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映画・テレビ

2016年7月30日 (土)

シン・ゴジラ見てきた。インプレッション。

めずらしく、朝一の上映で「シン・ゴジラ」を見てきた。
すごい作品だった。いい、悪いは別にして。
パンフレットに帯封をしてまでネタバレを禁止しているので、ここでも少し気にしてみるけど。これは、いろいろな意味で影響力がある映画だ。政治を描いているもというのもあるけど、選挙前に公開していたら、かなり、影響力があったのではないかと思われる。また、造形的な意味でも、秋の模型誌はゴジラの特集を組むのではないかと思われる。
本屋をのぞいても、まだスタート時ということで、旧作のおまけに新作をくっつけたくらいで、ほとんど樋口特技監督のインタビューである。公式本はパンフレットにも乗っていたけど、高いなー。
あ、パンフレットは買っておいたほうがいいです。見終わった後で、キャストとか、製作の流れとか知りたい人は。
あと、見た後でもいいけど、やはり、ゴジラのリブートであったゴジラ(1984)と対比すると、いろいろな面で面白いと思う。映画におけるエンターテイメントとか、脚本とか、そういう意味で、全く異なるものになっている。これは「いい意味でも悪い意味でも」というものであり、どっちがいいとか簡単に言わないでほしいと思う。

2016年7月15日 (金)

反戦プロパガンダの恐怖

まー、戦車好きとしては戦争映画なども観たりするのですが。戦争映画といってもエンタテイメントに徹した愉快なものから、やたらと悲劇性を前面に出したモノ(日本映画に多くて、見ると気が重くなる)まで色々あります。基本的に、戦争なんてろくなもんじゃないですから、人が死ぬのは当たり前ですし、悲劇を描いて平和を訴えるのも当然かと思います。しかし、そんな中でも、最高にアレな気分になるのが「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」である。
まー有名な作品なので解説するほどのこともないかと思いますが、WWIに出兵して砲撃で塹壕に生き埋めになった兵士が顔をえぐられ、壊死した手足を切り取られて、五感を失い、過去や現在を妄想したり、頭を振ってモールスしたり、そして、周りは……というような見た人みんなトラウマという話です。小説(未読)、映画共に作者はローマの休日なんかも描いた有名人ですが、共産主義者で逮捕されたり本名で執筆できなくなったりしており、小説も戦争が起こるたびに発禁になったりしています。つまるところ、プロパガンダ映画なのですが。個人的に、こういった「人の生理的嫌悪感」に訴えるような作品は好きではありません。作中のアレな性描写もキリスト教圏の人間に対する嫌悪感のようなものを煽る目的ではないかと思ってしまいます。戦争の悲劇を描くというより、「戦争に行ったら、こんなになってしまうぞ。怖いだろう」という方が強くなってしまう気がします。先日行われた参院選挙では学生にも参政権が与えられましたが、公平であるべき学校で反戦プロパガンダ映像を延々見せられたという恐るべき洗脳に関するニュースもあって、そういう意味でも嫌な感じです。

日本人としては、この小説より10年も前に「芋虫(江戸川乱歩)」が発表されており。こちらも同様の戦争犠牲者が出てくるものの。彼と彼の妻により、戦争に関わった者の狂気が描かれており、もっとずっと醜悪で、それゆえにストーリーとしての完成度はこちらが上のような気がします。そして、どちらも「そんな姿になっても、人は意志を持っている」ことが語られますが、その事実が読んだ人に突きつけてくる事実のレベルがかなり異なるような気がします。まー、「ジョニー」の主人公が世間的にも名の知れぬ若者であり、「芋虫」の主人公(実際の主人公は彼の妻)が士官で「その姿になっても凱旋」という差も大きいのかもしれませんが。それよりもやはり「通俗小説」としてろくでもない小説を書いてばかりいた江戸川乱歩と、政治的思想が凝り固まっている(と私が偏見を持っている)人間との差のように感じてしまうのです。

