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2018年3月 4日 (日)

「万年筆の生活誌-筆記の近代-(国立歴史民俗博物館)」を読む

最近、疲れているのか、活字を読んでいるとすぐに眠くなります(笑)。
ということで「万年筆の生活誌-筆記の近代-(国立歴史民俗博物館)」なんて本を読んでいました。

20180303_mannen

この本は、博物館で万年筆の特別展をやった時の図録で、ミュージアムショップで通販も受け付けてくれているものです。
内容としては近代日本における万年筆の歴史によるものですが。日本の三大メーカーを中心に、実際の万年筆の写真が多く掲載されており、壮観です。日本独自の工芸品としての蒔絵万年筆の図柄を平面に映したものなどは正に図録的ですが。個人的には、一般販売された大衆向け量産品の流れや化粧箱の数々の方に目が行きます。
万年筆の本というと、どうしても豪華絢爛な特殊モデルが多くのページを取っていますが。これは、それが目を引くというだけでなく、メーカー等の所蔵品がそういう特殊モデルに片寄っているからではないかと思います。というのも、ネットで詳しい人の文を読んでいても、時折、全く不明のモデルが出てきたりするもので、大量生産故にメーカーでも製品の全貌を把握出来ていないという事実があるからで。そういう意味では、なるべく早い内に、製品を時系列順に網羅するような史料の編纂が必要かと思うのですが……なかなかそういう方向の本は需要がないのか出回りませんね(笑)。そういう意味では、こういった公的機関が、大衆向けの製品の全貌を記録するようなことも必要では無いかと思うのですが……民俗博物館ではそこまでのことは難しいのでしょうねぇ。各企業で資料が散逸しないようにまとめたり(旧パイロット本社ビルには博物館スペースがあったそうですが)、業界でそういったものができればよいのでしょうが。
そんなことを思いつつ、図録を眺めるのはなかなか楽しいものです。一般の書籍と違って、なくなると入手が困難なので、興味のある人は買えるうちに買っておくのが吉ですね。

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