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2015年6月

2015年6月30日 (火)

「棺担ぎのクロ。(きゆづきさとこ/芳文社)」5巻

昨年、艦艇公開に日付がずれていけなかったので、今年こそはと思っていたが、先に別の飲み会で日にちを押さえられてしまったのでメンツが揃わない(笑)。一人で行くには、行程が複雑すぎるんだよなぁ。
最近、だるくて趣味の方に力を割けていないのが敗因だな。

「棺担ぎのクロ。(きゆづきさとこ/芳文社)」5巻が発売になりました。
魔女の呪いを解くべく、魔女を捜して旅をするクロとセン、そして途中からたびに加わったニジュクとサンジュの物語。
マンガタイムキララ系では異色な、やたらと暗くて哲学的な作品ですが。いよいよ、魔女の本質に迫る展開になってきました。特に、冒頭の物語は、戦慄を感じるものです。「魔女の」というより、この世界の謎のようなものなのか。
この巻では、魔女に関わる様々なキーワードが見られます。伝染病の話や、研究機関(マッドな方?)的ないろいろな科学技術的なものが、根底に重くのしかかっているというか。クロが旅をしているところは文化レベルが低いところが多いようですが、一部に突出してレベルの高い地域があるのか、レベルの高い人がいるのか。
そして、魔女の魔法の本質は一体何なのか。キーワード的なモノは今回出てきていますが、「仕組みとしての」というか、本来の目的が見えてきません。というか、そもそも魔女が生まれた背景にあるのが、どんなものだったのか。そのあたりもオソロシイです。
果たして、クロの行き着く先は解放なのか、何なのか。ナレーションは常に悪い方へだけ進んでいますが、そもそも「クロ」という人間自体が魔女によって歪められた仮想的な存在だけに、この後どうなるのか。予断を許しませんが、出来れば明るい未来がありますように。

2015年6月28日 (日)

「ゼロの使い魔(ヤマグチノボル/メディアファクトリー)」の続刊刊行決定

毎日、バタンキュー状態です。ままならない。

「ゼロの使い魔(ヤマグチノボル/メディアファクトリー)」の続刊刊行がようやく決まったらしい。既にプロットが存在しているということと、その後の出版社側の動きが絶えなかったことから、ほぼ確定しているとは思っていましたが。ようやく、確定事項として動き出すらしい。
でも、執筆者は、まだ、ヒミツ。
同様の試みは意外と成功していないものがあったりして。プロットを守りながら、小説としての完成度が要求され(ここ、すごく重要)、なおかつ、それ以前に出版されていたものとの違和感がないもの。これは、相当な技量が要求されますし、ヤマグチ先生やゼロの使い魔本編に対する思い入れがなければ難しいかと思われます。
これだけ発表までに時間が掛かったということは、人選が難航していたのではないかと思いますが。某サイボーグのような、プロットに肉付けしただけのようなものではなく、小説として読める作品になっているように願うばかりです。ヤマグチ先生の作品は、内容のライトノベルテイストとは別に「読ませる文章」であったと思っていますから。

2015年6月25日 (木)

「宇宙海賊キャプテンハーロック(松本零士/秋田書店)」を読んでみた

元祖の「宇宙海賊キャプテンハーロック(松本零士/秋田書店)」を掘り出して読んでみた。……「キャプテンハーロック 次元航海(嶋星光壱/秋田書店)」と結構違う(笑)。オリジナル要素の部分だけでなく、エピソードの組み立てが違っている。
「次元航海」だけ読んでいると、原作っぽく思えるけど、実際には「要素」の部分であり、ストーリーラインはずっと整理されているというか、アニメ版の影響も見られるし。ちょっと、真面目に考察してみたくなった。

仕事がピンチじゃなけりゃあねぇ(<帰ってくると、寝てしまう…)。

2015年6月24日 (水)

