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2018年2月

2018年2月28日 (水)

「わたしのカイロス(からあげたろう/新潮社)」3巻完結

「わたしのカイロス(からあげたろう/新潮社)」3巻完結です。

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育ての親の殺戮から逃げた為に奴隷に落とされ、剣闘士として戦う少女とその武器となった少年の物語。
3巻は前半が女性剣闘士との出会いの話。後半は養父であった貴族との対決になります。
というと、ラストまでの間が短いと思うでしょうが。いやいや。そこに至る過程の上手さと、その間の時間の必然、そして、怒濤のごときラストの展開は「さすが」としか言えませんわ。
どう考えても「生き抜くだけでも精一杯」なストーリーが、ラストの大団円へと繋がる構成は見事としか言えません。読んでいて、実に晴れ晴れしいというか、こんな展開になるとは、1巻の時点ではさっぱり思いませんでしたわ。
ともかく、最初の同人誌版の時から「コメディタッチではあるものの、暗くシリアスなストーリー」だと思っていましたし、実際の所救いのない展開も多いのですが。それでも、読んで良かったと言える物語と思います。
正直、この作品をひっくり返すには超人ロックかコブラくらいのキャラクターが必要かと思われる設定でしたので。それをひっくり返した主人公=グラジオラスとカイロスは、実にスゴイキャラクターに育ったなーと思いましたわ。
久々に「読み終わったら書かずにはいられない」作品でしたわ。

2018年2月27日 (火)

ワークライトにジャンクの電源:その2

今、確変的に仕事がヤバイ方へ転がっている気がするのだが、周りの誰も気がついていない(<というか誰からも注目されていない)ため、ぼちぼちとしか動いていないという……大丈夫なのか>自分。

ということで、昨日の続き。
適当な回路図の通りに配線する。

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ケースはタカチのアルミケース。100均のプラケースでもよかったけど、さほど高くないし、放熱と見栄えはこちらの方が良いので。
コンセント側はスイッチとの間にコネクタを入れて、半田付けなしにケースから取り外せるようにする(そのままだと、プラグとスイッチが大きすぎて穴から通らない)。
基板はネジ止め。浮かせないと大惨事になるが、ジュラコンスペーサーが手元になかったので、大量にストックしているミニ四駆用のプラギアの穴を調整して間に挟んでいる。
あとは、4ピンペリフェラルのコネクタ用にジャンク箱からIDE時代の配線を探してきて、ロータリースイッチと繋ぐだけ。3ピンしかない奴だと、必要なピンと位置がずれていることになるが、差し替えれば良いだけなのでなるべくお金を掛けずに。

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ということで、完成。電圧表記はやっつけで作ったので激しく歪んでいる。ディーンズコネクタはホットボンドで留めているが、内側に工作するスペースが残っていなかった為にやっつけ感が半端ないが、実用上は問題なし(外れても中にもぐらないので、外側固定の方がメンテは楽)。
コレのために買ってきたのは、ロータリースイッチとケースとゴム足くらいであるので、お安く出来ました。途中、パーツが揃ったところで満足してしまって、やる気が無くなったのが一番の問題でしたが。
ちなみにライトは、5Vでは点灯せず、7Vで半分点灯、12Vで全点灯ということで。安かった割にはなかなかよろしいです。もう一個買ってきてもいいくらい。

ちなみに、これを作ったもう一つの目的は。

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このシガーライターソケットを使って車載用12V機器を100Vで簡単に動かそう、ということです。最近の車載機器は設定が面倒で、車に据え付けてから設定するのが面倒で。また、これを使えば、安い車載用機器を室内で適当に使うことも出来ますし、7Vはラジコン用のテスト電源にもなりますから、色々応用は効くのではないかと。

2018年2月26日 (月)

ワークライトにジャンクの電源:その1

事の起こりは、貧乏人の味方、選んで飼えば面白い工具屋さん「アストロプロダクツ」で作業用のライトを買ってきたのが昨年の話。

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LEDのワークライトであるが。コードの先に何も付いていなかった(笑)。業務用機器ではよくあることで、好きな端子を付けて使ってね、という奴である。しかも、車載用12V仕様。当然、コンセントには使えないし。かといって、車から取ったら作業時にバッテリが心配です。そういや、足も手元の余り物から自作です。

[注意:ここから先の電気工作は素人がやったものです。真似したことによって火事になったり、感電して死んでも責任はとれませんので、自己責任でお願いします]

