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2016年3月

2016年3月29日 (火)

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。(藤原ここあ/スクウェア・エニックス)」3巻

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。(藤原ここあ/スクウェア・エニックス)」3巻発売中です。
ご存じのように、作者夭折により未完のまま。初投稿作品を収録してなんとか3巻の発売です。しかし、同時収録の短編、14歳の時の作品っていうのがオソロシイ……。
最近は、このような事態でも、残った作品を単行本化してくれたりして、割と優しい出版社が多くなってきたことは評価されるべきかと思います。
ということで、3巻ですが。ここに来て急展開。またもや悪の秘密結社に捕られてしまう魔法少女。今度は監禁……って時事ネタではありませんが。まー、想像通りの、監禁という名の甘々な新婚生活が(笑)。しかし、そうはいっても秘密結社内での話なので、ここから魔法少女の存在をどう持っていくのか……。
あとは、ご想像にお任せします、という奴ですが。御使い側の動きも含めて、もう少し続いていれば……と思わない事もないですが。まー、こういう話なので、オチはハッピーエンドだろうと、みんな勝手に思っていると思います。
秘密結社の幹部関係のキャラが立ってきたところだったのが実に惜しいです。

とりあえず、画集も出るようなので、スクウェア・エニックスさんには、でかい花火を打ち上げて貰いたいところです。

2016年3月28日 (月)

「親殺しのパラドックス」についての補足

昨日「親殺しのパラドックス」について書きましたが、読み返してみたら、明らかに用語としては説明不足で誤解を招くって奴ですな。
このSF用語は「子供が過去で親を殺すと、子供が生まれなかったことになって消えてしまう。すると、親は存在しない子供に殺されたことになり、矛盾が生じる」というものですな。未来世界が修整されるとすると、常に問題とされる矛盾(パラドックス)であります。
現在は、どちらかというと多次元世界、パラレルワールドという概念が一般化されたために、昨日説明したように、世界が分岐する、という考え方が出てきました。今風に言うと「世界線が変わる」という奴ですな。松本零士作品なら、実は一周回って次の宇宙かもしれません。
というか、一度過去に戻っても、その人の時間の流れとしては折り返してまた進んでいくようなものになっている=過去に戻っても、戻った瞬間に歴史が変わったことにより分岐するので、自分が戻った瞬間に自分にとっての過去とは違う世界になってしまう=自分の生きた世界線の過去に行くことは不可能ということなのかもしれません。
これによって、「親殺しのパラドックス」は回避できますが(自分は別の世界から来ており、その世界では親が存在しているので)。当然、自分が元板世界に戻っても、何も変わっていません。困ったね。
まー、実際にやったという人が居ないので、本当のところどうなるのかは分かりませんが。
では。そのまま、その世界に居着いてしまえばよいのですが。今度は、場合によっては別のSF的命題「同じ人間は同じ時間に存在することは出来ない」が発動する可能性があります。親殺しの場合は自分が生まれないのでよいのですが。別の意味で過去を改変した場合、将来的にその世界の自分が生まれてくると、同じ人間が二人いることになって、片方が消滅したり、生まれてこなくなったりするという奴です。これも、そんなことをした人が居ないわけで、定義が在るわけではないですから、本当にそんな事が起こるかは分かりませんが。昔から、SFでは良く使われる手です。最も、実際に顔を合わせなければいい、という作品もありますし。
個人的には、別に同じ人間が二人いたって物理的には何ら問題ないかと思いますが。同じ人間を遺伝子レベルで定義したら、一卵性双生児が大変なことになる可能性もありますし。生態的でない何かを基準にすると、それはSFではなく、神話かファンタジーです。何で、そんな発想になったんでしょうかねぇ。ドッペルゲンガーを見ると死んじゃうって奴ですかねぇ。

「妖孤×僕SS(藤原ここあ/スクウェア・エニックス)」全11巻を読んで「親殺しのパラドックス」について考える

今週はスクウェア・エニックスの新刊を大量購入して辛いですが。
というわけで。新刊ではありませんが。
「妖孤×僕SS(藤原ここあ/スクウェア・エニックス)」全11巻を読む。
いわゆる「いぬぼく」と呼ばれる作品で、アニメ化もされましたが。
人間と交わった妖怪の中で、先祖返りして妖怪としての特質を持つ者が生まれることがある。その者は容姿や時によっては記憶をも引き継ぎ、また、その家は繁栄するという。ということで、先祖返りを守るための強固なマンションと、そのためのセキュリティサービス(SS)が住む館を舞台にした……いわゆる下宿ものに近いですが。根底はかなりシリアスなSFになっています。
ついつい悪態をついてしまう高校生の白鬼院凜々蝶と、そのSSになった下僕のような御狐神とのラブコメが中心ですが。話は3章に別れていて、現代、23年後、そして現代となっています。設定の「生まれ変わり」のようなところがミソになっていて、第1章から続く謎は第3章で解決するような話になっています。いわゆる繰り返しものと言えるかどうかは微妙ですが。コメディ描写が結構ある割に、ストーリーはドシリアスなので注意が必要です。
まー、私的には髏々宮カルタさんがかわいいので、オールオッケー。現代編の女子高生も良いですが、23年後のお姉さんもまた良いです(笑)。正体が「がしゃどくろ」というのも個人的にポイントですが。鬼太郎ではかなりの凶悪妖怪なのに、妖怪ウォッチでは最初の方の敵のために、子供に弱いと馬鹿にされて泣きそうです(笑)。
繰り返しものっぽい流れに忌避感がなければ、面白い作品かと思います。第2章がちょっと暗い感じになっていますが。その第2章でカルタたんが蜻様を救うシーンが一番の盛り上がるところと思っていますから、オールオッケー(笑)。