「北斗の拳 イチゴ味(行徒妹/徳間書店)」4巻

相変わらず、会社に行きたくない病です(笑)。行かないと、残った人が大変なことになるので行ってますが。

「北斗の拳 イチゴ味(行徒妹/徳間書店)」4巻が発売中です。
聖帝サウザーが愉快に活躍するこの本。単発ネタでやっていた頃は、サウザーで引っ張るために、途中からネタ切れっぽいだるさがありましたが(サウザー編なんて原作からするとほんのわずかだし)。しかし、4巻にもなってくると、定番ネタが連載化して、「コージ苑」の連続4コマのような続き物ストーリーになってくるから不思議。
デビルリバースの鍵とか、南斗最後の将とか、五車星のグダグダとか。
そして、今回面白かったのは、子供達が叛乱を起こしたりするので、聖帝様が学校を作るネタ。あの聖帝軍が真面目に学校をやっているのに(というか、仕事に忠実だな<聖帝軍)、サウザーが……ヒドイ展開と、ストレートなオチが愉快です。
ブルース・リーからスタローンになるケンシロウとか、出オチからネタキャラとして定着した羅将ハンとか、ネタが上手く繋がって、どんどんおかしな方向に行っているので、これはこれでOKです。
しかし、修羅の国編がこっちへ攻めてきたせいで、落としどころが見えなくなってきましたね。帝とかファルコとかにネタが回るのか。ラストは最後の将になるような気がしますが……。

2015年6月23日 (火)

「ガーフレット寮の羊たち(もとなおこ/秋田書店)」5巻

死ぬ。仕事が進まなくて死ぬ。

「ガーフレット寮の羊たち(もとなおこ/秋田書店)」5巻が発売中です。
さて。英国ウィンザー校の寄宿舎生活を描くこの作品。寄宿舎物自体が最近珍しいですが、ここまで本格的な作品は他にはなかなかありませんから、その辺も楽しめるのですが。いよいよ、次期寮長への戦い?が上級生の間で静かに進行し、最下級生の主人公・アーネストも従兄弟のエドガーと共に巻き込まれていくわけですが。
それより何より、アーネストの父親が急死するという急展開。前巻で家族絡みのゴタゴタをやったばかりだというのに、今巻も寮生活を縦糸とすれば、家族関係の色々が横糸になっています。
それプラス、他の寮生達の色々もあるのですから、濃い作品だなぁと思いますわ。
この手の作品で主流(というか、大抵の作品ではソコしか描かれない)の、同室の生徒との友情とかは、既に解決済みってことで今巻ではほとんど出てこないあたりが、この手の漫画としてはすごく新しいというか、本格派と言えるゆえんではないかと思います。
ということですが、なんと、あと3話で完結とか。……次の寮長が決まるかどうかも微妙なライン。なんということだ。作品が硬すぎたのか、規定のラインなのか。「コルセットに翼」よりも女の子受けする題材かと思ったのになぁ。ちゃんと、男子寮での同性愛問題とかも出てくるし(笑)。

2015年6月22日 (月)

「キャプテンハーロック 次元航海(嶋星光壱/秋田書店)」2巻

金曜日に工場の隅をショートカットしようとして、頭上注意のパイプでたんこぶを作り、よろけた結果、足もとのパイプに躓いて転んで死にかけたせいか、体調悪いわ(笑)。

「キャプテンハーロック 次元航海(嶋星光壱/秋田書店)」2巻が発売中です。
マゾーン編のハーロックのリニューアルに当たる今作。キャラクターの耽美化が止まらなくて怪しいというか、ますます千之ナイフ氏のイメージに似てきてます。背景が白とか黒ベタが多いせいもありますかねぇ。ホラーものの劇画っぽさがあります。
まあ、それはともかくとして、最初はトチローとの出会いの話ですが、これが良いですよ。アルカディア号の設定も、かなりわかりやすいというか、納得いくものになってます。か真田さんの子孫がからんでたりするのがなんとも。
あと、トチローが機会帝国を追っているってことで、999よりずっと後の話かと思っていましたが、残存勢力はいるようです。というか、1000年前がその辺の話?とすると、ヤマトの時期が?
基本的に話は原作準拠なので、内容は安心というか、わかっているのですが。キリタ副長官(旧作アニメの桐田長官に似ていないと思ったら、このデザイン、りんたろう版OVAに出てきたイリタ長官ベースなのですね)に関しては、ガイアフリートの設定がまほろばあたりを取り込んでいるようで。今回、外宇宙へ行っちゃったガイアフリートが「大地球(名前はワダチからか)」の防衛で手一杯ってことで。宇宙は危険ですなぁ。
それより、長官がヤマトでおなじみの藤堂さんでわらっちゃいました。ヤマトクルー(の子孫)も、きっと元気に戦っていることでしょう(笑)。
ということで、今回は地球が割れて見えるところまで。
次回は海底ピラミッドからですね。REDは表紙に多用してまで押してくれているので、是非とも、原作を超えて、キリタさんとハーロックがわかり合えるところまでやって欲しいものです。ただ、この人、どの作品でも死亡フラグが……(笑)。

2015年6月21日 (日)