ということで、とりあえず直流12Vを取り出すということで。ジャンクボックスから古い外付けハードディスクの電源部分を取りだして使うことにします。最近はHDDも廉価でなければならない為、ACアダプタ仕様が普通ですが。昔はPCと同じく、12Vと5Vを取り出せる電源が付いていたわけで。基板をしまってあったわけです。まー、中古屋でも側込みで数百円で買えますが。

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ということで、コネクタは手元にあったラジコン用のディーンズコネクタを付けました。一般的な車載機器くらいなら焼けるようなことはないはずです。

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配線図は手書きで。適当ですが、ぱっとみて意味が分からない人は危険なので手を出さない方が良いでしょう。
部品屋でアルプス電子のロータリースイッチが安く手に入ったので、6チャンネルのうちの4チャンネルを使って3種類の電圧を取り出せるようにします。
ちなみに、電源側の端子はPCとは違って3.3Vが来てませんでした。
この項、つづく。

2018年2月25日 (日)

ペンタックスK-1 Mk.IIについて想う

1週間、風邪具合でフラフラしていたせいで。撮影スペースがゴミためのようになって写真が撮れないよ<有効活用してないからどっちでも一緒。

それはともかく。
その1週間で、噂が出ていたペンタックスK-1 Mk.IIの発売予告が出ましたわ。K-3IIIの方が先に出ると思っていたので意外。というか、K-1、一応、コンシュマー向けのフラグシップ機なのにもうバージョンアップかと思いましたが。なんと、基板の交換を有償でやってくれるそうです。やったー!
過去にもフィルムカメラ時代のミノルタα9(アルファ9)とかありましたが。デジタル時代は、その中味のバージョンアップが飯の種だけに、なかなかの英断かと思います。
実際、ペンタックスのカメラは初期設定のままではわりとプレーンに働き過ぎるのと、便利機能が他社と違う操作になる(ハイパープログラム/ハイパーマニュアルを理解しない人には使いやすさがわからない)ため、某カメラ誌のレビューでいつも下の方になったりするのですが。実際に使っている人にすると「あー、カメラの使い方も知らないライターがスポンサー順にレビュー評価付けてるよ」となるわけなのですよねー。これが、ある程度常態化しちゃっているのがペンタックスの一番マズイ点なのですが。使った人にしかわからない良さ、というのは使い込んでいる人のレビューにしか現れないわけで。今回のこのような措置も、ペンタキシアン(笑)と他社のフラグシップ使いの間では神対応とされていますが、その他の人たちにとってはどれほどアピールするかというと。アップグレード費用でお手軽レンズキットが買える、と思う層には響かないのかなーと。いつかはフラグシップ、と言う人には響くかもしれませんが……。

なんか、話が逸れてわかりにくくなってしまいましたが。ともかく、K-1持っている人間としては嬉しいな、ということですな。

2018年2月24日 (土)

風邪が悪化した

風邪が悪化していたのに「休みたいのに休めない」状態になって難儀していましたが、なんとかなってきたところです。ちなみに、頭痛→鼻水→咳→腹痛という順番で随時やられました。毎日症状が変わるので、全くもって対応出来ていません(笑)。

ということで、もう少し寝ます。
やっぱ、寝るのが一番いいような気がします。

ところで、製図用の古い三角定規をオークションで落としたのですが。送料計算のときの重さを見て?と思ったのですが。一片30cmを越える三角定規を大量入手すると、その物療の凄さに驚きます。「しまった」としか。製図用品は個人的に嫌な思い出があるので手を付ける気は無かったのですが。やはり、まずかったとしか。こんなもの、配るところもないしナー。

2018年2月21日 (水)

曲尺について考える その10:新潟精機の小型曲尺

これが風邪なら治る可能性があるが、花粉症だったら、もう、死ぬ。

ということで、曲尺の項。最終回は。

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新潟精機の小型曲尺「銀龍」である。
150×75mmと小さい割に幅は一般的な曲尺の15mmではなく20mm。断面は均一断面のC型。
つまり、剛性重視でかなり狂いにくい物になっています。私のパソコン机の前に常備してある一本。

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そして、内側目盛が0始点になっています。これ、普通に使うには地味に使いやすいです。幅が20mmなので外側との差の計算も15mmより簡単です(笑)。いわゆる「昔からの曲尺の使い方」をするには不便ですが、単純に「直角と長さを測る道具」としてはよく出来ています。新潟精機特有の階段目盛も好きな人にはよろしいかと。

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そして、日本製。新潟精機の曲尺ラインは基本日本製なので。安いラインが中国製のシンワよりも安心して買えます。十二支付きがないのが残念(笑)。