さて、【ネタバレ】的に、少しばかり気になった点について解説すると。
第2章で「親殺しのパラドックス」をイメージしている点ですね。有名なのはターミネイターで、未来を変えるために過去に子供の親を殺しに来る、という奴ですね。逆パターンがドラゴンボールですし、ゲッターロボの百鬼帝国編がそういう後付設定になっています。
さて、ここで親を殺したら子供が消えるのか、ということですが。個人的にはNOだと思っています。過去を変更した場合、変更した世界の未来は確かに変わると思いますが。おそらく、誰かが過去を変えようと何かを変えたとたんに、その世界はパラレルワールドとして分岐し、前の世界とは別の世界になってしまうと思われるからです。「親殺しのパラドックス」というのは、世界が1つしかないという前提の元に作られた説ですが。現在は、世界は分岐し続け、無限のパラレルワールドが存在するという解釈が一般的であり。過去を変えれば、その世界の未来は変わるけれど。それを変えようとした未来は「変わらなかった過去を持つ別世界」として存在し続け、結局変わらないという。
最近の流行で言えば、世界線の異なる世界になる、という奴です。未来から過去にやってきたトランクスは、未来が変わったことにより帰る世界を失ったという人がいますが。おそらく、トランクスの来た未来世界(世界線)にきちんと戻ることが出来れば……どっちにしろ、希望のない世界になっちゃいますが……。
つまり、この作品の場合、第2章の23年後の世界は23年後の世界として継続し。第3章の現代編の未来は、第2章とは異なる未来を持つ世界になると。23年後の世界では、自分たちが消えることを心配する流れがありますが、おそらく、その世界は変わることなく続くと私は思っています。だからこそ、起きてしまったことに挫けずに彼等は生きて貰わなければいけないし、カルタが蜻様を救ったことにも意味が出てくるかと……。おそらく、作者の人も、そういった考えで流れを作っていたと思いますが、もう、確認することは……。

2016年3月26日 (土)

「独レベル/マッチボックス 1/76 ファイアフライ サンダース大学付属高校Ver.」

つーわけで、久しぶりに写真入り。twitterには昨日上げたけど。

Firefly_f1

「独レベル/マッチボックス 1/76 ファイアフライ→サンダース大学付属高校Ver.」です。
イギリス本国マッチボックス設計らしく、砲身が少し細い感じがする以外は図面ともよく合っています。いつもの簡易ベース(有名なノルマンディーの写真の奴ですな)付きキットですが、現在入手出来るレベルのは1色成型です。ドラゴンの1/72よりも入手しやすく、最初から前部フェンダーやサンドスカートが付いているので、そのままでもサンダースっぽいものが出来ます。おそらく、以前ホビーショーで予告された1/72プラッツはドラゴンのものを売るつもりだったのでしょうが、そのあたりが付いていなくて見た目が結構異なるために、延期されたままになったのかもしれません。

サンダースのファイアフライはノルマンディー上陸作戦もしくはその直後の装備を再現しており、サンドスカートやハウスボートアタッチメントのようなヨーロッパ戦線ではほぼ使われなかった装備が付いています。戦車道でもトラック偽装とかやらないでしょうから必要ないと思われ?ですが。TV版はトラベリングロックの位置からして試作型or超初期型なので、サンダースでそういった資料を見てパーツを組んでしまったと考えるのでしょうか。

Firefly_f3

基本、フックは真鍮線に。マズルブレーキは整形して開口。劇場版で追加された前面の溶接線は最初筋彫りにしましたがイマイチだったのでプラ板の細切りを接着剤で溶かして、波形を刻みました。一番の問題はライトとライトガードがないこと。ノルマンディーの写真では、このあたりには荷物満載で、そう作って欲しかったのかもしれません。とりあえず適当な透明ランナーの押しピン跡を適当に加工して付ける。ライトガードは紙+瞬間接着剤。
ハウスボートアタッチメント、前面のでかいのはプラ板を適当に切って現物合わせ。問題は側面で、小さすぎて私の技量では辛かったです。プラ板の積層削り出し+銅板の細切り+パテでなんとか。
砲塔側面のポートは抜きの関係で変なテーパーが付いているので削ります。

Firefly_r2

トラベリングロックはエンジンハッチの上に生えていたような気がするので最初に削り落としてしまいました(1年以上前なので違うかもしれない)。ちなみに、TV版だと中央ですが、その位置だと行軍中にドライバーズハッチが開かなくなります。
あと、後部パネルに発煙装置が付いていますが、なぜかモールドだけ在ります。「ここに付けてくれ」って感じなので、プラ棒を削ったものに銅板で可動カバー?を付けてそれっぽく。前後の牽引ブラケットはプラ板。フックが付いてなくて助かりました。その他、見ての通りでプラ板とか銅板細工で適当に。
3ピースデフカバーのボルトが設定では沈頭に見えるのですが、どっちにしろ再現するサイズでないので無視。サンドスカートのリベットも無視。作りたい気もするけど、サイズ的に無理っぽい。

ちなみに、資料は「アハトゥンク ガールズ&パンツァー」「アーマーモデリング2016年2月号」「オスプレイミリタリーシリーズ ファイアフライ」「モデルアート ARMOR PHOTOGRAPHY シャーマンVCファイアフライ」あたり。

ということで、製作途中で放ってあったキット、3つ目も工作終了。
あとは1/76チャーチルですが。

2016年3月24日 (木)

色々悩む

ちょっと工具を買おうとして在庫確認をミスったら、入荷が4月12日くらいとか、さすがにげんなりしてしまう。果たして、最初から在庫がなかったのか、ウダウダしている間に在庫をかっさらわれたのか。今となっては、わからない。