「紫電改のマキ(野上武志/秋田書店)」4巻

木曜は会議で怒られ疲れて死んだ。金曜も会議で以下略。あと飲み会もあった。寒かった。

「紫電改のマキ(野上武志/秋田書店)」4巻発売です。
さて、4巻ですが。前巻に引き続きのダビンチ校との対戦です。伊太利亜機です。空ものは強いというか、ちょうど今週発売のアクシズの松田先生の連載もマッキでしたな。そして、今回は表紙にもなっているように鍾馗の風神がヒロイン格です。っていうか、鍾馗って局地戦イメージなので、迎撃戦こそ……って、相手がアレじゃあなんか違うよなー。ということですが。風神が幼稚園児の頃から学ランを羽織っていたのが……どんなサイズだよ(笑)。
あと、服装変えたらヤバイくらいかわいくてマズいです。洋服漁っているときも、恥ずかしがるところも可愛いです。みやびんピンチ。特に表紙カバー裏がヤバイです。最初、誰かと思ったよ(笑)。あと、野亀先生、ウサギにへんなことやらせんといてください。
なんか、そっちにみんなもってかれちゃって、全体的に西東京がヤバイのですが。とりあえず、次巻も伊太利亜戦のようなので。しかし、うちのATOKはなんでイタリアと変換してくれないのだろう(笑)。

2015年6月18日 (木)

疲れた

一日工場にいたが、蒸し暑いし、足の裏が疲れてるわ、腕がだるいわ……ということで、1回休み。明日もろくでもない仕事だわ。

2015年6月16日 (火)

「インテリビレッジの座敷童(鎌池和馬/アスキー・メディアワークス)」6、7巻

「インテリビレッジの座敷童(鎌池和馬/アスキー・メディアワークス)」6、7巻を読む。
2か月連続刊行ということで、続きというのは分かっていましたので、2冊一気に読みました。このくらい、二晩ありゃあ。
ということですが、ラストのオチが酷くて割とショックを受け、なんか乗り気がしませんな(笑)。
それはともかく。合わせて800ページ越えですが、普通にジェットコースター的に読んじゃえます。6巻はいつものごとく、短編形式のバラバラの事件が最後にまとまる感じ。2章の「姥捨て団地」はネタがネタだけに笑えないというか、ひどく考えさせられます。そして、オチも含めて、このシリーズの中でも屈指の「わかりやすく楽しめる」話になってます。
でもって、内幕刑事は4章でも大活躍で、この巻では完全に主役ですね。っていうか、いつものことですが、タイトルになっとる座敷童さんは、存在感だけで実際の出番が……。
7巻は過去から続く青行燈関係の総決算になるのですが。ほとんど「第1部完」のごとき様相で、伏線を回収したり、どんでん返しでひっくり返したり、凄いことになってます。鎌池先生の作品は、「見方を変えたらあら不思議、解決したと思った話が……」というどんでん返しを良くやってくれますが。前にストーリーラインがわからなかった話が、全然別の話に変化していくとか、ほとんど反則的な展開で読み終われなくなります。いやはや。
そして、いつものごとく、残り誌面が殆ど無くなったところで、一番のどんでん返しを持ってくるものだから……これ、前後編を合わせて読むとかそういうレベルじゃおいつけねぇ(笑)。
ただ、今回、ほぼ1巻からの流れをまとめているので、出来たら全部読み返したいところですが。……さすがに時間が。会社サボって良ければ、3日もあれば十分なんだが(笑)。

「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵」BDのおまけとか

さて、「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵」ブルーレイならではのお楽しみということですが。
まずは、後日談CDドラマ。彼方くんのその後が語られていますが……実は、内容は殆ど無いです。ある意味、ポカーンというか、シチュエーションドラマが繰り広げられるだけというか。そんなんですけど、聞いている人には、ドラマ中の人達が気がついていない一つのキーワードから、彼方くんが今どういう状況にあるのか、朧気ながら分かります。というか、グリュンヒルデが気がついたらどう思うのか(笑)。
もうちょっと長ければナー、というか、通常版との価格差を考えると、コレ単独でも商品になりうる程度のボリュームが欲しかったです。

オーディオコメンタリーは佐藤監督、小松未可子さん、下田麻美さん、評論家の人です。基本的に、佐藤監督の裏話が楽しいです。ただ、BD付録の冊子やらパンフやらムックやらのインタビューで散々ネタにされていることをわざわざ質問することで、せっかくのコメンタリーなのに画面の(個人的に)注目度が高いネタが流されてしまうところが結構あったのが残念です。コメンタリーには脚本があるものと、ないものがあるようですが、これはどっちだったのでしょう。

