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2018年8月11日 (土)

「ヘヴィーオブジェクト 最も賢明な思考放棄 #予測不能の結末(鎌池和馬/KADOKAWA)」を読む

「ヘヴィーオブジェクト 最も賢明な思考放棄 #予測不能の結末(鎌池和馬/KADOKAWA)」を読む。
4月の新刊なので、4ヶ月の塩漬けですか。まー、最近は鎌池先生も単行本を出さない月があるので、忙しい時には後に回しても何とかなります(笑)。
ということで、前後編の後編になるのですが。ほぼ全編ヘイヴィアが出ずっぱりで、代わりにクゥエンサーの出番がほとんどありません。その理由は本編を読んでもらうとして。そのあたりのギミックについては、ほぼ予想通りだったので、本編中の登場人物と違って、読者が驚くことは無いかと思います。ゆえに、オチも想像とさほど違わないというか、もうちょっとカタルシスのある展開が良かったかと(笑)。
ということで、ハーレム男がでてこないので、内容的にはかなり殺伐としています。ヘイヴィアは出ずっぱりになると、ほぼ下ネタセリフのオンパレード「だけ」になってしまうので、主役になれないやつだなーと思います。あと、限界がはっきり見えていますし。
作者の中ではレイス推しのようですが、そこまで言えるほどのものはあんまり感じなかったような。どっちかというと、今回漁夫の利を得たのはミョンリであり、ようやくヒロイン属性を得られたかと。作中登場女性で、珍しくクゥエンサーに懐いていないところもミソかと。

それはともかく。
最近の鎌池作品は固有名詞に形容詞を沢山付けた状態をひとつの単語として扱うので、目で追いながら文章が「うっとおしい」というか、国語の授業的には「指示代名詞とは言わないが、同じ形容詞を何回も繰り返し出すのはいかがなものか」と思ってしまいます。まー、国語の授業ではダメでも、プロの作家なら「個性」ですからねぇ。
あと、それが原稿の水増しだったら文句を言いたくなりますが、それを差し引いても分量多すぎ(笑)。展開にカタルシスが感じられないので、妙に長く感じてしまうというか、やっぱり、クゥエンサーの女たらしなところがあってのヒロインなのか、とか。

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