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2015年9月 4日 (金)

「未踏召喚://ブラッドサイン(鎌池和馬/KADOKAWA)」3巻

なんか、イマイチしっくり来ないナー。甘いものが食べたい。

「未踏召喚://ブラッドサイン(鎌池和馬/KADOKAWA)」3巻を読む。
サイキックフォース的空間で、立体ビリヤードをしながら人間ポケモンバトルのこの作品。
鎌池氏の作品は、基本的に「物語が解決した」と見せかけて、オチで何段階か落とす、ということが良くありますが。この作品も、表面的な物語の解決とは別の意味で、「白き女王」の恐怖が描かれています。ヤンデレとかいう以前に、やはり「人でない何か」という側面を押し出してきましたな。あとがきでも書かれていましたが、読者を突き放さないと気が済まないらしい。まー、敵の強さがインフレしている禁書目録と比べると、最初から最強が誰か明言しているので、ある意味ブレていないのかも。そして、更に付け加えられているオチは、そういったことと真逆のラブ&ピースが鍵になるということなのか?
作品内では、基本的に強さがインフレしてしまってますが、それなりにマトモと思われたガバメントという組織の内部腐敗というか、暴走的な側面が描かれて、作者が言うほど「分かってきた」わけではないような気も。特に今回、物語内の描写では、一般人を拉致監禁暴行しているように思われるけど、その辺に対するフォローも何も無くて、片付いたような描写になってはいるけど、そっちの表の事件の方の全貌がさっぱり掴めていないんだよな、実際には。その辺は次巻以降でフォローされるのかも知れないけれど。バトルアクションとオチに重点を置きすぎて、新シリーズとしてのフォローが少し雑になっているのではないか……というのは、おそらく、作者の頭の中では完全に繋がっていることが、読者に、開示し切れてない状態だからという気がするけど……どうなのだろうか。
とりあえず、ゲストヒロインを際立たせるのはよろしいとして、常設のヒロインが、どんどんおかしくなっていくのは規定なのか……(笑)。

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