あと、漫画版「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵(ちび丸/メディアファクトリー)」全2巻も読みました。
TV版のコミカライズはアニメと同時進行だったようで、デザインも含めて独自部分が多かったですが、こちらは、かなり忠実にコミカライズされていて、読んでいて追体験が行える感じです。ちなみに、こちらにもエピローグが付いていて、ドラマCDとはまた違った形になっていますので、それはそれで。

2015年6月14日 (日)

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(大森藤ノ/SBクリエイティブ)」8巻

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(大森藤ノ/SBクリエイティブ)」8巻を読む。
通販で午前中に届いて、午後から読み始めて昼寝を入れても夕飯までには読み終わった。500ページ超えているけど、やはり、読みやすい文体だ。昔のラノベほど「文章自体がスカスカ」というわけではないけど、圧倒的に読みやすいわ(笑)。
というわけで、今回は短編集です。4巻と同じで、章の終わりは短編集でまとめ、ということでしょうか。ただ、根底としては軍神アレスによるオラトリオ侵攻という、普通ならそれだけで大きなテーになりそうなネタが惜しみなく投入されていますので。でも、ラブコメ集です。

ここから、わりと【ネタバレ】的に行きますので、ご注意を。



最初はタケミカヅチと命の話。タケミカヅチ様の凶悪な天然ジゴロが発揮されています。これに、ミアハとベルくんが入って物語中の3大天然ジゴロというところでしょうか。ダフネとカサンドラの二人の行く末もここで描かれています。

次は、婚活についてぼやいていたフィンが、いよいよ本格的に動き出す話。ほぼ予想通りの話でしたが、ベルくんが意外と頑張ったというか、天然ジゴロを発揮しています(笑)。おおよその予想は付いていましたが。リリの心情とか、覚悟とか、そういうものがどう動くのかがこの話のキモでしたね。割と、険しい道を選んだような。そして、ベルくんのハーレム計画が、また一歩野望に近づい……。
ラストのフィンの行動が素晴らしいです。後が心配ですが。

次がヴェルフ。ヘスティアファミリアの人は、何でこうもやっかいな事情を抱えているのか。そして、てっきり椿がらみの話になるかと思ったのですが……さすが、ヴェルフ、斜め上を行っています。オチも非常に楽しくてよろしいですし、神々の視点でニヤニヤ出来ます(笑)。

次はエイナさん。これは、一言で言って、厄介な症状ですね。こじらせると、困ったことになります。ベルくん……。

次はシルさん。これまで暗喩だった部分を前面に出してきましたが、まだ真実というか、絡繰りに関してはヒミツになっています。もどかしい。とりあえず、アーニャについては秘密の一端が明かされましたな(笑)。

で、最後はヘスティア様。ある意味、これまでのベルくんとヘスティア様の関係をもういちど整理した形になりますが。少なくとも、このシリーズは悪い方向には行かないかと思わせてくれる内容になっています。このあとも、いい話が続くといいなー、という。

ラストは次の章へのプロローグなので、今は何とも。どっちかというと、外伝の方とのリンクが強くなるのかナー、とか。

ちなみに、ブリギッドというのはケルト系の女神さまで、火を象徴する処女神ということでヘスティア様との共通項が多い=仲がいいという話なのでしょう。

しかし、ここでまとめてラブコメ関係をやってしまったせいか、読み終わってお腹一杯というか、今後の人間関係を考えさせられる内容になってますね。
9巻も早い発売になるようですが、さて。

2015年6月13日 (土)