ちなみにこの題名、「ジョニーよ銃を執れ」(Johnny, get your gun)という南北戦争の頃から米国で兵士募集に使われていた宣伝文句に対する皮肉だそうですが。彼のオリジナルというより「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Has Gone for a Soldier)」とか「「ジョニーが帰るとき/ジョニーの凱旋(When Johnny Comes Marching Home)」とか、戦争に行ったジョニーがどうなったかを歌った曲が色々あって、まー、その成り立ちや解釈に関してはかなり複雑なので、Wikipediaやニコニコ大百科などにも詳しいので各自調べて下さい。そして、この反戦歌としてのバージョンが帰ってきたけど目も手も足もないという歌詞の「ジョニー、あなただとわからなかった/あのジョニーはもういない(Johnny I Hardly Knew Ye)」で、そこから作られた小説が「ジョニーは戦場へ行った(Johnny Got His Gun)」らしい。
他にも、WWIの時のニュース記事を元にした言われておりますが、このモデルに関する実際の歴史的考察は「100光年ダイアリー」さんに詳しく、実際には毒ガスによる傷痍軍人だったのではないかというあたりまで辿られております。トラウマは避けられたかな?

さて、ガールズ&パンツァーにも軍歌系のBGMがいろいろあって。劇場版に「When Johnny Comes Marching Home」が使われていて、これが悲壮感漂いながらも非常にアタックの強いマーチになっていて印象が強かったのですが。
そこから映画「ジョニーは戦場へ行った」を連想してしまったのは間違いではないけど、上記説明のように直接的には全く関係ないもので(同一の原曲を元にした派生)、完全な間違いだったのだ(笑)。日本語だと同じモノの翻訳かと思ってしまうけど、「When Johnny Comes Marching Home」は「ジョニーの凱旋」であり、このタイトルの歌詞は戦意高揚の方になっているのである。
まったくもって、「知らない」というのは怖いね。

2016年5月15日 (日)

「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」よく出来た2作目

土日、ほとんど寝ていた。やりたいことは多いのだが、油断すると寝てしまう。というか、単純に疲れているのだが、5月中は多分ダメだろう。

「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」見てきました。単純に面白い。
舞台が大学に移ったり、ヒロインがそのままだったり、悪役が固定されていたりと、原作とはストーリーラインは全く異なっているのですが。作品としては、キッチリ「変態仮面」になっています。
最近、漫画原作の実写作品が相次いで低評価を受けていますが。単純に「広告代理店がTV局と組んでTVドラマの拡大版を作っている」ノリ自体が作品を追い込んでいるような気がします。予算は潤沢にかけても、全てが中途半端で、話題作りが先行している。
それに比べれば、変態仮面なんて、前作はパンフレットすら作られず、今作のパンフレットの後ろにちらっとくっついているレベル。前作はうちの地方では夜1回上映1週間という限定上映。しかし、スタッフはこの大昔に連載されていた作品を掘り起こしてでも映画にしたかった人達であり、時間も予算も宣伝もなくても、楽しい作品になっている。見ていて、決定的にダメ出ししたくなるようなシーンもない。今回、前作よりも大規模にやっている上に、一部俳優さんがメジャーになりすぎて「ギャラ上がっているだろうなー」と思っても、完全に続投している(<これ、シリーズものでは、わりと重要なポイントと思っている)。
ストーリー的には、前作中盤の「怪人大行進」のようなエンタメ部分が無くなり、一貫してストーリーを追うストイックな作りになっているけど。そもそもネタが馬鹿(<誉め言葉)なので、他の所はそのくらい真面目な作りになっていないと見ていられない。そして、はっきり言って「ヒドイ作品(<誉め言葉)」に仕上がっているので、見た限りの満足度は高い。おそらく、スタッフのだり一人として「このくらいやってりゃいいだろう」「サービス入れてやったから、さあ喜べ」的な中途半端な仕事はしていない、と言うことだろうと思う。
それと、相変わらず不思議な間のムロツヨシさんの怪演、前作とは別役なのにやっぱり極度の変態役の安田顕さん。そして主役の鈴木亮平さんの普段の演技が顔芸なのに変身すると肉体美という相変わらずの凶悪さ。新たな敵役は控えておきますが、あのキャラのオファーにOKを出した事典で凄いと思います。あと、ダイソンのOK出した人も凄いと思います(笑)。
ちなみに、この作品ではヒロイン役の清水富美加さんも美人さんになりましたが。個人的には、主人公の母親役の片瀬那奈さんが前作からのお気に入りなので、今回も美人さんで喜ばしかったです。

