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2015年10月25日 (日)

「ヘヴィーオブジェクト 外なる神(鎌池和馬/アスキー・メディアワークス)」

なんか、眠くてだるい(<いつものこと)。

「ヘヴィーオブジェクト 外なる神(鎌池和馬/アスキー・メディアワークス)」を読む。
アスキー・メディアワークスは、KADOKAWA統合後でも数少ない、旧社名を奥付に残す部門ですな。他は編集部単位で解体されているというのに。やはり、分裂騒動時の遺恨なのか、意地なのか。
それはともかく。アニメも放送中のヘヴィーオブジェクトです。相変わらず、とんでもない兵器相手に、学生が頑張っています。というか、今回はクゥエンサーが主役であることがはっきりしてますな。そして、ハーレム状態のクゥエンサーに対するヒロインが誰かも、はっきりとしているというか。これまでの流れからすると、かなり珍しいというか。
この作品、男二人がかけずり回っている間、ヒロインは別の場所、というのが前提なので、どうしても、次々現れる新手のゲストの前にヒロインピンチとなるわけですが。今回は、ガチでやらかしてきました。てっきり、幼なじみあたりがもうちょっと頑張るかと思ったのですが。
更に、相棒のヘイヴィアと別れて、他のおっちゃんと走り回っているので、彼が狂言回しということもはっきりしてしまうというか。まー、以前のパーティーの話でもはっきりと差別化されていましたが、やはり、相思相愛の相手が居る人間は、いくら馬鹿をやっていても主役にはなれないのか(笑)。
ということで、今回は政治色の強い作品になっていますが、実際にはここまで白黒付きやすいというか、世の中は一方向に染まりやすいわけではないと思うのですが。なんかみんなが世界の人間の意向の流れを一方向に決めつけすぎているあたりが、単純な技術やなんかに関するSF的な思考に比べて極端なために、現実味がないというか。なんで、一定の結果に対して、全ての人間が同じ答えを出したがるのか。実際にやってみたら、そんな事は全くなかった、というようなのが現実の世の中のような気がするのだけれど。そのあたりを作者が登場人物達を使って意図的に誘導しすぎているのが鼻について、珍しく「なんか違うよーな気がする」と思いましたが。そういったことも含めて、そういう世界観なのかもしれません。
「安全な戦争」という基幹設定に無理を感じるかどうか、その辺が今巻の鍵なのかと思いますが……。

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