「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵」ファーストインプレッション

仕事が上手くいってねー。頭の中味も尽きるわなー。
あと、昨夜は雨降って冷え込んだので、朝からガタガタだったわ。

「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵」ファーストインプレッション。
ということで。とりあえず1回見ましたが、スクリーンに乱舞するキャンプションとか一瞬の表示で目がついていかない(笑)。情報量が多すぎて、ちゃんと見た、という気になりませんわ。こういうのは久しぶりですが、その前が「劇場版機動戦艦ナデシコ」だったとすると、その間に見た映画は何だったのかと。いや、方向性の違いですが。そして、今回も脚本から佐藤竜雄監督ということで。キーワードになる言葉を中心とした印象的な物語の進め方、緩急やシーン転換の強引さ(<コレ、特に魅力だと思う)、時間以上に時間を感じ、なおかつ、画面から目を離せない巧みさ。ナデシコに比べると、ストーリーやキャラクターの強烈さはなく、どちらかというと楽しい作品ですが。それでも、劇場版としての作劇の巧みさが感じられます。
そして、何より、SFであること。「亜空間」というものは「時間」と共に、SFテーマとして好きなのもありますが。今回の作品全体を貫くSFらしさが非常によろしいです。
私、高千穂遙先生のファンですが、先生曰く「SF作家が関わるからには、作品はSFでなければならない」ということで、先生が脚本を書いた「クラッシャージョウ」が唯一のSFアニメだったらしいですが(テッカマンブレードの特番でも旧作テッカマンが唯一のスペオペ作品だって言っていたな……)。実際には、ダーティペアとか、先生が微妙に関わって、なおかつ劇場に行ってもSF?という作品だったりしましたが。この作品はSFです。一応、某大学のSF研の副会長だった私が言うんだから……多分大丈夫(笑)。
ちなみに、潜水艦的に亜空間に潜る描写は松本零士御大がやって、色々言われましたが、私は大好きです。空間の移動はエネルギー準位によるものだと思っているので、空間に穴が開くような描写よりも、大エネルギーを船体のどこかに集中して、空間を割るように潜っていくような描写の方がそれっぽいし。何よりカッコイイ(笑)。実は「ソルビアンカ」における宇宙船の描写の綺麗さを超えたものはないと思っているけど、誰も同調してくれない(笑)。
特撮ではバキシムの空が割れる描写にかなう恐怖はないけどな。
閑話休題。
見終わって「これは素晴らしいジュブナイルSFだわ」というのが一番の感想ですな。ラノベじゃないよ。古き良きジュブナイル小説。大人が導き、少年が成長する物語。実に素晴らしい。
決して、彼方くんが脱がされそうになったシーンに注目とか、なんで意味もなく海パン一丁になるの、とか思ってはいけません。……サービスシーンなのか?
他にも、ヨット部の活躍が……とか言いたいことは沢山ありますが、まだ、オーディオコメンタリーも聞いてないし、付録のCDも聞いてないし、隣の部屋の山を漁ったら劇場版のムックとかコンテとかパンフとか新聞(なぜか複数出てきた?買った記憶はあるのだが……?)とかコミカライズとか色々出てきたとか……気が向いたらネタバレ全開でも書きますわ。

2015年6月12日 (金)

「ギリシア神話(呉茂一/新潮社)」下巻、「ギリシア神話(串田孫一/筑摩書房)」、「ギリシア・ローマ神話辞典(高津春繁/岩波書店)」

「ギリシア神話(呉茂一/新潮社)」下巻を読む。
下巻は、都市に関する伝説や、王様、ペルセウス、ヘラクレス、テセウスといった英雄譚、そしてイーリアス、オデュッセイアなどのトロイア戦争にまつわる話などです。
上巻に比べると解説の数は減りますが、やはりこの本は歴史、民俗学的な解説が大きいので、「物語」として読むには、あんまりオススメでないような気がします。
ギリシア神話に関する体系的な解説書籍としては、良くまとまっているし、専門家の書としてオススメなのかと思いますが。この本にも、独自解釈のような物が多く、書評などで絶賛されている部分に対して違和感を感じます。後で述べますが、他の書籍での著者による感想をけなし、専門家の感想は誉める、というのはいささか身びいきなのではないかと(解説ならともかく、感想は感想でしかありません)。
上巻で、いきなり気になった点としては、冥王についてメインの名前をプルートーとしてハデスを別名に持ってきていた辺りですか。専門家的には良くわかりませんが、一般的にはギリシア系がハデスでローマ系がプルートーだと思っていたので、アレ?と思いましたが。読み進めていくと、ハデスやアーデスなど呼び方が随時変わっていくのですよね。原典に即しているのかもしれませんが、理系脳としては、一つの本の中で、同一の存在は「原典に忠実に訳している部分でない限り」同じ呼び方で記述されるべきだと思うのですが。
そして、体系的に集められていると言いますが、この本の大元が古いせいなのか、アルゴ号の話や、ヘラクレスの話はかなり簡略化されていて、一般的な本に掲載されているエピソードが省かれていたりします。その辺が、当時と現代での日本におけるギリシア神話の核の部分の認識差なのか、単に著者の考えなのかは分かりませんが。
最後に掲載されているイーリアス、オデュッセイアについては、解説を挟むことなく、物語風に描かれています。これは、原典の性質によるものでしょうが、他も、こういう風になっていれば……と思ったりします。そういう意味では、ギリシア神話の原典自体の問題もありますし、後に戯曲化されたりしたものが通説になっていたりして、現代の通説における設定が過剰に増えてしまっているのかもしれません。
ちなみに、書評で良否が二分されている「ギリシア神話(串田孫一/筑摩書房)」なんかは、完全に「物語」として再構成されているので、非常に読みやすいのですが。こうして、専門書を読んだ後で読んでみると、通説を物語的に上手くまとめてあって、一般的な意味でギリシア神話を読むならこっちの方が良いなぁと思います。著者も哲学者ですから、民俗学の専門家ではなくても、ギリシア古典の専門家ではありますし。
ただ、トロイア戦争のような、神々が関わっている話であり、史実のネタが混じっている話であったりするものは、こういった本では採り上げられないので、前者の扱いは良かったですし。何より、原典の民俗学的、歴史的解説を読んだ後で、改めて通説を読むと、気がつくことも多いですし、勉強にもなりますので。そういった意味ではオススメです。
ただ、エピソードがバラバラに並んだ状態でも再構成出来るだけの能力のある人は「ギリシア・ローマ神話辞典(高津春繁/岩波書店)」の方が良いのかもしれません。専門家が書いていて、原典準拠で、現代の通説に近いものがあり(今回、迷ったときには、ファンタジー系の本と、これを比較しながら「通説」というものについて考えた)、面白いです。まー、以前、作家の飯田雪子さんに「これ持ってれば、ギリシア神話関係の物語は読まなくてもほとんどのエピソードが分かるわ」と紹介された本なんですけどね。実際、人物紹介というより、その人のエピソードがまるごと載っていたりするし(笑)。

