを真似てみたい」と思わせるような本に出会えればしめたものかと。
そういう意味で、一読の価値在りと思いますが(でも、土門拳のスタイルは格好いいと思うけど、真似るのは私にはとても無理。仕事で撮影する写真ならまた話は別ですが)。

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