ということで、曲尺について見てきましたが。使い方によって断面がどのタイプを選ぶのか、尺寸法は必要なのか、内側目盛はなくてもいいのか、角目、丸目は必要か、サイズは500mmか300mmかもっと小さいのか。選ぶ基準が色々ありますし、他にも色や目盛の振り方など様々なモデルがあります。手作りもあれば、いかにもな量産品も。私も代表的なものは実際に買って使ってみましたが、当然のように持っていないモデルの方が多いのでどちらがどうとは言えないものです。
ですが、予算だけで「安いからこれでいいや」というよりも、道具は大事に使えば一生ものですから、よく考えて手に合うものを見つけていただきたいものです。
マチガッテモテアタリシダイニカッテシマエ、デハナイヨ。ソウイウノ、スキダケド……。

次に何かやる時は、おそらく測定用具なら「スコヤ」か「ノギス」だと思います。こいつらは、そんなに種類を持っているわけではないのですぐに終わりそうですが……。

2018年2月20日 (火)

曲尺について考える その9:シンワの「巻金」

結局、風邪っぽいので昨日は会社休んで医者に行ってきました。インフルではなかったので、今日は出勤。

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シンワの巻金です。現在、巻金という名前で曲尺を打っているのは私が調べた中ではシンワさんのみです。しかも、前にも書きましたが、在庫限りのようです。日本製。

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ぱっと見は300×150mmの小型曲尺ですが。妻手側の断面がBタイプになっていて、全Aタイプよりもガッチリしています。つまり、狂いにくい。そのため、一般の大工よりも精密作業が必要な指物師や建具屋さんが直角の墨入れをするのに使うそうです。

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シンワのマークと十二支。今回は丑です。

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寸法は両面cmで、裏面内側は丸目と角目が入ってます。測り方の例まで付いているあたりが親切(笑)。
長手と妻手で断面が違う為、直角部に磨きが入っているのが分かります。この辺の面倒なところもなくなった原因なのでしょうか。

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丸目部分。
ということで、巻金ですが。現状、厚手の差し金で代用するか、もしくは目盛付きのスコヤで代用するしかないようです。差し金なら、直角が狂っていないか注意し、狂っていたら修正して使う。とすると、やはり、スコヤの方が面倒ではないでしょうが、本来スコヤは墨入れ用ではなく直角の確認用なので、そのあたり、道具にこだわる人は割り切って使わないといけないのかも。
もっとも、スコヤの精度もピンキリで、安い物は曲尺並みの精度しかありませんから関係ないのかもしれませんが……

この項、もう少し続きます。

2018年2月18日 (日)

カフェイン中毒

昨晩は酷い頭痛で参りました。おそらくカフェイン中毒の離脱症状。今週は事務所で仕事をする時間が長かったので、ずっとお茶や烏龍茶を飲みながら仕事していたので。その上、金曜は暖かかったので、家に帰ってから紅茶を淹れなかったとか。
おかげで、金曜夜からほとんどカフェインを取っていなかったので、久しぶりに酷い頭痛に。頭痛は脳の血管が開くことによる問題らしいので、対策としては。カフェインを取ることによる血管の収縮作用=迎え酒みたいなもの(笑)。一番簡単な対策ですな。そして、一時しのぎ(笑)。でも、頭痛薬またはカフェインを含む風邪薬(強力な奴には結構多量に入っている)を飲んで寝れば大抵何とかなるという。
あと、即効的なものとしては氷枕とかアイスノンとか使って脳を冷やしてやれば、脳の血管が収縮する&冷えて鈍くなることによって多少なりとも気持ちよくなります。
ということで、昨日はダウンしてました。仕方ない。

「とある“ラジオ”の電脳戦機」とか

バーチャロンのPS4版が来る→しかし、バーチャロンと言えば豊崎愛生さんですが、おかえりラジオでも触れられてない→しまった!なぜか気がつかなかったけど、VitaとPS4で特典が違うのか→「とある」側はVitaだった→おまけにラジオCDもついてくる→Vita版も買わなくては→Vita版キター!→しまった!ラジオCDというと、個人的な好みで「超電磁砲(豊崎愛生・伊藤かな恵)」かとおもっていたけど、当然のように「禁書目録(井口裕香・佐藤利奈)」の方だったー(笑)←イマココ。

2018年2月16日 (金)