ブログの方とツイッターの表示を連結しようかお悩み中。ツールとして如何に上手く使えるか。

レベル/マッチボックスの1/76ファイアフライの工作が大体終了したのだが。これをもって完成としていいのかどうか。最近、ミニスケの落としどころが自分の中で分からなくなってきたような気がする。省略と再現をどのレベルで折り合いを付けるか、というのもミニスケのテクニックだと思うので、そのあたりのバランス感覚をどうするのか。
実際、多くの人が気にする履帯のディティールなんかはあんまり気にならないんだから、単純に「面が間延びしている」シャーマンの問題のような気もするが(笑)。

2016年3月23日 (水)

「第二次世界大戦の超重戦車(ケネス・W・エステス/大日本絵画)」

頭が重いのは、完全に花粉のせいと思われる。この場合、松メインと思われるため、6月まで続くと思うと憂鬱。杉は終わりが早くて羨ましい。

「第二次世界大戦の超重戦車(ケネス・W・エステス/大日本絵画)」を読む。
オスプレイ・ミリタリーシリーズ、久しぶりの日本語版です。もう、翻訳版は出ないかと思って、原書をぼつぼつ買ったりしていましたが。開発史みたいなのがメインの本なので、やはり翻訳本はありがたいです。まー、ぶっちゃけガルパンにマウスやT28が出たり、WoTにもトータスやTOGとか出るし、ファインモールドからオイ車とその資料が出たり、この本を出して売れそうな要素がたまたま集まったおかげで日の目を見たのでしょうから、次は無さそうですが(笑)。
ということで。世界の役立たず、超重戦車です。シャール2C、TOG、TOG2、KV-4、マウス、FCM F1、E-100、ヤークトティーガー、オイ車、T28、トータスが掲載されています。……まともに戦闘に参加したのはヤークトティーガーだけですな。ヤークトティーガーは確かに重戦車ですが、他に比べると車台は普通に活躍している重戦車のティーガーですし、砲が多少大きい以外は変態的なところ(=設計上の無理)がないので、このカテゴリーに入れるのはネェ。
ということで、他は全て失敗作の変態戦車ばかりで、読んでも役に立ちませんが、ミリオタの知識なんて基本的に役に立たないものなので、そういう意味では王道です。例によって写真はさほど多くなく、薄い本にこれだけ詰め込んでいるので内容的にも薄いですが。マウス、E-100以外はそもそも採り上げられることが少なく、解説されていても写真が1、2枚あるだけみたいなものが多いので、相対的に良い資料になっていると思われます。
まー、ガルパンおじさんは、秋山殿の推薦帯が付いているうちに買っておくのも手かと(笑)。

2016年3月21日 (月)

「ガーフレット寮の羊たち(もとなおこ/秋田書店)」6巻

毎度のことですが、夕方頃に仮眠を取ると、頭痛が酷くていけない。疲れ目と連動しているっぽいけど、寝ていることと疲れ目の接点がわからない(まさかとはおもうけど、目が痛いのは、さっき大量に出した瞬間接着剤のせいかもしれない)。

「ガーフレット寮の羊たち(もとなおこ/秋田書店)」6巻完結です。
いわゆるイギリスの寄宿舎ものですが。当初の1年生メインで寄宿舎の様子を描くものから。ラストは卒業していく上級生の話になった感じです。学校ものでは、主人公達が入学してから卒業するまでを描くタイプと、1年の切りのいいところで終了するタイプとありますが。この作品は後者でしたので、どうしてもラストは1年生たちの成長の描写であると共に、寮を出る卒業生や、次に最上級生となって寮を引き継ぐキャラクターに焦点が当てられるものかと。そういえば、こないだ完結した「GA」も同じ形式だったと思います。
そんなわけで、最終巻はどっちかというと、事件は色々起こっているものの、どちらかというと静かに幕を下ろした感じです。主人公達に関しては、前巻までで、ほぼエピソードが終わっている感じですな。
こういったヨーロッパ寄宿舎ものとしては、イメージ優先でない丁寧な描写と、いい感じの人間関係描写でいい作品になったと思います。
前作が少女の学校、今作が少年の学校ということで、さて、次は何を持ってきてくれるのでしょうか。

2016年3月20日 (日)

