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2014年10月23日 (木)

嵩峰龍二氏について想う

気がついたら、梱包を開けたゴミの中で寝てた。

そして、いつまでも降り続く雨。予定では、今日の午後には晴れかと思ったのに。最新の天気予報を見たら、明日いっぱい雨ですって!

ブログ版の横にある検索フレーズランキングに「ガンダム 嵩峰龍二」というのが入っていた。うちでそんな話を書いた記憶がないけど、嵩峰龍二の小説を読んだ事のある人なら、その意味がわかると思う。
ちなみに、嵩峰龍二という小説家の人は。アニメディアの企画コンテストで2回連続でトップになり、アサヒソノラマのソルジャークイーンシリーズでデビュー。一時期書かない人になりつつも、アドナ妖戦記、雷の娘シェクティを完結。他に、ルニセク群雄伝という本が1巻のみ。しかし、ソルジャークイーンシリーズは、最後の1冊が出る出る詐欺になったまま、作者病気療養のため中断……という感じの人です。
さて、この方。アニメオタクで、小説の後書きで延々とアニメについての持論を語っていたのですが。その中に「長浜監督が好きで、富野監督が嫌い」というのがありまして。この二人の監督。ちょうど、作者の人が学生時代にガンダム全盛期だったために、長浜監督のような子供向け巨大ロボットものが虐げられ(当時は、スーパーロボットに対する風当たりも強かったというか、マニアはそういったものを否定する風潮が強かった。スーパーロボット大戦のようなスーパーロボットものへの回帰は、その反動が大きいと思う)、トミノ氏は今とは比べものにならないくらいの時の人だったのですよ。
そのため、嵩峰氏はガンダムについて、パイロットが議論しながら戦う番組と揶揄しまくったわけで。当時、一世代下だった私などは目から鱗でしたわ。そんな、神のような新しいアニメを作った富野監督をそんな風に言うとは。まー、その後、私もあんまりにも登場人物を殺しすぎる作風や無茶な政治臭に辟易してしまうのですが。
実際には、当時流行ったギャグで、長浜ガンダムというのがあって。番組冒頭でギリシアのコロッセオのようなところで、ギレンとドズルの配下のロボットがトゲ付き鉄球を振り回したり、腹から巨大なミサイルを撃ったりして、デギン公王の前で戦って、勝った方がガンダムに挑戦する、というような話がありまして。検索してみたら、氷川竜介氏のブログに詳細な文章が載っていました。長浜監督に対しての、今日の評価とは裏腹に、当時はそんな風潮だったわけです。
今となっちゃあ、長浜監督が居なければガンダムは生まれなかったとまで言われているわけですから、時代が変わったというものです。どっちがどっちという比べ方自体が当時を表していて、今なら、富野氏は長浜監督の弟子筋(とまでは行かなくても影響を大きく受けている)という表現になっているわけで。
というようなわけで、高峯龍二という人は、そんなガンダム全盛期に、小説の後書きという場で反旗を翻した……変わり者、というのが私のイメージです(笑)。まー、小説自体、設定が異常に凝っていて面白いものの、かなりエログロ描写が強く、今のライトノベルなんかとは比べものにならないくらい癖が強い作風の人でした。他にも、西洋占星術に凝っているとか。神話的な予定調和の道筋というか、恋愛描写がなんか好みじゃなかったとか、登場キャラをゴールさせるときに自分の恋人と重ね合わせたりとか、延々とあとがきでのろけていたとか……いや、読んだのはもう十数年前なのですが、思い返してみると、いろいろと。今のようにネットがあったら、どうなっていたかと思うと、幸せな時代だったのかもしれません。

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