曲尺について考える その8:松井度器製作所の昇竜

昼間は暖かいけど、夜は冷えるナー。いつのまにやら「とある魔術の電脳戦機」が届いたけど、未だにPS-4が手元にないぞ(笑)。

そろそろ曲尺も飽きてきたけど、まだあるなだな(笑)。

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ということで、昇竜の図案に角十のコーポレートマーク。「松井度器製作所」の昇竜曲尺です。直尺の所でも大工さん御用達の職人メーカーとして「松井精密工業株式会社」の製品を紹介しましたが。ここの旧社名が「松井度器製作所」であり、十数年前まで職人さん達が作っていたというのがこの曲尺です。金色の墨入れが高級っぽいです。
両面cmの使い勝手の良さそうなA断面のもの。松井度器の曲尺については「職人技」ということでよく耳にしますので、実物を見てみたいと思いオークションで入手。デッドストックということでしたが、目盛のスミが抜けている部分があり、状態が悪い為、お安く入手出来ました。

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こうして見ても普通の500×250の曲尺ですが。

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こうして見ると、現在の機械製のものとは明らかに違う「ゆがみ」というか、断面形状を出す為の圧延工程での「むら」のようなものが見えます。そして、角部の盛り上がりを削って仕上げていることも分かります。
また、上のものは直角の修正の為に角にポンチを打っているのが分かります。
また、この写真では分かりませんが、全体に万力のようなもので締めたと思われる丸い跡が何カ所かありました。
これらの手作業による修正が日常的に行われていたのか、この製品がB品のようなものなのか(あるいはデッドストックではなく再生品とか?)はわかりませんが。綺麗なものでも圧延ムラのようなものはありますから、曲尺の手工業品としての例としては面白いのではないかと思います。
他にも、手彫りの目盛が角で交差していたり、この曲尺ならではの特徴もありますし。

気になる人は、オークションを観ていると「たまーに」出品されることもありますから、気長にワッチしているか。地方の金物屋さんなどにデッドストックがあることもあるようなので探してみるか(そういうものも、こういった情報化の中で既に刈り尽くされてしまった、という話も良く聞きますが……ジャンルによっては、まだブームが来ていないものも多々あるのです)。

2018年2月14日 (水)

曲尺について考える その7:梅田度器製作所の両面cm曲尺

一般的な曲尺のバリエーションということで、もう一つ梅田度器製作所から。

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ということで、今回はシルバー仕上げに蛍光グリーン、文字にオレンジ重ねです。買う前は、蛍光グリーンと下地のシルバー(ステンレスの鏡面仕上げ地)との明度差が少なくて見にくいかと思っていましたが。思っていたよりも見やすかったです。ちなみに、この組み合わせは、私の好みというより在庫の関係です。ただ、シルバーに黒目盛だと他のメーカーと変わらんしなぁ、というのもありますが。

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一応全体。通販などでは写真が光っていると目盛が見えなく感じるのですが、実物は……光がよく当たるところでは見づらいかもしれませんが、逆に暗めの所でははっきり見えます。

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表裏共にcm表記。いわゆる「一般の人に使いやすい」ものです。最初に紹介したシンワの平ぴたとの差は「断面がAタイプ」ということで、cm目盛ですが、使い勝手は大工仕様です。
また、内側の目盛は、これまで見てきた梅田の曲尺と同じく無しで、裏に丸目、角目の特殊目盛(cmバージョン)が刻まれています。

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ということで、m法で木工をやる人用という仕様ですな。むろん、こういった形と目盛の組み合わせはシンワや新潟精機といったメジャーメーカーのカタログを探しても色々ありますから、選ぶのも大変です。「俺は十二支が付いているのがいいから、シンワの××買った」とかでもいいような気がしますが。

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で、梅田のcm曲尺には小槌のマーク。おそらく、鳳凰などと同じく縁起物としての打出の小槌と思われます。職人の道具としては、実用一点張りではない、こういう装飾もよいのですよね。

ということで、梅田度器製作所の目盛違いの曲尺3種類はここで終わり。
次は、ついついオークションで買ってしまった品を。

2018年2月13日 (火)

曲尺について考える その6:梅田度器製作所の尺-cm曲尺

事務所にずっといたにもかかわらず、寒くて震えていた。たまに頭もくらっときていたけど、大丈夫か?

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ということで、梅に田のマークの梅田度器製作所。です。

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今回は昨日載せたものよりも更に見やすい「ルミノコートの黒地に蛍光オレンジ、数字は蛍光グリーン」というものです。500×250mmの標準品。昨日書き忘れましたが、断面はAタイプで、大工用です。

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このモデルは、表が尺で。

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裏がcm表記です。内側目盛は無し。つまり、特殊目盛無しで、cmと尺の両方が使えるタイプです。コレ一つあれば、木工の本や授業でもで困ることは無いと思われます。使いやすいかどうかと聞かれると、何とも言えませんが。やはり、使用用途に合わせて選べるように大量のバリエーションモデルがあるのですから、そのように。
ただ、梅田のルミノコートのものは精度が良いとか職人技とかいうだけでなく、「見た目が非常に綺麗」というのもあるので、インテリアとしても映えるのですが……。

