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書籍・雑誌

2017年9月12日 (火)

「Re:ゼロから始める異世界生活(長月達平/KADOKAWA)」1巻読了

「Re:ゼロから始める異世界生活(長月達平/KADOKAWA)」1巻読了。
結局、原作へ行きました。まずは1巻。いわゆる第1章です。
内容は漫画版の時も書いたし、アニメ化されて有名だからいいよね(書いても、異世界召喚物、くらいしか書けないし)。
一応のあらすじは知っている状態で読みましたが。読んでいて、ちっとばかり違和感を覚えたのですが。何かを考えると。ラノベとはいえ、ここまで潔く状況描写だけの作品は珍しい。一般的な小説では、情景描写とか人物描写とかがある程度の割合入ってくるもので。特に、異世界ものでは、その世界を表すための描写が入ってくる物だけれど。この作品は、それら全てを「中世ヨーロッパっぽい世界」という記号で括ってしまい、殆ど具体的には描写されていない。露店が建ち並ぶ王都の町並み、という描写も、あくまで「読者の思い描く、ゲームや小説、漫画なんかに出てくる異世界描写」と同じようなものであるということを主人公に言わせることによって、ステレオタイプであることを逆手にとって全く描写しないのである。
そして、人物描写にしても必要最小限で、妙に凝ったような修辞句を並べた解説がない。主人公の一人称視点であることを上手く使って、日常使わないような描写を一気に省いているのである。
では、一時期流行った「描写が出来ないから、会話だけで進行」というラノベの悪手を使っているかと言えば。そういうわけではなく、むしろ登場人物も少なく、会話も少ない。
進行は物語の筋による……というか、主人公の思考だけで進んでいくので、主人公のレベル以上の描写はされないのである。小説を書こうとして、臨場感溢れる描写をすることの難しさを感じたことのある人なら、この手法の斬新さを感じるかもしれない。
逆に、何の違和感もなく楽しめたのなら、作者の(意識的、無意識に関わらず)スタイルにすっかり嵌められたと言うことだろうし、この作品が評価されているということは、そういった新しい形の作品が受け入れられていると言うことだろう。

と、解説のような物はともかくとして。漫画版は「第1章」という枠の中で作品を完結させる描写になっているのに対して。この原作商業誌版は、発表されていた先の展開まで単行本を出して貰えることを前提としているがごとく(実際、2章までは連続刊行されている)。先の展開を織り込んでラストのフェルトのあたりとか、ここだけ読んでもさっぱりな描写を入れている。そのあたりの作品構造の違いとかがあるけど、些細な点だねぇ。
どっちかというと、漫画版ででっかいパックの描写が1コマで終わってしまっていたのがなんか残念というか、原作を読んで一番面白いと思ったシーンなんだけど……。

2017年9月 3日 (日)

雑誌を3冊も買ってみた

ネタが無くなると、書いては消し書いては消し。面倒です(笑)。

今週は漫画も小説も新刊がなかったのですが、雑誌を買ってくることに。

1冊目はメガミマガジン。ガルパンのポストカードブック欲しさに久しぶりに買いましたが。最近、アニメを見ていないので、ガルパンのページ以外、浦島太郎状態でどこを読めばいいのか分かりません(笑)。参りました。

2冊目はタイプムーンエースVol.12。まー、ずっと買っているので。付録のFGOのサーヴァントに関しては、マテリアルブックを買うとあっちの方が詳しいので……。というか、内容の殆どがFGO関連か、Fateのスピンオフ(というのだろうか?)になってきてしまっているので、やっていないと困るというか。月姫、いつ出来るの?(笑)。漫画も、そっち系のシリアスばかりになってきて、読むところが以下略。

3冊目は電撃萌王。電撃系の本、久しぶりに買ったわ。編集さんの名前が変わってなくてほっこりする(例の悪い意味での有名人除く)。これは、元々死読む本じゃないよね(笑)。てぃんくるさんの別冊が付いてくるということで買いましたが。1/3以上がインタビューやお部屋は意見やウサギなどの企画もので、画集とは別の意味で面白い物になっています。そういうのに興味のある人には良いものでは?。というか、部屋の徹底的なイメージ作りとか、「バラエティ番組の企画ものか?」と思うくらい徹底していて、ここまで絵のイメージと合わせている人はいないだろ、と突っ込みたくなるくらいでした。

ということで、子供の頃のように、買ってきた雑誌を舐めるように隅から隅まで読み尽くすことが出来なくなった大人の話でした。

2017年8月31日 (木)