2016年5月14日 (土)

これから「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」を見に行くよ

これから、今日初日の「HK 変態仮面 アブノーマル・クライシス」を見に行ってきます。

ちなみに、今日は、朝から会社に呼び出されて、1時間ほどボランティアしてきました(笑)。

2015年12月10日 (木)

「1941(劇場公開版)」を見る

最近、曜日感覚がありません。毎日木曜日くらいの疲労感です。でも、さっき 木曜日になったばかりです(笑)。

「1941(劇場公開版)」を見る。
1941年の真珠湾攻撃の直後のアメリカの混乱を描いたコメディ作品です。
今まで、通しで見た記憶がないのですが、なぜか特定のシーンについては見た記憶があったりして、良くわかりません。おそらく、この作品のパロディとかのデジャビュのような気がしますが。
ということで、日本では割とメジャーな作品なのに、アメリカではかなりの酷評をされたらしい作品。どうも、公開時期には、まだ、アメリカは戦争について笑えるほどの余裕がなかったのか。
基本的に、群像劇のように描かれるそれぞれのキャラクターが、相互に影響しながらどんどんおかしなことになっていく、という王道なコメディで。ラストに向かって、ピタゴラスイッチのように盛り上がっていくはずなのですが。……一つ一つのシーンは面白いと思うのですが、どうにも噛み合っていないというか、ドミノが途中で止まってしまって、再び手で押しているようなもどかしさを感じてしまいます。
特に、ダンスホールでの騒ぎが冗長で、そのシーンばかりが印象に残ってしまうとか。シーン相互の関連が薄いため、各シーンのオチのストーリーへの関与が薄いとか。割とストーリーがしっかりしているので、余計に「もっと笑わせてくれ」という欲求が貯まっていきます。
夜のシーンが多くて、戦闘シーンがわかりにくいのもマイナスポイントかと。
もっと、演出をコメディーに振って、ミリタリー描写をマニアックにして、テンポを良くしたら、と思ってしまいます。
ちなみに、BD版で見たのですが。劇場公開版は日本発売版らしく、英語音声日本語字幕がデフォルトなのですが。これを日本語音声字幕無しにするためのメニュー操作が手間で、なんとも。字幕種類が多過ぎというか、日本語吹き替えを収録しているのだから、ローカライズするなら字幕無しを上の方において欲しい。

というような事を思いつつ見ていましたが、お金は掛かっているし、シーン描写は丁寧だし、主役が格好良くヒロインは美人という如何にもなハリウッド映画で。何かが惜しい作品、という気がしました。1回見ただけでは、意味が分かっていないのかもしれない、と思う程度に評価が難しいと思いましたが。
とりあえず、完全版のディスクも付いているので(こちらは英語収録のみ)、それを見ながら考えますか。

ちなみに、この時期に見ようと思ったのは、例の観覧車のシーンを見ておこうと思ったから。BDが映画の代金より安く買える時代だからねー。

2014年7月29日 (火)