2018年2月12日 (月)

曲尺について考える その5:梅田度器製作所の両面尺の曲尺

毎日変わりないです。なんとかしてくれ。

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ということで、曲尺その4です。本格的な曲尺として「梅田度器製作所」のものを紹介しながらになります。ちなみに、梅田度器製作所さんは、現在既に廃業されたそうですが、今なら市場に在庫が出回っていて通販などでも手に入るので、職人系大工道具の好きな人は「今のうちに」、という奴ですな。写真は「梅」に「田」のマーク。

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というわけで全景。500×250ということ以外ほとんど分かりませんな(笑)。

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今回のものは「裏表共に1/33m目盛=尺貫法」のものです。正直、自分が図面引いたものには使えません(笑)。曲尺の使い方の本とか大工さんの本とか読む時に見ると役に立ちます。とかいうと、本職の人に怒られそうですが。いつか使うかもしれないので、その時まで大切にしておきます。
あと、塗装が特殊で黒地にルミノコートの蛍光ブルーです。暗いところでも良く見える、ということですが、こういう工夫もメジャーメーカーが追随できない良いところのような気がします。

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内側の目盛は表側は無し、裏側は角目と丸目です。「吉」とかいう漢字は占いに使うらしいのですが、実際の使い方は良くわかりません。そのあたりに触れている本もあるらしいので、気になった方は調べてみて下さい。そして、教えて下さい。

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かっこいい鳳凰のマーク。尺貫法だとピッタリ端まで目盛を入れずに、こういう装飾を施してあるものが多いようです。実用とは関係ないですけど、カッコイイですよね。

ということで、梅田の曲尺の項、続く。

最近の休みの日

明日は珍しく休みということで。これまでの趣味(本と模型)と少し毛色の変わった方面で色々やっている。
昼間はリサイクルショップを廻って独自のマップを作り。
夜はネットで情報収集。
その結果がコレと言って何も無いあたりが今のところの悩み(笑)。

今日わかったこと。

セーラー万年筆の「ふでDEまんねん」の首軸は、紺色のはプロフィットシリーズのボディに付くけど、若竹はなぜかネジ規格が違うのでつかない。このため、若竹の40゜ペン先は「プロフィットふでDEまんねん」として専用の品が売られているのかもしれない。ちなみに、筆ペンのプロフットも首軸に互換性がある。ニブだけ取り替えるような上級者には関係ない。

サンリオの出版物は独自のことをやり過ぎて追いかけにくいとは思っていたが。自社版権ものは、何度もリニューアルするのでシリーズ物になっていてもわかりにくい。リスト化すればいいのだろうが大変だから誰もやらない(<実物を持っていれば簡単だろうけど、ネットの情報だと同じものなのか違うものなのかが区別が付かない)

サンリオ男子→ただしイケメンに限る。こんなにこの言葉が上手くハマルものも無いかと思う(笑)。

2018年2月10日 (土)

曲尺について考える その4:シンワの「平ぴた」

ということで、曲尺その4です。ここから、ちゃんとした(笑)差し金になります。

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最初に全景を出すとみんな同じに見えるのでラベルから。シンワの「平ぴた」です。
JIS品、500×250mm、断面C型=長方形、裏表cm表記。おそらく一般型の曲尺として、普通の人が一番使いやすいモデルかと思います。
そして、このモデルは日本製。シンワの曲尺は細かく日本製と中国製に分かれていますので、気にする人はカタログ必携です。ちょうどよさげな売れ線ライン(数が出る奴)が中国製なのでねぇ。

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全景。大きすぎて側面のライトが入り込んでます。面倒なのでそのまま(笑)。500×250というのは卓上工作には大きすぎるのですが、家具とかの木工とか仕事に使うにはこのくらいがちょうど良かったりします。このサイズが一般的=大工道具発祥だということが良くわかります。

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内側の目盛は、やはり外角基準の15mmスタート。一般的です。表裏共にメモリが入っているので使いやすいです。

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安心のシンワマーク。個人的に、世の中の会社にある金属製定規のほとんどニコのマークが入っているのではないかと思う。でも、こないだテーパーゲージ頼んだら新潟精機だった(笑)。