「地獄の辞典(コラン・ド・プランシー/講談社)」「堕天使がわかる(海法紀光、坂東真紅郎、森瀬繚/ソフトバンククリエイティブ)」を読む

「地獄の辞典(コラン・ド・プランシー/講談社)」「堕天使がわかる(海法紀光、坂東真紅郎、森瀬繚/ソフトバンククリエイティブ)」を読む。
「地獄の辞典」は「ベルまま(matoba)」で推薦されていた本です。原書は1818年の発行で、その後の悪魔学や小説にかなり大きな影響を与えたと言われる本。いわゆる古典として、それまでの本の内容についてまとめられているので、西洋における古典的悪魔学の考察をするのによろしいような本です。訳としては、1/10の縮約だそうで、結構残念な感じがありますが、それでも結構なボリュームがあります。内容的には、キャラクター的な悪魔に関する解説と、悪魔や地獄に関する用語や出来事などについて記されています。先日も書いた「悪魔の事典」と比べると解説のボリューム的には見劣りしますが。訳の問題かもしれませんが、こちらはともかく読みやすく、頭から普通に読みこなせます。また、それぞれの悪魔に関する記述は簡潔ですが、ブルトンによる挿絵が付いており(絵があるものを優先的に翻訳している)、辞典的な意味でも使いやすくなっています。特に、ブルトンの挿絵は、それまでの聖書などによる解釈から、現在ゲームなどで使われている一般的な解釈への転換になったものも少なくないようで。つまり、ブルトンによる悪魔の創造が現在に連なっていると思うと興味深いです。ベルゼブブが髑髏模様の蠅になったのもこの人のせいだし。ベルフェゴールとか、若い女の姿で現れるとかいうのに、便器に座った魔神という謎のものになっているし(如何に、他の宗教の神様をおとしめようとしているのかがわかるレベルの悪意だわ)。
ともかく、当時のカトリック教会の世相を反映している内容ということもあって、古典的な「地獄と悪魔の概念」を探るのに、面白い本だと思います。
ついでに、ソフトバンク文庫の「堕天使がわかる」は、日本でまとめられた若者向けの本で、堕天使=悪魔のキャラクターブックです。類書が沢山ありますが、この本は内容の出典をなるべくしっかり記述する方針のようで、いわゆるゲーム、アニメ的な描写がまったくないので、読んでいて「解説の軽さにめまいを覚える」ということはありません。それが悪いわけではありませんが、最近の作品での使われ方を知りたいのと、古典的・普遍的な情報を知りたいのとはまったく別物なので。そして、一番困るのは、どこから引用したかもわからないフワフワした解説の本で、「その程度の解説、儂でも知ってるわ」というのは捨てたくなります。そういう意味では、この本は非常に良くまとまっていますし。そもそも悪魔や天使については出典によって描写がバラバラだったりする(時代を反映してどんどん変化する)のですが、そのあたりのバリエーションを出典を交えて並列に記述してあるので、わかりやすく勉強になります。そういう意味では、ここの名前のある悪魔についての古典的な描写を知りたい人には良い本かと思います。挿絵がちょっとゲームっぽい荒々しい描写が多いのが、好みの別れるところかと思いますが。
この本を読んでいて、一番面白いと思ったのはヤハウェとかエル・シャダイとか呼ばれる神様が結構オソロシイということですか。人を試すのは有名ですが、ともかく他の神様(一神教の教典だけど、他神教の神が敵役として出てくる)は許さないし、その信徒も許さないし、自分の信徒も怒ると滅ぼすし。で、そんな恐怖描写に困った神学者たちが、罪を中間管理職の天使に押しつけて、堕天させてしまったような感じで。こんなこと、日本人じゃないと書けないかもしれないナーとか、考えさせられてしまいました。
どちらの本も、手元に置いておきたい本ですな。

2016年3月19日 (土)

「GAP~転居先不明郵便課~(夏元雅人/少年画報社)」2巻完結

やらなくてはイケナイ仕事と、さっさとやっと来たい仕事と、上からやるように言われている仕事にズレが生じて精神的に辛い。おかげさまで、イマイチだな。

「GAP~転居先不明郵便課~(夏元雅人/少年画報社)」2巻で完結しました。
東京の霊的なバランスを取るために、現れる謎の荷物を届ける精霊脚夫のお話し、2巻目。主人公、那央人と契約精霊・こよりに対し、悪意ある精霊っぽい相手が現れて、彼等3人の過去の因縁が明らかになり……というところで、ほぼ、強制的にリセットが掛かりました(笑)。
ラストは、明らかに続きを描くことを前提としているような、吹っ切れない終わり方になっています。特に、那央人を引き取っていたお婆さんの描写は、ここで話が終わることを前提にしていたとは思えないものですし。原作を金子良馬氏がやっていることから、東京の歴史ネタが効果的に使われており、期待していた作品だっただけに、非常に残念です。
一旦切るにしても、もうちょっと何とかならなかったのかとも思いますが、それゆえに、是非とも復活してほしいですね。というか、カバー下の残念会があまりにも悲惨で(笑)。しかし、少年画報社で切られたとすると、かなり難しいところですなー。
でもやっぱり、難しくてもなんとかしてほしいですねー。これで終わりでは、読者としても心残りです。

2016年3月16日 (水)

昨日の話がどうしてこうなる……

昨日書こうとしていた話は。最終的にこういう話に持っていくつもりだった→昔の「神学」「悪魔学」なんて言ったもの勝ちだなー、と。ネットもなければ、本を買うのも一苦労の時代。蠅の王に巨大な蠅の絵を載せたら、それがスタンダードになってしまう。誤訳をそのまま解釈して明けの明星が沈んだら、ルシファーが堕天したことになってしまう。今と違って、書籍の重要度が飛躍的に高かった頃だからこそ起こる「言ったもの勝ち」によってイメージが固定してしまったものは、後の時代に多様な解釈が紹介されたり、そもそもが否定されたりしても。もう遅い、というもので、一度固定化された情報はなかなか覆ることはないのである。
まー、そんな固定概念も、ベルままどころか、ナイトウィザードのベール・ゼファーのような萌え魔王に簡単に変換できる日本人の創造力にはかなわないようだが(笑)。ただ、ベルの初回登場時、こちらの世界の写し身が蠅を元にしていたことは既に黒歴史になっていて、公式はおろかプレイヤーでも突っ込む人がいない……。

2016年3月15日 (火)