ナイトライダーBD化

レポートの直しがテンパッてグチャグチャになって、東京の偉いさんにえらく怒られたぜ。

そんなことより、ナイトライダーのBDBOX化だが。なんと、テレビ未放送で吹き替え無しだったエピソードと、TVでカットされていたために吹き替えが存在しない部分に「当時のオリジナルキャストで吹き替え版を新録」とか。おそらく、これまでの吹き替え作品史上、最高のものになるかもしれない。海外ドラマや古い映画は吹き替え音声が欠損しているものが多くて辟易していたっていうか、声優さんが存命なうちに録り足すくらいの手間をかけてもいいじゃん、と思っていたが。そんな、些細な夢がようやく叶うのか。

2013年8月15日 (木)

「風立ちぬ(スタジオジブリ)」

「風立ちぬ(スタジオジブリ)」見てきました。
堀辰雄氏による「風立ちぬ」「菜穂子」は読んでおりませんが、あらすじくらいは知っています。原作のモデルグラフィックスに連載された宮崎駿による漫画は読んでおります。ただ、単行本化したらゆっくり読むつもりだったので……。
という感じの前情報で見てきました。映画自体の情報は0に近い感じで。
この話は堀越二郎氏の九六式艦戦の設計話と堀辰雄の小説を合体させて作られた謎の作品です。
で、見終わって切なくて疲れました。一人じゃなければ耐えられるのかもしれませんが、一人で見に行くと悲しいです。子供連れ出来ている人たちは子供が後半耐えられなくなっている感じがありました。カップルが正解でしょう。原作漫画に比べて、大幅にラブロマンスになっています。
原作漫画ではメインは堀越氏の設計に関する話がメインで、いかにも宮崎氏の妄想戦記的なものでした。登場人物も氏の戦争物の定番、すべてがブタでした(ヒロイン以外)。前半は飛行機の蘊蓄ばかりで。後半は雰囲気が変わってヒロインとの出会いから信州の療養所と名古屋を往復する堀越の話が漫画的なロマンスとして挿入されていましたが。それでも、描写はあっさりとしたもので、ヒロイン自体の描写が極端に少ないイメージでした。
それゆえに、映画が「大人のメロドラマ」になっていたのには、結構ビックリしましたわ。これは、堀辰雄の小説のエピソードを解体して、必要な部分を再構成して純愛ものにし上げるということをやった挙げ句にうまいこと入れ込んでいる、というわけで。それゆえ、ラストは泣ける描写です。漫画版のあっさり感に比べると、バッサリ感と言うべきか。そのラストのあっけなさは、ラピュタ以降に私が感じている宮崎作品の物足りなさを具現化しているようであるが、まぁ、原作からしてそういう作りだったから仕方ないか。

さて【ネタバレ】をしてでも、もう少し突っ込むと。

原作、映画双方に於いて、ヒロインである菜穂子の死亡時期が全く語られていない。原作では、設計が佳境に入って見舞いに行けずじまい、という尻切れトンボであったのが、とりあえず、試作機完成まではいっしょにいた、ということになっているのが一番の大改変である。これによって、ヒロインとの結び付きがより大きくなっている。
ちなみに、パンフレットや宣伝媒体で零戦の設計の物語となっているけど、零戦はラストにちらっと出てくるだけで。全編を通して語られる逆ガルの戦闘機は九六式である。大衆に対するわかりやすい宣伝とはいえ、何か釈然としないものを感じる。
ともあれ、一般向けということで、連載時にあった蘊蓄的な物は徹底的に排除され、感覚的に語られるものがほとんどになっている。それゆえ、個人的な感覚としては全編の半分以上を占める設計に関する部分は、ヒロインとの恋愛パートに比べると薄くなっていると思う。夢の中の大型機の描写も、ファンタジー色が大きいと思うし。
逆に、富士の療養所の描写が少し入っただけで、凄いリアリティが出て、クラクラした。最後に、再びあそこに一人で戻り、一人で死んでいっただろうヒロインの事を想うと、かなりショックが大きいです。実際の堀越は普通に結婚してしたので、これらの事に対する問題はないですし。堀は彼女と療養所で最後までいっしょにいたようですし。
そして、堀越自身が最後に零戦を見ていますが、その後に設計された雷電の全く別方向に走ったような形状や、烈風の開発の遅れ、逆に言うと彼一人に科せられた仕事量の問題。10年という言葉に縛られるなら、YS-11開発の頃や、大学で教鞭を執った頃の仕事は(日大で堀越氏の講義を受けたという人が会社の偉い人にいました)。何か、凄いむなしいものを感じました。
その10年で飛行機設計と恋愛に燃え尽きたような堀越二郎というこの「映画」の主人公。ラストシーンで零戦の編隊は戻ってくることはなく、彼女も行ってしまう。それでも生きようとする。その姿に学ばねばいけないのだろうが。
どうしても、悲恋の物語としての部分が強調されてしまう。
そんなわけで、見終わって今現在は鬱々とした気分になってます。
だからカップルで見に行った方が良いよ(笑)。