2015年6月11日 (木)

予告

とりあえず、今週中に、こないだ書いた「ギリシャ神話」の下巻と貧乏で買えなかったBDをようやく買えたので「劇場版モーレツ宇宙海賊 亜空の深淵」について書く。
と、予告だけしておこう。
隣の部屋が魔窟状態で、整理しようと入ったモノの、浦島効果が発生することが確認されただけであった。ヤバイ。積み上がった本を本格的に読んだら、3年くらいは遊べそう。資料密度が上がりすぎて、明らかにおかしい。病院に行った方がいいかもしれないが、これ以上医療費を増やしたくないし(笑)。

2015年6月 9日 (火)

「figma 1/12 IV号戦車D型」が予約開始

いよいよ「figma 1/12 IV号戦車D型」が予約開始された。
1/12という国産としてはかなりのビックスケールであるが、値段はかなり安い。装備品を別売りにしたり、小スケールでは再現されないような細かいディティールは割り切ってなくしたりしているけど、そういうところが気になる人は勝手にディティールアップするだろうから、素体としてはかなりの上物である。figmaだから、製作がマックスファクトリーであるが、あそこの社長のMAX渡辺氏はミリタリーマニアなので、わかっている作りである。
何より、モーターライズ走行モデルであるが、意味もなく「ツインモーター」仕様なのである。つまり、予算的に走るだけだけど、リモコンやラジコンに簡単に加工出来ることを前提に作られているわけである(ギアボックスから調達するのは大変だけど、コントロール系を足すだけなら簡単。特に、リモコンなら、コードをモーターに接続するだけだし)。
ということで、かなり「買い」の玩具だが、大抵の話題の中心は「置き場所」である。1/35を超えると1/25も1/16もでかいのだが。1/12というのはなかなかすごい。大洗で実物(モック?)を見たけど、展示会では、目線の高さにあったせいか、さほど大きく見えなかった。が、乗っていたfigmaとの対比とか、戦車の厚さから考えると洒落になっていないような……。
あとは、どこかでディティールアップパーツを出してくれるかだけど、履帯(ここが一番ネック。おそらく、サスと履帯だけでも出してくれればいいのに)だけでも本体より高い値段になりそうで、車体が如何に安いか思い知らされる。ポリの一発抜きでイイから、組み立て式のやつが欲しいよなー。
というわけで、とりあえず1個注文したが、改造するのは決定なので、もう1個確保するか悩む。発売後に余るのか品薄になるのか、バリエーションでH型相当が出るならそっちも欲しい(ガルパン劇中では下回りはいっしょなので、上だけ出せばいい)。
お値段以上に遊べることは確かなのでけちけちしたくないところであるが、さてさて。
マチルダとかチャーチルとかチハたんなら速攻2個買いなのだが(笑)。

2015年6月 8日 (月)

ゴミ箱という難題

会社に行ったが、やろうと思っていたことが何一つ出来ずに他の仕事をしているという、いつものパターン(笑)。

最近うちで問題になっていることの一つに、上から落ちてきたものがゴミ箱にストライクし、捨てられてしまうというものである。しかも、一般的には落ちてから半日あれば気がついて発見されるのが普通だが、そういう時に限って、速攻で回収されて、捨てられてしまうのである。