本当は怖い「電送装置」

さて。ベールゼブブと言えば、蠅の王→巨大な蠅の羽根に髑髏の模様(羽根はなぜか蛾か蝶に近いから更に謎だ)という「悪魔」だかなんだかわかんねー西洋妖怪らしい格好をしていますが。日本人が考えたら蠅の王→蠅頭の怪人だよなー、きっと。などと考えていて。まー、我々の世代ならテレビバエだよなーと思いますが、蠅にしては四角いので。普通にビジュアルを考えると「蠅男の恐怖」だわなー、とか。頭と腕が蠅の人間のインパクトは凄いし、アレが王冠かぶってふんぞり返っていたら、確かに蠅の王っぽい。
さて、そこまで考えてふと思ったけど。あの電送装置、どういう代物なのか。現代のSFでは、テレポーテーションすると出現した場所にあるものと原子融合して大爆発っていうのが基本。ゆえに、超能力は空間を入れ替えるとか、理屈付ける。ワープ航法ではワープ先に巨大質量のものが無いか確認するのが基本だし。ゴーショーグンでは、構造の弱い方が消滅するという謎理論を展開していた。
それはとちもかく。蠅が入っていたからって、普通に考えると、電送装置は元の位置関係に従って再構成するのだろうから、皮膚に張り付いて取れなくなるかも知れないけど、その程度の融合を起こす精度だったら、そもそもまともな人体が再生されるとは思わないし。どうやっても、人間の頭に巨大な蠅の頭が生えたり、蠅に人間の頭がくっついたりはしないだろう。一体、電送装置は何を基準に転送しているのやら。頭→頭とか人間の視覚的ロジックに基づいてブロックごとに転送するのか(それにしても質量保存の法則に当てはまらないが……一旦エネルギーに変換されて、転送されるのだから、転送先への送電ロスにより情報が減ったりしないのか……いや、設計図のみが送られ、転送先の物質を使って再構成されるのか)。更に、SFっぽくなった「ザ・フライ」になると遺伝子レベルで融合するけど。なんで、いきなり蠅男にならずに、徐々に変化するのか。新しく出来る細胞のみが蠅なのか。そして、違う型の血液を入れただけで死んでしまうような脆弱な人間が蠅の遺伝子と融合してもピンピンしている不思議。というより、あの電送装置は遺伝子レベルで融合するって事は、元の物質を再現しているのではなく、遺伝子情報から別の場所に再生するのか?だとしたら、クローン人間が作られるだけで、転送された人間は本当に元と同じなのか。というか、遺伝子情報のみから再現したら、IPS細胞みたいなものになってしまいそうな気がするというか。ここまで書いていて気がついた。魂は転送できるのか?現在わかっているのは肉体の設計図に過ぎず、思考に関しては脳を流れる電流と言われているが、本当に肉体を再生するだけで精神も再現できるのか。
空間自体が繋がるファンタジーのゲートやどこでもドア、空間を転移するテレポーテーション、時空を曲げたり高次空間を使う超高速航法、どれも肉体が情報に分解されるわけではないから問題ないけど。「電送装置」というのはオソロシイと気がついてしまった……。

いや、ホント、別の結論を書く予定だったんだけど、筆が滑ったか。

久しぶりに「悪魔の事典(フレッド・ゲティングス/青土社)」を引っ張り出してきた

さて、「ベルまま」(<これで検索すると、ちゃんと「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。」の公式ページがトップにくる)の影響で久しぶりに「悪魔の事典(フレッド・ゲティングス/青土社)」を引っ張り出してきた。
前にも書いたことがあるので詳細は略すが、悪魔学に由来する悪魔や西洋のモンスター(フランケンシュタインの怪物とかも悪魔なのだ)をまとめた本です。
しかし、あらためて読んでみても、元ネタの知識がないとわかりにくい。説明が大雑把なのと、直訳調の翻訳のせいもあるけど。基本的に新しめのネタや解釈というよりも古典的な解釈について「さらっと」書いてあるので、「これじゃわからん」というのが多い気がする。いわゆるゲーム解説向けのライトな書籍と違って、一次資料をまとめた二次資料に相当すると思われるので、記述に関しては確かなものであり、異説に関しても断定したりせずに併記してあったりして奥が深いのだが……読む方に素養が欠けているのか!

2016年3月13日 (日)

「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(matoba/スクウェア・エニックス)」1巻

相変わらずおなかの調子が(以下略)

matoba先生、大変良い方です。ということで。昨日に引き続き。
「ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。(matoba/スクウェア・エニックス)」1巻が発売中です。
堕天使たちが働く万魔殿のトップ官僚たるベルゼブブ。彼女の近侍頭になったミュリンはその仕事ぶりとは裏腹なゆるふわ少女に振り回され、更に万魔殿の偉い人たちに……。
ということで、悪魔の出てくる4コマコメディです。主役のベルゼブブは見た目美少女の悪魔界トップですが、モフモフ大好きなゆるふわ脳の持ち主で、あと、たまに凄い乙女して読んでいる人間を悶えさせます。相方のミュリンは、当然のように悶える日々を送る、というのがこの本の全てです。話が進むにつれて、どんどん恥ずかしいレベルが上がっていくので、ラブコメ脳に耐性のある人向けです。
あと、他の出てくる人もみんなおかしいので、おかしい漫画好きな人にはお勧めです。悪魔の有名人、アザゼルは乙女なアニキに。最近は七つの大罪の怠惰で有名なベルフェゴールはかわいくて頻尿な関西弁使いに(<松来さんに声をやってもらいたかった)。どちらかというと魔夜峰央先生の絵が最初に思い浮かべられるアスタロトは享楽的なイケメンに。そのアスタロトの配下というくらいしかイメージのなかったサルガタナスはドイツ軍人っぽいお姉さんに。そして、それぞれひと言で言い表せないキャラ性の強さを持っています。
ということですが、ともかく、ラブコメで1ページ4コマ(藤原ここあ先生、思い出したよ)で、癒し系ゆるふわで、乙女で……そんな愉快な作品なので、誰にでも気軽に勧められるタイプの漫画ですね。まだ登場していないキャラクターも、かなりアレな人達のようなので、そちらも楽しみです。
個人的にはベルフェゴールが凄く可愛いと思いますが、「ごっちん」という呼び方は衝撃的でした(笑)。
あと、あとがきパートで元ネタの悪魔関係について参考文献なんかも載っているので、参考になるかと。うちの本棚にも入っていますが、ヨーロッパの神学系は解釈が色々あって難しいんだよねー。新紀元社なんかのTRPG副読本のようにある程度メジャーな設定を押し出している本の方がわかりやすいんだけれど、やっぱり古典書籍でマナブのは勉強になるし……。