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わんわん。今日の豆知識。昔ながらの曲尺には十二支が刻まれている。と言われていますが、これ、やっている会社が殆ど無いんですよね。私も、コレクター的に(笑)おもしろがって何本か所有していますが、これが入っているのはシンワ製の一部だけです。
用途は「他人のものと区別する為」。確かに名前とか彫り込むのは大変ですからねぇ。
しかし、製造元に発注するならともかく、普通に通販で買う時に選べるところはありません。店で選ぶにしても、大概の店が2~3本も在庫持っていれば多い方ですから。店頭で、自分の欲しい曲尺と十二支の組み合わせのものがあったら、もう、買うしかないですね。逃したら、次に会えるのはいつになるのか分かりませんから。

2018年2月 8日 (木)

曲尺について考える その3:新潟精機のサンデーカーペンター

万年筆とインクの種類が増えてきたので、使い道を決める意味でも一部を除いてインクを一度リセットすべく洗浄しました。……プリンの空きカップに首軸が沈んでいる風景は意外とシュール。

曲尺その3.ようやく各論には入れます。

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ということで、写真は新潟精機のサンテーカーペンター。差し金の常識を覆す低価格。150mmのステンレス直尺より安い場合が多い。正直、取り回し以外でこれを買わない理由が思いつきません。というか、最初に見た時、あまりの安さに驚愕した。
秘密は鉄に塗装であること。一般品はステンレスにエッチングです。そして、JIS品ではありません。上級品はJISをうたっているので、精度はそれなりです。
しかし、それなりの精度の定規で直角が簡単にケガけるのは実に便利です。
断面はC型=ただの板状です。つまり、直角に曲がった普通の定規ですね。

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内側の目盛は外角基準。曲尺の定義通り15mmの幅になっているので、当然15mmスタートになります。目盛は新潟精機お得意の階段目盛。

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片側には新潟精機のマーク。

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反対側にはMADE IN JAPAN。新潟精機の曲尺は日本製なので、こだわる人も安心して買えます。JISがなくても、国内生産の定規なら、一般的な仕様で困ることはないでしょう。
ということで、安いので、もう、その辺に常備してガンガン使い倒すのにちょうどいいです。

曲尺について考える その2:曲尺の特徴を記しておく

さて。曲尺についてですが。学校で使用する定規(物差し)の延長線上にある直尺と違い、知っていないと分からないことが意外と多い(というか、私も幼少期より差し金を使っていながら、その形状の意味とか便利な使い方とか最近知りました)ので、まずは予備知識として講釈を。

曲尺を選ぶときの基準として一番重要なのは、まず目盛の組合せ=メートル法か尺貫法か、角目、丸目があるかどうか、内側の目盛の基準がどこか、などということです。これは使用用途によって簡単に決められるのですが、一般人が使う分には両側共にメートル法のものが一番使いやすいです。尺貫法なんて使うことはまずないですが、大工仕事をする人でなくても、昔からの曲尺の使い方の解説書などを読んで勉強する際などに屋根の勾配の考え方(昔の日本建築では角度ではなく勾配を使う)など、尺貫法を基準にした概念がありますので一つ持っていると役に立つときが来るかもしれません。表が尺で、裏がメートルとかもありますし。
角目、丸目というのは曲尺の裏にある特殊目盛で、円の中にある最大の正方形の一辺の長さを出すことが出来るのが角目、円の円周の長さを出せるのが丸目です。丸太からの製材の考え方なので、実際に使うかどうかは微妙です。
内側の目盛というのはそもそもないものもありますが。メートル目盛の一般として、外側の角を0として内側は15mmからスタートです。一般の曲尺は15mm幅なので。ただ、特殊なものとして0からスタートしているものも有り、これはこれで測定が楽ではないかと。

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次に「断面形状」があります。上の下手くそな図は「JIS B7534 金属製角度直尺」からの引用で、先ほど速攻で手書きしたものです(PCを新しくした時に図形ソフトを入れてなかった)。縦横の最大幅が同じ3種類の断面が定義されています。
Aは大工用で「軽く、復元力に優れる」とされています。真ん中の凹みは指で押さえるためのもので、両側が薄くなっているのは墨入れの時ににじまないようにするため。復元力云々というのは直角をけがく際に引っかけた長手側を軽く曲げてずれないようにするため、元に戻ってくれないと困るということのようです。つまり、昔からの大工さんが、柱に直角の墨入れすることを前提とした設計なのです。
Bは建具師や指物師が使うとなっていますが。妻手側(曲尺の短い方)のみ形状が違います。これは、主に巻金と呼ばれる曲尺よりも剛性が高くて直角精度が良く、正確に直角をけがく時に使うものらしいのですが。素人には使い分けがよく分かりません。巻金という概念自体が絶滅寸前でして。あの「シンワ」ですら、オレンジブックによると巻金のラインナップが廃番ということで、今後、この手のものはなくなってしまうのかもしれません(今なら、まだ普通に入手可能です)。
Cは全面の厚さが一定のもの。土木・金属加工用ということですが、要するに今の人が普通に使う用です。私も金属関係の職業なので、普段使っているのはこのタイプになります。ある程度厚みがあって狂いにくくなっていると思いますが、AやBのように長手側を曲げたりする「日本に昔から伝わっている曲尺の使い方」が出来ないため、正直別物のような気もします。木材加工の本に載っているのが大工仕事から来るテクニックだったりするとABのようなタイプの方が使いやすいかもしれませんし。テクニックとかとは別の単純な測定やケガキ作業ならCタイプが狂いにくくて使い勝手が良い気がします。