最近、ゴミ箱が邪魔なので(いよいよ置く場所に困って)部屋の入り口に置いてあったのだが、取り回しがいいために、中味を速攻で回収される(ゴミ捨てに行く母が、通りがかりに、うちのゴミ箱をひっくり返していく)ときがある。そして、部屋の入り口というのは、移動するときとかに、ものをその辺に置いてしまうのだ。
既に財布に痛い被害が出ているが、ゴミ箱が机の下にあったときには、自分が出さない限り回収されることはなかったが、笑えるレベルで中にものを落としたので、さて、今度はどこに置こうか。

2015年6月 7日 (日)

「クギ子ちゃんがいる!(PEACH-PIT/講談社)」2巻

色々と問題大ありなのですが、どうしようもないので寝る。
亀の餌を買いにペットショップへ行ったら、薬屋さんになってました。なんてこったい。

「クギ子ちゃんがいる!(PEACH-PIT/講談社)」2巻が発売中です。
最初の「クギ子ちゃん」のシリーズは都市伝説を作って読者連動させる企画と、コメディ色の強い漫画とのコラボをやっていくような作品でしたが。第2シリーズは絵柄も普通になって、普通に妖怪もののストーリー漫画になりました。で、2巻完結です。
まー、クギ子ちゃんがヒロインで、かわいい系の主人公(男)が、クギ子ちゃんを落とすまでのストーリーです(笑)。
ヒロインのクギ子ちゃんが前シリーズほど世間知らずということはありませんが。その分、イケメン好きが前面に出て、ミステリアスヒロインなのか、天然の変な人なのか。まー、少女漫画なので、その辺はいいのでしょう。クギ子ちゃんの上から目線の男性キャラクター評が少女漫画っぽくてよろしいかも。
ストーリーの方は正統派の妖怪ものっぽく、おばけと人間がコンビを組んで解決に当たるというのは王道かと。惜しむらくは、2巻で早くもラスボス級のアメ子ちゃんが出てきたおかげでバディものっぽい展開に行きそうなところで終わってしまったことですか。男女ペアというのは意外となかったので(男同士ならゾンビ・ローンだけど。強いて言えばローゼンくらい?)、次の作品に生かされれば面白いかなーと。

2015年6月 5日 (金)

なし

ダメだ!ホンキで!

2015年6月 4日 (木)

ヒドイ寝オチ

俺、明日の仕事が終わったら、亀の餌を買いに行くんだ(<レベルの低い死亡フラグ)。

ミミズが捕れないときには人工飼料になりますが、昨年のキャットの残りは乾燥してしまって風味が落ちたのか食いつきが悪いです。でも、水に浸けてふやかしたものを置いておくと、次の日にはなくなっていますが(笑)。
新しいものを買っておくニコしたことはありませんな。

今朝目を醒ますと、眼鏡をかけたまま、タブレットを片手に、布団の上にひっくり返っていました。いつ寝オチしたのかさっぱり分かりませんが、これで体調がいいわけありませんな。

2015年6月 3日 (水)

「赤ずきんチャチャN(彩花みん/集英社)」2巻

相変わらず調子が良くないですが、今週は外せない仕事が山のようにあって、死にかけてます。

「赤ずきんチャチャN(彩花みん/集英社)」2巻が発売中です。
東京に出てきたセラヴィー一家を追って例の世界の住人が色々押しかけてくるという作品ですが。
2巻になって完全にパターンが定着して、旧作のキャラクターがやってくるか、実は東京にいる、という2種類で、ほぼ話が作られています。それは潔いほどに。
そのため、旧作を知らないと、その回の中心ネタがわからない、ということになりかねない危険な作品なのですが。相変わらずのテンションで押し切るので、そんな事はどーでもイイ枠なのでしょうか(笑)。
ということで、スイマーとか、1巻限りの脇キャラまで登場するので、旧作ファンなら読んでない人の2倍楽しめるのかもしれませんが。
今回、個人的にはしいねちゃんちの「馬」の話が良かったですね。
今のところ新キャラを投入せずに進められていますが、今後はどうなりますか。個人的には、チャチャのお嬢様学校の話の割合をもう少し増やしてくれると面白いかと。

2015年6月 1日 (月)

