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2017年4月13日 (木)

ここ数日のPENTAX(リコーイメージング)に関する報道について思う

昨日の日経の飛ばし記事のせいで、PENTAX界隈は酷い風評被害に遭っていましたが。
そもそも、元々の発表は「約100億円を減損損失がデジタルカメラ部門での収入予想に対する損失である」というものでした。リコーのデジタルカメラ部門はリコーイメージングによるコンシュマー部門と、これまたペンタックスから引き継いだ監視カメラなどの業務用のシステムです。ここ最近のコンシュマーカメラのうち、ハイターゲットの645ZとK-1については、販売予想を上回る売り上げということで、割と楽観視されていたため、このリコーの発表について「どの製品が予想外に売れていないのか?そもそも、いつの予想に対する売り上げなのか?」という疑問を持って詳細を待っていたのですが。
リコーからの発表の前に、日経が「コンシュマー向けからの撤退も含めて検討」という爆弾記事を載せてきたわけで。これが、電子版の煽りにもなっていたため、私のパソコンなんかはアフェリエイト記事の見出しがみんなコレになったりして(笑)。
元々、現在のPENTAXブランドは、少数作って売りきりでまわしているところがあって、在庫がなくなればそんなに赤字は出ないはずだと思っていましたし。リコーが立ち上げ時の本業の一つである光学部門、ソレも買ってから日が浅いPENTAXブランドを手放すとは思えませんでしたが。当然のように、すぐに否定のコメントが発表されました。撤退ではなく、「高付加価値品への集約」と。
これでいくと、APS-Cのエントリークラス(K-70のライン)、防水コンデジからの撤退と考えられますが。エントリークラスの見直しというのは既に噂として出回っていた物で、現行の「安くてフルスペック」の見直しは複数筋で語られている既定路線。防水デジカメもオリンパスに差を付けられているので仕方ないかと。Qは既に国内終了状態だし。
で、最終的には中期経営計画の資料を読んで確認したのですが。新しくなった社長が経理畑出身ということで。技術者からすると嫌な感じの改革ですな。テクニカル的な面では。現在の工場の整理(<オーソドックスですな)、自前主義を返上してOEMの強化(<これは一歩間違えると大変)なんかで。カメラ部門を名指ししての改革案は内容に含まれてはいませんでした。
基本、リコー本体の問題で、国内工場の集約は強力に行うようです。PENTAX関係ですとフィリピンとベトナムの工場くらいしかないし、本社も古巣を離れてリコーの方へ移ったので無駄はないはず。
社長が、これまでの「カメラ大好き」から変わったのが痛いですが、会長が変わっていないので、いきなり問題化はしないと考えられます。
また、一説によると、PENTAX買収時の損益が出きったため、これにて問題が解消された、という噂も聞きました。それにしても100億も収入予想を間違えた、というのは具体的に「何に対する期待が外れた」のだろうか?

現在のカメラ市場の冷え込みが厳しくて大変なのは分かりますが。ニコンもステッパー関 係が壊滅的で青息吐息ですし。オリンパスはちょっと前に粉飾決算で会社がつぶれかかったし。パナも組織改編(ここも日経の飛ばしでデジカメ部門解体と書かれたわな)だし。ソニーも本体追い出されたし。キヤノン、フジといった広告費が凄いことで有名な2社が「とりあえず問題が聞かれない」くらいですか(この2社はトヨタと同じで広告費の関係上、既存のマスメディアでの悪評はあり得ないと思われますが)。
個人的にはPENTAXブランドは元々一眼レフのみで商売していたので、ボディが2~3種類あれば十分なのですよ。645がサイズ的にフジのミラーレスに負けそうなら。研究中との噂の645フルサイズセンサーを積んだバケペン型(つまり瓜型ではなく、縦の薄い形)のボディにして、ミラーレスを迎え撃つとか。645レンズは67よりもフランジバックは短いので、67同形状でもサイズは小型化できるはず。
あとはエンプラ上等でともかく小型で軽い一眼レフを出すとか。わかりやすい利点を前面に出したラインナップで「大もうけしなくても赤を出さずにリコー本体に文句を言われない状態」が保てれば生き残ることは出来ると思うのですが。一眼レフを作れる会社が3社しか残っていない、という事実は伊達では無いと思うのですよ。

しかし、日経の飛ばし記事(あと、特亜関係の偏向報道)に関してはネット上では散散に罵られていますが。やはり「日経」というブランドは強力で、ネットとか見ない、我々よりも上の世代の人たちは「日経に載っていた」というだけで無条件に信用してしまうのですよね。パナの報道といい、ペンタの報道といいカメラ業界に喧嘩でも売っているような最近の飛ばし記事を見ても思いますが。全くもって、害悪でしかありませんな。

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