このあたりのことを知識として持っていると、実物の違いや用途が見えてくると思います。

ということで、この項続く。

2018年2月 6日 (火)

ハサミについて考えた その5 ???

工作のに都合上、普段使わない道具を引っ張り出してきたのでついでに。

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「ハンドニブラー」という道具です。分類すれば、特殊切断工具といったところでしょうか。薄い鉄板やアルミ板をサクサク切ることがで来るツールというか、自作の機械などを作る時にスイッチなどを取り付ける四角い穴を開けるのに良く使われるツールです。てこの原理を利用して、刃でものを剪断する、と書くと、はさみと同じになります(笑)。

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刃先のアップ。この出っ張った部分に引っかけた部分を極小の四角に切り抜きます。驚くほど軽い力で切れるので、初めて使うとびっくりします。

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で、開けた穴がコレ。四角の集合体なので、直線ではなく、段差が見えます。これは、切る面が見えていればいいのですが、ドリルで開けた穴に刃の部分を突っ込んで切った為、わりとルーズになっているためです。まー、大概のスイッチには鍔の部分があって、穴の端は隠れるように出来ているのでモーマンタイ。
箱の内側にケガいておけば、割と綺麗に切れます。

ということで、ハンドニブラーですが。国内有名メーカーの他、海外メーカーも含めて同じ形のものが数多く販売されています。私が買った店(よく行くパーツ屋)でも、海外製の良くわからないメーカーのものと、国内の有名メーカーのものが並んでいたのですが。本体を見ても、代え刃を見ても、どこが違うのか分かりません。昔、アクリルキットで同じように見えても、材質や寸法のおかしいパチものを買ってしまって酷い目に遭ったことがありましたが。コレに関しては、海外メーカー製でも全く問題なく使えております。値段は国内メーカーの半額くらいでしたが。
ちなみに、メーカー名を調べようと、パッケージの台紙をさがしたのですが紛失してしまって分からず。中国製などではなく、英語の名前でUSのパテントかなんかが書いてあったと思うのですが、買ったのが昔なので記憶が……。あと、密林通販のレビューを見ても、かなり評価が割れているので、博打気分で買った記憶が。

2018年2月 4日 (日)

色鉛筆をプレゼントする

昨日は豆まき忘れた。痛恨の一打。
あと、ネット用ソフトで10年ぶりくらいに使える奴に出会った。嬉しいわ。

インクの色試しがてら、万年筆+水筆でへろへろした絵を描いていたところ。母が面白そうだというので、水彩色鉛筆と大人の塗り絵の方へと誘導された。妹は福祉関係の仕事をしているのだが、老化防止にも役立つらしい。ということで、熱が冷める前にさっさとやらせた方が良いかと思い、早速色鉛筆を買ってきた。
色々あるので、どうすんべと思ったけど、安い物=学童用=芯が硬めで折れにくい、という図式が色鉛筆には適用されるので。硬くて塗りにくいとなると、それだけでやる気が削がれるので、ステッドラーのカラートにした。最近、机を整理していたらミツビシの古い色鉛筆が出てきたので使ってみたけど、やはり硬くて薄くなる。ミツビシならダーマトグラフの塗り心地がいい、とかいうと「それ色鉛筆じゃねーだろ」と突っ込まれそうだけど、あのくらい柔らかくてもいいのではないかと思う。
あと、多少なりともいい値段の物を買うと、そう簡単にやめられなくなる(笑)。予算的にファーバーカステルとかは無理。
ちなみに、水筆は自分も使っている呉竹。ステッドラーよりも安いから(笑)。でも、筆ペンの専門メーカーだし。

あと。今日は曲尺の撮影をしていましたが。500×250mmとか、撮影スペース的にも無理だから。あと、広角レンズだとピントが甘くなるので、こないだからマクロレンズに変えたのだけれど。うちのAF対応マクロレンズは100mmしかないから、ワーキングディスタンスに無理があるし。
まぁ、これより大きい工具はないからいいや。
あと、定規を撮影していると、なんか仕事みたいで色気がなくて嫌になる(笑)。

