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2015年8月21日 (金)

思うところは色々ある

寝オチする、というより、そもそも起きていられない(笑)。

ということで、既に週末は辛いです。

最近、松本零士御大について書くに当たって、単行本を読んだりするだけでなく色々調べたりしていますが。最近の御大についてでぃすっている発言の多くに?を付けてしまいますね。こいつら、実際には御大の漫画読んだことないだろう、と。ヤマトとか999のアニメを見ただけで松本零士の全盛期を理解したつもりでいる。当時の時代性とか、ニュースソースの読解とか、そういったことなく、ネットのどこかで読んだ文章を適当にコピーして批判している。情報も半分くらいは出鱈目だったり、2ch発祥の捏造コピペが真実として出回っていたり。なんか、げんなりですよ。
ファンの人の書いたものは、批判であっても読んでいて暖かい(<生ぬるい?)ものを感じますので、すぐに分かります。つーか、批判に対する情報量が違うんだな。
だいたい。

最近の作品は完結していない→昔から完結している作品の方が珍しいです→昔は単行本自体が発売されることが希だったため、雑誌書き逃げは当たり前でした。秋田書店のサンデーコミックスが色々な出版社のものを引っ張ってきているのは、そもそも単行本文化がなかった時代だからと言うのもある。

最近の作品は矛盾だらけだ→昔からです。999のような大長編はおろか、ハーロックもエメラルダスも1000年女王も、意味不明の設定矛盾やストーリーの祖語、忘れられた伏線(というより、ストーリーが次の回で、既に変わっていたりする)なんてものは当たり前です。そんな細かい設定より、ロマンが大事なのです。

原画がコピーなのに幻滅した→今に始まったことではなく、ハーロックの頃からです。良く見ると、メカはみんな同じです。最新鋭の機械を使って作画の省力化を図っていたのです。ストーリーとコピーは関係ないですし、ヤマトの作画がアシスタントによるバラツキがあったのに比べれば(<というか、そもそも漫画のヤマトでは徹底的に戦闘シーンが省かれている。功罪である)。その後の作品については、メカアシスタントとして活躍されている板橋氏が描いているようですし。一時期のデジタル化の時の拡大画質の試行錯誤に比べれば……。
そもそも松本御大のメカ描写の真骨頂は独特のパースにあり、優秀な日本の漫画化の人達でも真似出来る人は弟子筋の一部の人達くらいです(飛行機漫画を読んでいると良くわかります)。全盛時のように連載をいくつも抱えていると、マトモに描いていると連載出来なかったのです。おそらく。きっと。

最近の作画は荒れている→時期による絵の違いは他の作家さんにもありますし、御大もお歳ですから。ただ、基本的な絵柄や、頭身の不安定さなどは昔から変わっていないような気がしますが……。

単行本を読んだら「ハーハー」ばっかだった。この人は「ハーハー」しか考えていなかったのではないか→大人向けのコミック誌(半分エロ本だ)に連載された作品なんだから、アダルト描写がないと載せてもらえないんだよ(笑)。私も、はじめてガンフロンティアを読んだときには、そのあまりの下品さに驚きましたが。子供向けアニメのイメージが強いからどうしてもこういう感想になるのだな。手塚先生がエログロ漫画で人殺しまくりなのに上品で文学者的に見られるのと比べると、ドコが違うのだろうかと思ってしまいますが(笑)。

宇宙空間と巻物ポエムぱっか→お前、御大の漫画読んだことないだろ。松本御大の漫画読む意味ないジャン(笑)。弟子の新谷かおる氏にも引き継がれたロマンあふれる手法です。さすがに、これはないよな。

あと、ヤマトやマッキーの司法裁判についてですが。
ヤマトに関しては「会社で作ったアニメは会社に帰属する」という判例がマクロスなんかでも出ているので、法律的には無理なのです。監督やデザイナーとしての協同権利を主張すれば(実際、デザインの大元を御大が行っていることは確実なので)負けなかったと思われるだけに、もったいない話です。
マッキーの方は、パクリ疑惑についてはそもそも語られていません。センテンスが短すぎて、著作権が適用されない、という法律上の事実が示されているだけで、誰がどうしたとかいうことについてはなんら裁判では明かされていません。その辺、マスコミも適当なニュースを流しすぎです。あの曲聞いてどう思うのか、私ら松本御大の全盛時を知る人間と、そうでない人間で相当の差があるようなので、人それぞれ思うところで、としか。

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