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2016年3月11日 (金)

「PENTAX 645Z 新たなるプロフェッショナルスタンダードの世界(玄光社)」

めまいが(以下略)。

「PENTAX 645Z 新たなるプロフェッショナルスタンダードの世界(玄光社)」を読む。
645Zが発売された頃に出たムック本ですが、書店で見たことがなかったため、買うまでに時間が掛かりましたわ。カメラの方は買えないし(笑)。
ということで、他社の35mmフラグシップと同じくらいの値段で買える中判カメラ、645Zですが。メカニズム的に645Dと比べてサクサク動くようになったということで、使っている人には好評のようです。あと、パソコンからのリモートコントロールも出来るようになっているので、645Dが出た当初の「ハイアマ向けの風景カメラ」とは違って、スタジオプロも使えるようになっているのですねぇ。まぁ、その辺は、玄光社(カメラ好きで知らない人はいないと思うが国内古参の写真関係出版社)が「コマーシャルフォト」を発行していることと無縁ではないかと思いますが。
というような背景からか、メカ解説とか使いこなしテクニックのような初心者向けの記事は全くなく、プロによる作例とか、使用感の解説とか、商業撮影のスキームとか、やっぱり一般の写真誌ではなく業界誌に近い「コマーシャルフォト」のイメージが強い本になっています。では、私のような素人がこの本を読むメリットとは。単にオタクのコレクションというのではなく。プロによる美麗な作例を見て奮い立つ、というのもありますが。現行のAPS-C機と、645Zの中間フォーマットとして、プロ用も視野に入れて発売される「K-1」のイメージを掴むのになかなか良い本だなぁ。と読んでいて思ったのですよ。高解像度とセンサーサイズによる画素サイズの余裕を、作品としてどう生かせるのか。この本を読んでいると、そんな事を想像してワクワクしてきます。K-1発売時にはそれなりに本も出るでしょうが、カラーマニュアルのような本では「凄い作品が撮影出来るかも、という存外な想像からくるワクワク感」なんて得られないですから。フォトヨドバシを見て「このレンズを買ったら、こんな写真が撮れるのか」と勘違いするような感覚がほしいのですよ。そういう意味では、この本は高くて買えない機材を使うと素晴らしい写真が撮れるような錯覚と、プロの人達のありがたくも素人には全然関係ない仕事の上での諸々を聞きながら想像に浸ることが出来るという、良い本です。あと、意外なほどに定価が安いのでびっくりです。この値段でペイ出来るほど売れるのか?645Zって、実は人気なの?と。
あと、アノ形状を見て「でかい」とか「使いづらそう」とか思うのは、大抵持ったこともない人で(笑)、645シリーズはフィルム時代の昔から奥行きはあるもののホールドのしやすさで「使いやすい」機材であり、何より35mmフルサイズの巨大さからすると、実は大したことないという……。

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