2018年2月 3日 (土)

今月号の「メガミマガジン(学研プラス)」は

なんかしらんが、いつもの通りに部屋がぐちゃぐちゃとか、昨日の夜はさっさと寝たのに今日も午前中寝てたとか、午後から買い物に行った以外の記憶が無いとか、いろいろあって何も出来ない(笑)。

今月号の「メガミマガジン(学研プラス)」は付録がサメさんチームの水着ポスターに、最終章第1話のコンプリートブックと、ガルパン特集になってます。まー、放映当時からレギュラーページ有りという優遇策を採っていただけあって、モデルグラフィックスと共に、メイン情報誌と化していますなぁ。
コンプリートブックはいつもの通り、メカとキャラの設定が小さいながら一通り載っているので、模型誌を買わないタイプの人には便利かと。
付録が2点ともガルパンということで買いかと思いますが。特別定価は勘弁してくれと思いますね。今期、プリンプリン物語が一旦打ち切られた為に一つも録画している番組がないという状態(居間のブルーレイに妹がせっせと予約してますが……)では、本誌の方の意味が……このピンナップの塊、どうしろと。

2018年2月 2日 (金)

曲尺について考える その1:予告編

予告していた曲尺について。ぼちぼちやります。
直角に関するものは沢山ありますが(スコヤから三角定規まで)、何からやろうかと考えた時、工作の作業的に一番一般的に使われるだろう曲尺を選んでみました。
ただ、学校で使っていた定規の延長線上にある直尺と違って、曲尺は大工道具としての側面が強く、「素人から見た」という点で、プロが書いているものと大きく異なってくると思われます。まぁ、私も仕事で良く使いますが、特に大きく異なるのは。断面形状でして、JISでも3通りの形状が指定されています。詳しくは各論で述べますが、大工さんが使う一般的な曲尺、建具や指物に使う曲尺、鉄鋼などに使う均一な厚さの曲尺。私が仕事で良く使うのは3番目ですが、昔から差し金として売られているのは1番目が一般的かと思います。
そのあたりの「実際には何が必要なのか?」というあたりを見ていかないと、種類が多くて訳が分からない、と言うことになりかねません。まー、そういったマニアックな部分が出てきて、ようやく測定工具に面白い点が出てくるのではないかと思いますが。
ちなみに。曲尺=差し金=金属製角度直尺(JIS表記)です。直尺に対して曲尺を使いますが、差し金の方が一般名詞のような気がします。
暇な人はJISC(日本工業標準調査会)のページでJISの閲覧が出来ますから、B7534:金属製角度直尺について読んでみて下さい。

2018年2月 1日 (木)

「文具を買うなら異世界で!(海産物/KADOKAWA)」1巻を読む

寝ぼけて仕事しているせいか、ずっと水曜日だと思っていた……。

ということで、文房具漫画第3弾。

20180130_isekai

「文具を買うなら異世界で!(海産物/KADOKAWA)」1巻を読む。
今なら、角川の Comic Walker で第4話が公開されていますな。
というわけで。どんな設定だか明らかになっていませんが。ファンタジー世界に文房具屋さんがあって、最新の文房具を見たこともない住人たちが文具の力でアレコレするという。文具マンガの最右翼といった感じのアレな奴です。若い人に読みやすいというか、手に取りやすいネタという点では一番かも。あと、店で扱っている品ということで、これまた最新のモノが取り上げられています(もしくはロングセラー)。
原作付きというだけでなく、文房具関係の本を買うと必ず名前の出てくる文具王・高畑氏が監修しているとか。海産物先生と言えば、確か某所のイラストで有名なちっちゃい人だったような。何かと豪華スタッフです。
そして、主人公である店主のヒロインは、またしてもスタイルが良く……ホントに文具漫画のヒロインはスタイルが良くないといけないのだろうか?

ただ、文具とファンタジーを組み合わせるという技が成功しているかというと。話によっては、イマイチ噛み合っていないというか、無理矢理な点があるようなないような。もっと振り切ってしまってもいいような気がするのですが、妙なところで真面目なような。
あと、作品内では1話で2つの商品が出てくるのですが。なぜか、解説されているのが活躍していない方の商品のような気がして、読んでいてモヤモヤします。
ライトな作風にもかかわらず、レギュラーキャラが一人しかいない上に話の連続性が皆無なので、話に入り込みにくい点も読みづらい原因かと思いますが。その辺、話が進めば改善されると思われるので、今後の展開に期待です。
早速新作の方では、カエルの受付嬢が再登場していますし……。

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