2016年3月12日 (土)

「魔女の心臓(matoba/スクウェア・エニックス)」8巻完結

「魔女の心臓(matoba/スクウェア・エニックス)」8巻完結しました。
からの胸を持ち、失われた心臓を求めて彷徨う境界の魔女。その伝説の主は五百年も旅を続ける見た目少女の魔女・ミカとしゃべるランタンで竜のルミエール、そして途中から弟子になったリツカであった。
ということで、中世ベースのシビアな世の中を姐さんがバッタバッタと切り倒しながら進んでいくロードストーリーも今巻で終了です。基本シビア、時にほんわかしたストーリーでしたが。ラストのどんでんがえしは「意外」でした。ストーリーも設定も、かっちり嵌って、ああなるほど、と納得したものの。これまで断片的に表現されていたものから想像された「ドロドロした悲劇」はそこにはなく。結果、ただただ暖かいストーリーでした。
そのラストは救うべきない話になるのは仕方ないとしても、納得いく終わりであり、悲劇として認識できないので、それはそれでいいラストだと思いました。おそらく、ルミエールの感じている「ジレンマ」のようなものを読者も感じているのだと思います。ハッピーエンドなんだけど、自分だけがハッピーでないものを持っている。ハッピーでないことを知っている。だけど、おそらく、物語はハッピーエンド。そんな、心に棘が残ったようないちまつの寂しさのある。だけど、確かにハッピーエンド。
こんなに、穏やかで切ない話は今までに読んだことがないと思われます。この、心地よいジレンマを誰かに分けてあげたくて書いてます(笑)。
そして、五百年の旅を終えた魔女に安らぎがありますように。

あと、相変わらずのバックヤードが愉快で救われます。特に、最後の最後、裏表紙でついにルミエールがなんとかかんとか報われそうなのが泣けました(笑)。

最後に。「ゆるまんが」が全部収録されていないのは、画集かと発売されて完全版になることへの伏線ですよね!

2016年3月11日 (金)

「PENTAX 645Z 新たなるプロフェッショナルスタンダードの世界(玄光社)」

めまいが(以下略)。

「PENTAX 645Z 新たなるプロフェッショナルスタンダードの世界(玄光社)」を読む。
645Zが発売された頃に出たムック本ですが、書店で見たことがなかったため、買うまでに時間が掛かりましたわ。カメラの方は買えないし(笑)。
ということで、他社の35mmフラグシップと同じくらいの値段で買える中判カメラ、645Zですが。メカニズム的に645Dと比べてサクサク動くようになったということで、使っている人には好評のようです。あと、パソコンからのリモートコントロールも出来るようになっているので、645Dが出た当初の「ハイアマ向けの風景カメラ」とは違って、スタジオプロも使えるようになっているのですねぇ。まぁ、その辺は、玄光社(カメラ好きで知らない人はいないと思うが国内古参の写真関係出版社)が「コマーシャルフォト」を発行していることと無縁ではないかと思いますが。
というような背景からか、メカ解説とか使いこなしテクニックのような初心者向けの記事は全くなく、プロによる作例とか、使用感の解説とか、商業撮影のスキームとか、やっぱり一般の写真誌ではなく業界誌に近い「コマーシャルフォト」のイメージが強い本になっています。では、私のような素人がこの本を読むメリットとは。単にオタクのコレクションというのではなく。プロによる美麗な作例を見て奮い立つ、というのもありますが。現行のAPS-C機と、645Zの中間フォーマットとして、プロ用も視野に入れて発売される「K-1」のイメージを掴むのになかなか良い本だなぁ。と読んでいて思ったのですよ。高解像度とセンサーサイズによる画素サイズの余裕を、作品としてどう生かせるのか。この本を読んでいると、そんな事を想像してワクワクしてきます。K-1発売時にはそれなりに本も出るでしょうが、カラーマニュアルのような本では「凄い作品が撮影出来るかも、という存外な想像からくるワクワク感」なんて得られないですから。フォトヨドバシを見て「このレンズを買ったら、こんな写真が撮れるのか」と勘違いするような感覚がほしいのですよ。そういう意味では、この本は高くて買えない機材を使うと素晴らしい写真が撮れるような錯覚と、プロの人達のありがたくも素人には全然関係ない仕事の上での諸々を聞きながら想像に浸ることが出来るという、良い本です。あと、意外なほどに定価が安いのでびっくりです。この値段でペイ出来るほど売れるのか?645Zって、実は人気なの?と。
あと、アノ形状を見て「でかい」とか「使いづらそう」とか思うのは、大抵持ったこともない人で(笑)、645シリーズはフィルム時代の昔から奥行きはあるもののホールドのしやすさで「使いやすい」機材であり、何より35mmフルサイズの巨大さからすると、実は大したことないという……。

2016年3月10日 (木)

「LITTER.pict(永野護/KADOKAWA)」

もう、書くのも飽きたけど、めまいが酷くてやってられない。胃腸がおかしいせいなのか、めまいは関係ないのか?

