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2016年3月15日 (火)

本当は怖い「電送装置」

さて。ベールゼブブと言えば、蠅の王→巨大な蠅の羽根に髑髏の模様(羽根はなぜか蛾か蝶に近いから更に謎だ)という「悪魔」だかなんだかわかんねー西洋妖怪らしい格好をしていますが。日本人が考えたら蠅の王→蠅頭の怪人だよなー、きっと。などと考えていて。まー、我々の世代ならテレビバエだよなーと思いますが、蠅にしては四角いので。普通にビジュアルを考えると「蠅男の恐怖」だわなー、とか。頭と腕が蠅の人間のインパクトは凄いし、アレが王冠かぶってふんぞり返っていたら、確かに蠅の王っぽい。
さて、そこまで考えてふと思ったけど。あの電送装置、どういう代物なのか。現代のSFでは、テレポーテーションすると出現した場所にあるものと原子融合して大爆発っていうのが基本。ゆえに、超能力は空間を入れ替えるとか、理屈付ける。ワープ航法ではワープ先に巨大質量のものが無いか確認するのが基本だし。ゴーショーグンでは、構造の弱い方が消滅するという謎理論を展開していた。
それはとちもかく。蠅が入っていたからって、普通に考えると、電送装置は元の位置関係に従って再構成するのだろうから、皮膚に張り付いて取れなくなるかも知れないけど、その程度の融合を起こす精度だったら、そもそもまともな人体が再生されるとは思わないし。どうやっても、人間の頭に巨大な蠅の頭が生えたり、蠅に人間の頭がくっついたりはしないだろう。一体、電送装置は何を基準に転送しているのやら。頭→頭とか人間の視覚的ロジックに基づいてブロックごとに転送するのか(それにしても質量保存の法則に当てはまらないが……一旦エネルギーに変換されて、転送されるのだから、転送先への送電ロスにより情報が減ったりしないのか……いや、設計図のみが送られ、転送先の物質を使って再構成されるのか)。更に、SFっぽくなった「ザ・フライ」になると遺伝子レベルで融合するけど。なんで、いきなり蠅男にならずに、徐々に変化するのか。新しく出来る細胞のみが蠅なのか。そして、違う型の血液を入れただけで死んでしまうような脆弱な人間が蠅の遺伝子と融合してもピンピンしている不思議。というより、あの電送装置は遺伝子レベルで融合するって事は、元の物質を再現しているのではなく、遺伝子情報から別の場所に再生するのか?だとしたら、クローン人間が作られるだけで、転送された人間は本当に元と同じなのか。というか、遺伝子情報のみから再現したら、IPS細胞みたいなものになってしまいそうな気がするというか。ここまで書いていて気がついた。魂は転送できるのか?現在わかっているのは肉体の設計図に過ぎず、思考に関しては脳を流れる電流と言われているが、本当に肉体を再生するだけで精神も再現できるのか。
空間自体が繋がるファンタジーのゲートやどこでもドア、空間を転移するテレポーテーション、時空を曲げたり高次空間を使う超高速航法、どれも肉体が情報に分解されるわけではないから問題ないけど。「電送装置」というのはオソロシイと気がついてしまった……。

いや、ホント、別の結論を書く予定だったんだけど、筆が滑ったか。

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