2013年5月 2日 (木)

HK 変態仮面

本家サイトの「トップページ」更新。究極!!変態仮面。

Hk01

figma改造というかヘッドをフルスクラッチした変態仮面です。詳しくは、模型のコーナーにて。

なんと、10か月もの間、更新してません。うみねこ関係を更新する気が完全になくなってしまったのに伴い、仕事の忙しさも相まって完全にやる気を無くしておりました。カメラのページとか、ネタはいくらでもあるのですが、睡眠時間に持って行かれてしまって。
なんとかしたいです。

で、本日「HK 変態仮面」を見て参りました。
映画の日なので、シネコンは最終の時間帯にもかかわらず凄い人。その上、開始30分前には全席完売のサインが。私は予約していたので問題ありませんでしたが。
いつものように売店直行でパンフを買おうとしたら置いてないので聞いてみたら「変態仮面はパンフレットとかグッズとか作っていないので仕入れられなかったんですよ」ナント!低予算キワマリナシ。
そして、R12なので子供連れはいませんが、カップルも少なめ。男性同士、女性同士の友達で見に来ていた人がわりと多い感じ。女性が意外と多かったです。派手に笑っているのも女性(笑)。

そして、冒頭の原作の再現度がハンパない。基本的に漫画を実写でやるときには、監督が自分のフォーマットで作り替えてしまうのが普通だけれど。今回は再現度という一点に関しては譲る気がないようである。
今回、敵がオリジナルということで、中盤は邦画的というか監督お得意のナンセンスフォーマットに持ち込んだ感じがあるけど。意外と作品との相性が良かったようで、オリジナルにも関わらず、原作っぽい感じは出ていた。
そして、後半は変態合戦になるのですが……敵役の安田顕があまりにも凄くて、笑えるのと引くのとの微妙なラインまで来ています。おそらく、猟奇ものとかを除いて、こんなにスゴイ変態が出てくる映画はなかなか無いと思います。……一体何を見に行ったのだ?
他にも、結構贅沢にCGとか使っていたり、観客を飽きさせないような丁寧な構成になっていたり。
ともかく、楽しめる映画でした。もうちょっと予算があって、キャラクターを増やせると(モブではないキャラを)、作品に深みが出たんだろうになー、っていうのが残念ですが。
ちなみに、夜中にアイアンマンを見終わった観客が割と晴れ晴れとした顔をしていたのに対し、変態仮面を見た観客は精気を吸い取られたかのごとく、疲れ切った顔をしていました(笑)。最後の方は盛り上がるから見ていて体力が(精神力も)……。SAN値がピンチか?

