ホームページ

  • 虚弱庵
無料ブログはココログ

twitter

  • twitter

« 「岡本太郎と太陽の塔(平野暁臣/小学館)」 | トップページ | 「蜃気楼フェリー アイランダー0(松本零士/講談社)」 »

2015年9月 6日 (日)

「G・A・P~転居先不明郵便課~(夏元雅人/少年画報社)」1巻

「G・A・P~転居先不明郵便課~(夏元雅人/少年画報社)」1巻が発売中です。

夏元雅人氏というと、うちではスゲー久しぶりになりますな。ガンダム系の漫画を中心に、流行とは少し外れた濃い絵柄(主線に特徴があるのか、骨格が出過ぎているのか)で活躍していますが、どっちかというと、ゲーム関係の漫画を描いていた頃のイメージがあるので、メカが出てこないこの作品では1週廻ってきた感じがあります。
それはともかく。
高校の「都市伝説探求部」部長の那央人は、転任してきた先生から謎の文を渡される。そこに示された場所に行くと、謎の老人から郵便配達を頼まれる。彼が子供の頃にあった神隠しに関する記憶を取り戻すため、依頼を受けるが……。
という感じで始まりますが。祟り神に取り憑かれたり、お役所の使いっ走りにされたり、どんどんと沼に引きずり込まれるごとく、といった感じです。
基本的に、現代舞台の伝奇もの、といった感じですが、お役所の人達が精霊に憑かれていたり、都市の守護のために仕事をしていたり、祟り神が幼女だったり(笑)、エンタメ的な要素も沢山入っています。
あと、主人公が学生で、その所属する都市伝説探求部が物語に関わってくる……というのを読んでいて、ウルトラマン80を思い出したのはおかしいか。
那央人が紙の資料にこだわらず、基本、スマホとネット情報に頼っているあたりが、伝奇ものとしては「新しい主人公」って感じがしますね。我々の世代だと、普段、ちょっとした調べ物はネットに頼るとしても、本格的にやるときには、まず、紙ベースのものをあたっていきますから。まー、その辺は、原作をやっている金子良馬氏(サクラ大戦の人だそうな)のコラムや、参考文献のリストを読んでいても、現実がそこまで便利になっていないことが良くわかりますが(笑)。
ということで、まだ、1巻ではキャラクター紹介も済んでいないくらいですが。本格的な現代伝奇もので、殺人事件とかが起こる話じゃなくて、というジャンルが好きな人にはお薦めの作品かと思います。
私も路上観察学とか好きですが、純粋階段とか、アレ自体は近代のデザイン的な学問なので、どっちかというと、昔所属していた郷土研究部とかの方が感覚的に近いかナー。

郵便配達と、パートナーが人外幼女というとテガミバチに似ているような気がしますが、こちらの手紙はなんだか良くわからない精霊絡みの案件なので、なんともいえませんがね(笑)。

« 「岡本太郎と太陽の塔(平野暁臣/小学館)」 | トップページ | 「蜃気楼フェリー アイランダー0(松本零士/講談社)」 »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/586276/62225841

この記事へのトラックバック一覧です: 「G・A・P~転居先不明郵便課~(夏元雅人/少年画報社)」1巻:

« 「岡本太郎と太陽の塔(平野暁臣/小学館)」 | トップページ | 「蜃気楼フェリー アイランダー0(松本零士/講談社)」 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31