「LITTER.pict(永野護/KADOKAWA)」発売中です。
GTMになったあとの「DESIGNS 5」ですが、永野護スタンダードで、いつものごとくサイズが違います。本棚に入れるのが面倒です。あと、騎士メインなので、昔からのファンでも、さほど困らなくて済みます。
ただ、解説中のGTMの名前が未だに覚えられないので、頭に中でMHと対比させられなくて「これ、何の話だっけ?」となってしまいます。もう、年寄りだから、新しい単語なんて覚えられねーや。
あと、後半は、昔、スクールカレンダーと同梱小冊子で発表された学校案内の増補版です。あれ、角川の通販サイトでかなり長いこと爆死していましたが、よくやく売り切ったのか。私も、2年くらい後に買いましたが、結構安くなっていたような……。内容的に、前がルミナスナイトの特集というか、ミラージュの女子校案内風だったのに対し、今回は「あの人、昔は……」という驚異の回顧録に。特に、エルメラ王妃については永野護渾身の絵なので、コレ目当てで買ってもいいというか、こういう外し方をしてくるからFSSは面白いというか。
まー、ナイト・オブ・ジャッジメントの人なんて3枚もあって、どいつもこいつも胡散臭いのでアレですが。ホント、信用ならねぇ。

ちなみに、FSSでは昔から名前とか変更になっている人が居たりしますが、基本的に読みが変わったり言語が変わったりしているだけでデザインに対して固有名という意味ではほとんど変化しないんですよねー。だから、MHとGTMは名前ががらっと変わってしまったというか、デザインが変わったから当然のように名前が変わったというか、あのデザインにはこの名前というか。つまるところ、ダッカスはダッカスであって、バッシュじゃないんだよな。バッシュはL-gaim版でもFSS版でもバッシュってことはデザイナーの目から見て同一デザインだけど、ダッカスは完全に別物なんだろうな。
しかし、未だにガレージキットで発売されるのはGTMではなくMHという点からして、さて、今後の永野先生はどうするのか[個人的予想では、どこかの時点でしれっと第3のロボットデザインに変わっていると……]。GTMはあまりにも「フレームありき」なデザインすぎて、装甲を付けた状態でのかっこよさ(塊感)に問題があるというか、MHのシルエットの美しさを覆すだけのデザインが未だに見られないというか(ホウライとか装甲形状だけ見ると聖刻の操兵にしか見えねぇ=オリジナリティがMH時代より退化してないか?)

2016年3月 9日 (水)

インフルエンザウイルスに思う

どうにも、めまいが酷いのだが、根本原因は腹の調子が悪いことにあるのではないかと。
これは根本的に難しい。

一時期、抗インフルエンザ薬で異常行動を起こすのではないかという報道がありましたが。厚生省のページを見ても分かるように、薬のせいではなくて、インフルエンザそのものによる問題である可能性が高いことがシメされています。つまり、薬に関係なく、おかしくなると。実際、インフルで高熱に苦しんでいると、叫びたくなったり、暑いので涼みに外へ出たくなったり、思いっきり走り回りたくなったりします。どうも、インフルエンザにかかった連中に聞いてみると、結構そんな答えが返ってきます。実際に問題となっているのは、呼びかけにも答えなかったり、意味不明のことを言ったりするようなこともあるようですが。抵抗力や体力的に弱い子供が、熱にうなされた場合にそういう行動に走るのは分かるような気がします。実際、大人も意味不明な夢を延々と見ていたりしますから(笑)。
だから、未成年について、熱が引くまで大人が付いていた方が良い、というのはその通りなのかもしれません。熱にうなされるままに外に飛び出ていったりしたら、やはり大変なことになってしまう、というのも分かるような気がしますから……。

しかし、ウィルスの説明を読んでいると、実にSFっぽい寄生体(生命体ではない概念的寄生体だよな)が実際に存在していることに驚くよな。

2016年3月 8日 (火)

ファイアフライ制作中に思う

インフルエンザ友の会で情報を整理すると。BはAよりも熱が高くなり、かなり苦しい。あと、熱が下がっても、頭がフラフラして気分が悪い。ということで、どうやら体調不良は会社行きたくない病ではないらしい>みんなそうだったら、大笑いだが。

今、マッチボックスの1/76ファイアフライを作っているので、オスプレイのファイアフライを読み返していたのだけれど。何度読んでも、この開発工程は臣白い。シャーマン76やパーシングも米国本国のあまりの前線に対する無知振りに頭を抱えたけれど。英軍はどうしようもない状態の本国の生産能力と北アフリカ戦線での悪夢を天秤にかけて、それでもなんとかしようという努力を怠らなかったということで、それが後のセンチュリオンに繋がると思うと胸熱です。
戦車をマトモに恐竜進化できたのは独裁者が強権をふるえたドイツとソ連だけであって、開発スピードと前線の実情がマッチしていなかったのは日本だけではないのですが。それでも、英国は頑張っていた方ではないかと思うのだけれど……日本では、流れでものを見ないから、ある一点での兵器の性能のみを言われると辛いよねぇ。

2016年3月 7日 (月)

「ゼロの使い魔 六千年の真実(ヤマグチノボル/KADOKAWA)」

インフルエンザの重篤な後遺症>会社行きたくない病。

「ゼロの使い魔 六千年の真実(ヤマグチノボル/KADOKAWA)」を読む。
ヤマグチノボル先生亡き後のゼロの使い魔1冊目です。とりあえず、あと1冊みたいですが。
ということで、残されたプロットを元に書かれたようですが、普通に読めました。プロットを追うと、どうしてもキャラクター描写が雑になって、単に事象をこなしている感が強くなる傾向があると思いますが(009とか、そんな感じだった)。普通に小説として面白かったです。
ただ、ヤマグチ先生なら、筆が滑ってもう少し暴走しただろうなぁ(特に、最後の方はそういう傾向が強かったし)、というところも普通に流れてしまっているので、少々「硬い」といったイメージがあります。なんというか、小説としては上手いけど、萌えが足りないというか。描写が真面目だったような気がします(特にティファニアまわり)。
今巻ラストのルイズとサイトの描写は大変良かったですが(笑)。

