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2016年8月23日 (火)

「ひぐらしのなく頃に」と森村誠一作品との類似性に関する考察:補追

昨日の補追。
「黒い墜落機(森村誠一)」についての補足。当該書籍と「ひぐらしのなく頃に」の【ネタバレ】を含みますのでご注意を。
「黒い墜落機(森村誠一)」の概略については昨日書きましたが。ここに出てくるレンジャーの選抜部隊は共産主義者(作者の中では正義の味方)を除くことによって旧軍思想に沿った作戦遂行が成されるようにする、という片寄った始まり方をし。更に、一芸と言うよりも超能力者の集団のような民間人により翻弄されるという、アクション巨編になりそうな内容ですが、なぜか、不倫や犯罪者の集団という社会的にドロドロしたものにしてしまうのは、大人向け=社会的な異端児という考えなのか。
閑話休題。
そのラストですが、戦闘の幕引きはあっけなく、時間が掛かりすぎたために後方で反対派が多くなって、撤退命令が出る、というものです。
このラストも、ひぐらしにて、裏山決戦に時間をかけ過ぎたために東京側が山狗に対して作戦撤退を決めたのと同じシチュエーションになっています。このあたりにも、作品としての影響を感じたりします。
もっとも、ひぐらしの方では、背後にある組織関係が複雑なために、ドラマとしては小此木と鷹野の確執とか、より深く面白くなっていると思います。あと、レンジャーという一面のみを見ると、どちらかというと諜報専門の山狗よりも番犬の方が近い組織になります。

しかし、皆殺し編での山狗の非情な作戦遂行に比べ、祭囃し編では圭一たちの準備がしっかりしていたとはいえ、あまりにも「ぬるい」と思った人は(どっちかというと皆殺し編の方が無茶な気がしますが)。この「黒い墜落機」を読んでみることをお勧めします。自衛隊の精鋭部隊がガチで殺しに来ても、「死体の擬装」までも考慮に入れると如何に不自由か。また、民間人の如何に超人的なことか。ラノベやノベルゲーと大人向けの一般小説との違いは、主人公が不倫をするかどうかだけではないか、私の新たな疑問に対する答えを教えていただけるかも……(他にも、アニメやラノベで見るようなネタ満載で、古典的名作の凄さを感じられます)。

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