ここから【ネタバレ】で。

原作では主人公は拳法部のエース格なのに、今回は実力を全く出せない役回りで、その辺が設定としては一番の変更。また、新品のパンティで変身出来ないのは原作にはない設定。このあたりはドラマづくりのための改変で、個人的にはあんまりスキではないのだけれど。特に、ラストの正体バレは続編作るのにどうするの?という感じなのだが。まー、その辺はどうとでもなるのでしょう、キット。
愛子ちゃんの天然設定が最初しか生きていなかったのももったいない。
主将が変態でなくなっているのももったいない。
しかし何より、戸渡先生の変態ぶりがハンパなさ過ぎて、変態合戦のネタはこれ以上無理というところまで来てしまったのがどうするのか。
と、違和感もあったけど、最近の邦画実写映画では文句なしにトップクラスの面白さだった。特に中盤の~仮面戦は個人的に好きな展開。こういう「馬鹿な話」を「大人が本気で作る」という点、本気が見られたのが、良かった。

2013年4月 9日 (火)

「戦略大作戦」

またぞろ仕事が忙しくなってきて、やる気でねー。
部屋の片付けが遅々として進まない。
プラモも完成しないならドラゴンアーマー買ってジオラマに組み直す方が早いか(キットが絶版になってもドラゴンアーマーは売れ残っていたりするから別の意味で欲しいときがあるけど)。トラペのイージーモデルの方がちょっとアレだけど、その分実売価格がお安かったり。
でも、キットを作る楽しみを放棄しちゃイカンと常々思うところ。

「戦略大作戦」を見る。戦争映画は深夜枠での放送で見るのがほとんどなので、この作品は初見である。巷では日本語版がよろしいということであるが、なぜかDVDにもBDにも日本語音声が収録されていない。個人的にも、日本の声優さんの演技で見たいものだが。
で、「ガールズ&パンツァー」で何かと引用されるために有名になった本作ですが。ストーリーは損な役回りばかりの米軍部隊が銀行にナチの金塊があることを知って、シャーマン乗りを味方に付けて前線を超えて乗り込んでいくという娯楽作品。
主役のケリー二等兵にクリント・イーストウッド、隊のまとめ役・ビッグジョー曹長にテリー・サバラスと、正直かなり豪華というか、これだけで見たくなるメンツです。テリー・サバラスが好きだし、ビッグジョー曹長も頼れるアニキ風の軍人で好きなキャラクターです。イーストウッドも頼れる役ですが、逆にイマイチ何考えているか解らない面も。漫画などでも良く使われる若い頃の風貌=たれ目にそり込みの大きい髪型がイカしてます。
強引に参加してきながら、戦車乗りということで重要な役所となるオッドボール曹長は名前の通りの変人ですな。オッドボール(odd-boal)のオッドはオッドアイのオッドで片方とか奇数を表すため、ネットで見ると玉がひとつしかない(じゃりン子チエのアントニオですな)とされていますが、辞書を引くと「変人」という意味の「ひとつの単語」として掲載されています(ネット上の複数の辞書ですべて同じ意味でした)。どっちが正しいかは分かりませんが、少なくともオカマ表現ではないので日本人的な玉なしの意味ではないようです。ただ、この人のしゃべりというか吠え声がなんか妙なので、宍戸錠による吹き替えで見たかったかと。
戦争描写はコメディ的に味方に誤爆されてばかりだったりしたかと思うと。地雷原での戦闘で死人が出たりとシリアスなところもあって戸惑ったりします。ちなみに、泣けるシーンがあるかと言われると、この地雷原でのシーンくらいかと。
あとは、ともかくドイツ兵皆殺し的な描写で、結構えげつないです。が、かなりお金はかけているようで、冒頭のドイツ兵の行軍シーンとか、かなりいい感じです。また、M4シャーマンは本物、ティーガーはT-34改造のようですが、かなりよく似ています。砲塔がポルシェティーガーのように前寄り(T-34改造戦車の一番の特徴)なのと、誘導輪がT-34そのままなので見分けは出来ますが、エンジン上面のディティールも含めて、パッと見は「本物?」という感じです。映画「バルジ大作戦」のしょんぼり戦車たちに比べれば良いですね。ただ、迷彩がイギリス軍のヨーロッパ迷彩みたいな色ですが。シャーマンの退色しきったブロンズグリーンのような色は、新品のオリーブドラブとは全く別物で、結構参考になるかと(大戦中の米軍オリーブドラブは非常に退色しやすかったという)。歩兵を満載したり、荷物の括り付け方とか、モデラー的にも見所満載です。
何より、娯楽作品に徹しているところが良かったんですが……やっぱり、何処で泣けるのか良くわかりません(笑)。

