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2018年5月 4日 (金)

万年筆用の収納箱(ペントレー)を作る

さて、今回はこれを作ります。なるべく手抜きして作ってみます。

20180504_box01_2

以前、恵さんのtwitterで紹介されていたペントレーを作ってみたりしましたが。奥の方のペンが取り出しにくいので、縦に入れたいと思いましたが。一から作ると大変だし、100均によさげなトレーがあっても積み上げ式だと使い勝手が悪い。ということで、店の中でうんうん唸っている時考えつきました。「側だけ作れば簡単なのでは!」

20180504_box03

ということで、最初に購入したのがこの「Seria 木製トレイM」。店頭で見て結構いい感じだったので3個買いましたが。これ、実は寸法がバラバラで、下手すると5mmくらい平気で違ってます。このため、組み合わせて使う時には注意が必要です。
これの長辺がちょうど200mmくらいなので、幅200mmの板を切り刻んで箱を作ります(200mmの板を使うと切る場所が少なくてすみます)。
PDF形式の図面の一例を置いときます。
板厚が15mmののものを使用していますが。実際には重い物を入れないので厚さは5mm以上あれば十分です。レール部分は10×10mmと10×5mmの角棒。図面は板厚に合わせて数字を変えて下さい。あと、トレーのサイズが微妙に違うので、かなり余裕を持ったサイズにしていますが、組み合わせによっては中段が入らなくなります。実際、2個組みましたが、どちらも入るものと入らないものがありました(笑)。
また、最初に作った時には「幅方向に板が反っていて」隙間だらけになってしまい、木工パテで埋めたりして大変でした。ですから、ポイントは「定規を当てて反っていない板」であることです。ホームセンターに定規を持ち込むか、店員さんに借りましょう。ベニアのような合板はほとんど反りませんが、高価な一枚板はよっぽどよく乾燥したもので無い限り反っています。今回は集成材という継ぎ接ぎした板を使っていますが、これも反っているものと反っていないものがあるので。材質はパインでした。

20180504_box05

トレーの中敷きは前と同じくボール紙と竹ですが。今回は四角い断面の竹串を使用したのですが、これは失敗。丸い棒は加工してあるので多少の反りはあっても形状は出ているのですが。四角い竹串は断面が菱形や台形になっていて酷い。仕方なく小刀で割って使っています。あと、皮の部分が硬く、私はゴッドハンドのアルティメットカッターを使いましたが、オルファの特専黒刃が一発で欠けました。つまり、金属切断用のハサミ等を使わないと危険なレベルで硬いです。よって、竹を使うなら丸棒の竹籤か竹串を使うのが正解かと。

20180504_box06

で、ダイソーの「貼れる布 ベルベットタイプ」を巻き寿司のように貼っていきます。ちなみに、結構キッチリ巻いたつもりでも、断面はこんなものです。

20180504_box07

説明が前後しますが、端は写真のように切れ込みを入れて折り返しています。

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ということで、トレー完成。

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外箱はこんな感じ。たまたま売っていた板が15mm厚でしたが、厚すぎるように感じます。
レール部分の隙間はトレーを引き出す時に指を入れるののも兼ねているので、必要ない最上部も広くなっています。埃は入りますが、密閉されないので良いかと。
蓋をしたい人は目隠しにトレー前面に薄い化粧板を貼れば良いかと思います(プロのつくる引き出しも最前面を大きくして隙間を隠している)。
一番下に薄いレールがあるのは、接触面積を少なくして滑りをよくする為(通常は引き出し側の下を少し出っ張らせる。それがあれば一番下のレールは必要ない)。
組み立ては電動ドライバーがあればコースレッド(木ねじ)を使用するのが簡単です。今回は下穴を開けるのが面倒だったので接着剤で組みましたが……初期接着力が弱いので、ずれないように固定するのが大変です。ハタ金などの専用の押さえる道具がないと難しいと思います。

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ということで、トレーを入れて完成。ちなみに塗装はワシンの油性ニス(エボニー)で2回塗り。小さい方のパッケージでも2個塗れます。トレーは見える前面のみ塗装。中を塗ると、材質(エンビとかでなければ大丈夫とは思うけど)や塗装によっては融着する恐れがあるので注意。

20180504_box11

引き出しを開けるとこんな感じに。やけに鮮やかになりましたが、単純にお店の在庫の関係です(黒はなかった)。
ペンの間隔はセーラーのハイエースネオなどの細いペンが沢山入るように広いものと狭いものの2種類を作っています。

あと、残った材料で。ダイソーアクリルトレーにショートタイプのペンが沢山入る中敷きを作ってみました。

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そう、最初にこれを考えられた恵さんも書いていましたが、ショートタイプなら縦に入るのですよ。あと、セーラーのシャレーナがギリギリ入ります。……シャレーナが埋まるほどあったら凄いのに(笑)。

ということですが、板が1000円弱。ニスが500円くらいで2個塗れます。トレーが3個で300円。貼れる布は1枚でトレー2個分なので最低2枚必要。他にボール紙や竹串が必要になるので、2500円弱くらいかかります。リサイクルショップで3段の小物入れが1000円~2000円くらいで買えますので、サイズを気にしないならそちらの方が安上がりで立派です。
自分で作ると道具も含めて逆に高くつくのですよ。利点としては、必要なサイズで作るのでコンパクトに収まること。あとは作っていて楽しいと思うかどうかですね。

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ちなみに左が1号。右が2号。1号の方が板厚が薄いので一回り小さいです(面取りしてあるのは、歪みを誤魔化すため)。

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あと、一番悔しいのは。板厚が思ったよりも厚くなってしまった為、100均の引き出しトレー3個分と大きさが一回りくらいしか変わらないこと。こいつはトレーが深いし、デザインも弁当箱のようですが、コストパフォーマンスを考えると実に良いという……。
板厚さえ薄いものがあれば圧倒的にコンパクトに出来たはずなのに……。

ということで、万年筆用の収納箱を作る、でした。

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