個人的に、この作品を完結させるのはヤマグチ氏と数々のゲームでタッグを組み(つまり、主筆のヤマグチ氏の文章に合わせることが出来る)、友人としても親しかったらしい「藤崎竜太」氏しかいないのではないかと思っていましたが(自分の名前を出すことにこだわらない人だし)。さて、どうなんだろ。氏ならもっと萌えを前面に押し出せるような気もしますが、かといって暴走させるわけでもないし、でも「編集部側からの推薦」というのが本当なら外れるだろうし。でも、個性で売っている作家さんでは、こういった「合わせる」テクニックは、また別物になってくるので、それも考えにくいと思うのですが。
おそらく、これだけ個性を出さない書き方をされると作者当ては不可能と思いますが。わからなければ編集部の企みは成功したということでしょうし。それはそれでよいのでしよう。読者は、ただ、続きを読めたことを僥倖として……。

2016年3月 6日 (日)

今週の「鉄血のオルフェンズ」【ネタバレ】

医学的には「治っている」という状態かと思われますが。寝過ぎで、頭がフラフラするのが治らない。

今週の「鉄血のオルフェンズ」【ネタバレ】
この世界、わりと即死じゃなければ助かるのかと思いましたが。培養槽が近くにないとだめみたいです。いくらフラグを立てても重要人物が前半で死ぬわけないジャン、と思っていたら、そうでもなかったり。ビスケットは参謀クラスとして必要な人材かと思っていたし、家族が色々描かれていて、描写も多かったからなぁ……。
しかし、今週思ったのは「ミカヅキ怖い」。あの簡略化された思考回路は危ないと思っていましたが、わりと周りに合わせることも出来るようなのでこれまでは「すごい」評価の方が多かったですが。オルガに対する厳しさはハンパなかった。前に、オルガ自身が弱音を吐いていたけれど。確かに、コイツ相手にはハッタリが効かねぇ。途中下車も出来ない。おまけに、最近なんか革命家に感化されていて、微妙に着地点を見失っている(目の前に地上の楽園でも見えたか?)
正直、かなり危ないフラグのような気もしますが、どうなることやら。

2016年3月 5日 (土)

「GA-芸術科アートデザインクラス(きゆづきさとこ/芳文社)」7巻

ようやく熱が引いたので、1日目を醒ましていましたが、結構辛いわ。体がいうことを利かない(笑)。

「GA-芸術科アートデザインクラス(きゆづきさとこ/芳文社)」7巻で完結しました。
芳文社のきらら系ではひだまりスケッチと共に2大美術系高校ものでしたが。ひだまり~が順調に3年目に入っているのに対し、こちらは10年かけて1年が終わったところまでです。なんか、あと2年はやれる気がしますが、やるのに20年掛かるとなると、やっぱり難しいのかも、とか(笑)。
ちなみに、ひだまり~が学校風景よりもひだまり荘の描写に重点が置かれているのに対し、GAは、より学校の授業や架台をテーマにした回が多かったのが完全な棲み分けであったと。
ということで、1年生は卒業するわけでもクラス替えがあるわけでもないので、ドラマ部分は大きくないのですが。その分、存続が危ぶまれている美術部の方がクローズアップされて。前巻からの学園祭エピソードでの主人公達との絡みを経て、ラストにまとまっていく流れとなっております。
そのあたり、いつも通りと言えばいつも通りですし。三年生のドラマ部分はキッチリ描かれていて、「嗚呼、終わった」という気にもなりますし。続いていく感、という意味では、非常にいい感じのラストになっていると思います。如月さんは、かなり成長した描写になっていますが。
まー、出来れば、また作者の人が書きたくなったときに、するっと復活してくれると嬉しいのですが……。

2016年3月 4日 (金)

インフルエンザA型

2日からインフルエンザで臥せってました。
人生初インフルエンザ(確認された限り)。
最近は薬が良くなったため、熱の引きが早くなったようで、とりあえず、起きられるくらいにはなりましたが。ずっと寝ていたので、フラフラして、無理があります。というわけで寝ます。
こういう時に、人は寂しいと思うものです。

2016年3月 1日 (火)

「ストライクウィッチーズ 劇場版 501部隊発進しますっ!(藤林真/KADOKAWA)」2巻

寒い。そして、咳が出る。会社に行くと、マスクの山(笑)。

「ストライクウィッチーズ 劇場版 501部隊発進しますっ!(藤林真/KADOKAWA)」2巻完結です。
TV版から続く4コマですが、劇場版は……まー、本編もロードムービーでしたが、4コマの方は太平洋を南回りでヨーロッパに行くのと、サントロン組の描写が多いせいで、何の漫画だか(笑)。
それでも、ヨーロッパについて、ちゃんとネウロイも出てきます。
あと、これも本編もそうなんですが、ペリーヌさんがどんどん「綺麗なペリーヌさん」になって、株上昇中です。まー、他の連中が酷すぎるというのもありますが。
ということで、個人的にストライクウイッチーズのパロディの中では一押しの作品なんですが。これを書いていて、意外とストーリーとか忠実な気がしてきました。……いや、何かおかしい気がするけど、あらすじを書くといっしょになるよ。気のせいだよ。ということで。

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