こういう作品を見ると「まだ見ていない名作と呼ばれる戦争映画が何作もある」という事実に思い至るのですが。個人的に日本語吹き替えが好きなので、廉価版DVDとかに手が出ないのですよねー。でも、モチベーションを高める意味でも、模型制作の間にこういう作品鑑賞を挟むとよろしいですねぇ。

2012年12月 4日 (火)

「ガメラ大怪獣図鑑(テレビランドワンパック29/徳間書店)」

今日の17:30頃 所長「とーの(仮)くん、明日四国まで行ってくれ」私「アィエエエエエエ」
今日の18:00頃 営業「現場の人が試験に合格するように指導してくれ」私「現場の人より上手いわけないでしょう」営業「検討し直す」
今日の19:00頃 営業「やっぱ、ナシにするわ」私「アィエエエエエエエ」
その間、研究、製造、本社、営業本部のトップがケンケンガクガク。……何をやっているのやら。

「ガメラ大怪獣図鑑(テレビランドワンパック29/徳間書店)」を30年ぶりくらいに入手した。
初版発行は1979年12月01日。まだ「宇宙怪獣ガメラ」の制作前で、ストーリー紹介やカラーグラビアだけでなく、当時のお約束である怪獣の内部図解なんかも入っています。
で、この本は「もう怪獣でもないだろう」ということで子供の頃に一度手放しているのですが。なぜ再び入手したのか。
今でこそ、大映関係の2次資料もいくつか出てきて色々当時の事が分かるようになりましたが。この本は、子供向けながら、色々と資料となる事柄が掲載されていて、その後、あやふやな話を聞く度に「資料を処分したのは誤りだった」とずっと心に引っかかっていたのでした。
例えば「大群獣ネズラ」についての記述とか(ネズラのぬいぐるみの写真もあったように思っていましたがありませんでした。カバー折り返しに載っている「大怪獣ブロマイド図鑑」に掲載されていたか?)。湯浅監督の当時を振り返るインタビューでは、着ぐるみの中の人の事や造形の事、タイアップ関係の事など短いですが濃い話が載っています。
そして、巻末の「大映特撮映画大図鑑」では大魔神や妖怪百物語などの有名どころだけではなく、赤胴鈴之助や虹男、透明人間と蠅男などの大映京都制作作品、少年ケニヤや豹の目などの冒険物、日蓮と蒙古襲来、鯨神、釈迦などのスペクタルもの、少年ジェットや海底人8823などのテレビ室作品まで写真入り1~2P構成で掲載されていて。当時の資料としては珍しいものでした。
また、どうにも未確認な噂が多いマルコブカラッパのデザインもここで見たのがはじめてでした。
そんなわけで、最新の大人向けに編集された立派な資料も良いのですが。新しいものが正しいとは限らないのが2次資料であり、制作年に近い本にはそれなりの真実が含まれているはず、というスタンスでこの本を入手したわけです。
個人的に、平成ガメラよりも昭和ガメラが好きなので(そもそも亀が好き)、そういう意味でも、この本は手にとって一読の価値があると思っています。
ちなみに、平成ガメラは1作目「ギャオスが大きくなる前の超音波メスが揺らぎで描かれていたとこまで」2作目「自衛隊の人にレギオンの名前が呼ばれるところまで」3作目「冒頭新宿のシーンとラストのギャオス登場以降」は素晴らしいと思いますが、あとは前田愛さんが可愛いとか、そんなところ。手足を引っ込めてのホバリングと回転飛行は最高なんですがねぇ<監督は回転飛行がキライだったらしいけど。
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