「ギリシア神話(呉茂一/新潮社)」上巻

ここんとこ、毎日のように「調子悪い~」などと書いてますが。本気で調子悪くて、会社でヤバイ状態ですが。今週は予定ぎっしりで休めません。死ぬ。

「ギリシア神話(呉茂一/新潮社)」上巻を読む。新潮文庫の奴です。
ギリシア神話に関しては何冊か読んでますが、基本的に物語形式になっている奴を読んでました。ということで、少し本格的な奴を読んでみるか、ということで。書評に目を通して見繕ってみたわけですが。
ここで、そもそもギリシア神話とは何かということになります。一応、古代の詩人によってまとめられた原書に書かれている神様関係のところを寄せ集めたものを基に神々についてまとめたもの、ということになるのでしょうが。このため、個々の原点の訳本とか。登場人物に関する辞典とかムック本形式のものとか、一つの説を採って物語形式で描いたりとか。色々な表現方法が考えられるわけです。
日本人が、物語形式を思い描くのは、日本の神話が「古事記」「日本書紀」という2つの原典によって、体系化されており、そのままでも物語に近い形になっているからでしょう。
対して、ギリシア神話は、基本的に散文であり、神々への讃歌から色々読み取っていたりするので。評価の高い、この本は、原典からの抜粋に、神々の由来とか、土地的な因習とか、当時の文化・宗教的観念とかの解説をどっちゃり付けた形になります。つまり、日本人が思い描く「神話」というより、宗教としての「神々」についての解説書、的なモノに近い気がします。逆に言うと、日本人のほとんどが仏教徒でも家に神棚があって、伊勢神宮や出雲大社にお参りに行っちゃう程度に日本の神様の存在というのが宗教というより生活の中の普遍的なものになってしまっているような世界にも類をみないテキトー宗教民族なので、宗教と切り離して神様の「物語」を楽しんじゃえるために違和感があるのかと。
つまるところ、ギリシア神話を解説するのに、専門家からすると宗教(神様に贄を捧げたり、祭を行ったりすること)と切り離すことは不可能という考えなのでしょう。故に、設定のつまみ食いなら辞典形式の本になるでしょうし、ストーリー的なモノを楽しもうと思うなら児童向けの物語の方が良いと思います。そもそも、長編小説の原書というわけではないので、子供向けのものの内容が変に薄いというわけではありませんし。
そして、ストーリー的にちゃんと読みたいと思うヘラクレスなどの英雄伝やアルゴ号の話、トロイア戦争などは下巻です(笑)。
ということで、上巻は、大学の一般教養の授業を受けている感覚ですね。一つの記述に関して、解説を延々と読んでいくような感じで、特に最初の方は神話でおなじみの「名前が延々と出てくる」ので、マズ大変です。あと、ギリシア神話は結構広い範囲(アジアや多島海など文化も違えば閉鎖性もある国々)の話を集めたものにローマ神話に取り入れられたものなども含めて異説がかなり多く、神様の名前についてもどれとどれが同じとする「説」なのかとかあるし。系統図も、説によってバラバラ。
よって、こういう専門性の高い本には、今、主流になって薄っぺらい(内容?厚さ?)本なんかに書かれているものが信用出来なくなるレベルで色々解説されていますので、そういった異説などにも興味のある人、ラノベレベルの知識では恥ずかしいと思った人は、こういった本を読んでみるのも一興でしょう。
ただ、理系の人間からすると、最初の方の神様の解説については、表にまとめればもっとわかりやすいのに、と思ってしまいます。
では、そのように単元毎にまとめた解説書などはわかりやすいかというと異説に関する記述がいい加減だったりして2次、3次と何を参考にしたのか分からないような記述だったりするとガッカリするので。結局は、第一人者と言われる人の文章も、一度くらい読んでおくと、教養になるよなー、ということで。
さて、この勉強が、多少なりとも、このポンコツ脳に刻まれてくれたかどうか。
そして、いつになったら、下巻が読み終わるのか(笑)。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」アニメ版6話まで

相変わらず夏風邪っぽく、微妙な頭痛と異常な倦怠感に悩まされています。ゴロゴロ。

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」アニメ版6話まで見ました。モンスターフィリアのバトルの長さと比べると、やたらテンポ良く進んでますな。1クールアニメ、続編はあんまり考えてないという構成ですな。
とりあえず、4-6話での見所は。ついに登場する爺ちゃん(声だけ)。あと、リリの花屋さんバイト時代がやたら可愛くてヤバイです。ソーマファミリアの冒険者、本当に最低だな。あと、柴耳でもやはり、耳を触られるリリは可愛いです。ヤバイ。犬飼いたくなっちゃう(笑)。
でも、今夜の分は、アニキ祭なんだな(笑)。

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