「ヘヴィーオブジェクト 北欧禁猟区シンデレラストーリー(鎌池和馬/KADOKAWA)」を読む

風邪薬を飲んだら、凄く元気になりました。風邪薬、マジ、パネェ。

「ヘヴィーオブジェクト 北欧禁猟区シンデレラストーリー(鎌池和馬/KADOKAWA)」を読む。来月にはヘヴィーオブジェクトの新刊が出ますから、4ヶ月前の新刊?(現在、鎌池氏は4作品+1ヶ月休みで5ヶ月インターバルで出版を回している)。
ということですが。いつものお気楽極楽二人組ではなく、少女が戦闘機に乗ったりナイフを振り回したりする方の話です。今回は、お色気要員なのか、オッパイさんと二人で戦場を駆け抜けますが。結構、細かい伏線の敷き方が面白かったり、ラストの怒濤の展開が予想外すぎて笑いました。
このシリーズは、一応科学的な話で詰めていくので。いつもの二人組もたいがいな活躍をしていますが、そちらは現在あり得ないもの=オブジェクトを相手にしているので、まー、そんなもんかなー(嘘くさいけど)という感じですが。こちらは、単独で「割とあり得るものを殺戮していく」話だったりするので。「そんなに上手くいくわけねぇべ」と思ってしまったら負けです。現場の人間からすると「まー、理論的にはそうなんだけどさぁ。これだから、机に向かって仕事する人は」ってな感じの描写がいくつか見られましたが。そういうことを言っていると話が成り立たないので、いい感じで話が進んでいると仮定して勢いで読むのがお勧めです。実際、話の構成とかは非常に上手くて、ストーリーとしては面白いのですよ。よって、おそらくそのあたりの「自分の中での妥協点」をどの辺に持っているのか、というあたりが、こういったラノベ作品における「好み」に繋がってくるのではないかと。こないだ書いた言語の問題しかり。技術レベルの摺り合わせしかり。友人と、話が泡ねーナーと思うときは、大概こういった些細な好みの問題なので、酒が入ったときなどは要注意です(昔は、そういうくだらないことでよく喧嘩したナー(笑))。

2017年7月 3日 (月)

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?外伝ソードオラトリア(大森藤ノ/SBクリエイティブ)」9巻が発売中

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか?外伝ソードオラトリア(大森藤ノ/SBクリエイティブ)」9巻が発売中です。
アニメ放映に合わせて、という感じなのかもしれませんが。内容は、アイズの冒険者デビューの頃の話と。本編8巻のアレス軍侵攻の頃の話のロキファミリア視点の話になっています。
全体的には、これまでにも描写されていた(漫画版の方がわかりやすいのか?)、アイズの焦燥感=父親が母親の英雄でアリ、自分には英雄が来てくれない、がクローズアップされていて。子供の頃の「言うこと聞かない」演出が凄いことになっています。
割を食っているのがリヴェリアで、独身のお姫様がまわりからお母さん扱いされるわ、娘扱いのガキは言うこと聞かないわ、酷い目に遭ってます。まー、それゆえ、今の出来た人がいるのでしょうが。この人、エルフのお偉いさんにしては変わってますねー。
しかし、黒龍とアイズの両親をめぐる秘密について、「本編で明かしたい」として遠回しな表現になっているばっかりに、外伝の機能が薄くなっているような気がするのは気のせい?
あと、アイズの秘密の一つが明かされますが。私のSF研の先輩曰く、「クラッシャージョウの4巻でアルフィンに酒乱という設定が加わった瞬間、日本のスペオペは堕落した」そうなので、この作品も……いや、元から萌え作品だし(笑)。
ということですが、本編をなぞっているようで、そちらで描写されていなかったシーンが「ごそっと」追加されたりしているので、侮れない外伝です。
ちなみに、今回一番扱いが良かったのは、ガレスですな。多分。

2017年6月11日 (日)

「未踏召喚://ブラッドサイン(鎌池和馬/KADOKAWA)」7巻が発売中

カフェインレス生活により頭は冴えていますが。相変わらず眠いのが治りません(笑)。

「未踏召喚://ブラッドサイン(鎌池和馬/KADOKAWA)」7巻が発売中です。
今回は、前回の発案による「白の女王」を越える者を創造しよう。です。ということで、この作品ではおなじみの「冥乃河神社」にいる浄瑠璃式人造人間の始祖、冥乃河葵がヒロインです。白の女王の似姿と言うことですが、中味は500年くらい生きているので、いわゆるロリババァです。
また、今回もラスト近くはどんでん返しに次ぐどんでん返しで、どちらが勝っているのかさっぱり分からないままに話が続いていくのはなかなかです。ラストの決まり方とか、まったくもって「さすが」としか言えない構成で、作者は正に悪魔かと思います。
ちなみに、この巻はヒロイン3人みたいな感じで進んでいきますが。どうも、作者の人は描写をメインヒロイン一人に絞ってしまう癖があるようで、ビヨンデッタとオリヴィアの描写が少なくて残念です。もっとビヨンデッタがお姉ちゃんしていて、オリヴィアが妹していてもよかったと思うのですが。そのあたりが残念です。冥乃河葵がアレでしたし(笑)。

2017年6月 8日 (木)

「コロナとブルーバードの時代(桂木洋二/グランプリ出版)」を読む

「コロナとブルーバードの時代(桂木洋二/グランプリ出版)」を読む。
グランプリ出版の本ではプリンス自動車/スカイライン関係の本をよく読んでいて「プリンス自動車の光芒」「スカイライン伝説の誕生」「スカイラインGT-Rレース仕様車の技術開発」「初代スカイラインGTR戦闘力向上の軌跡」「走りの追及・R32スカイラインGT-Rの開発」など、色々な切り口での情報が読めましたし。他にも、スバルの初期開発を描いた「てんとうむしが走った日 スバル360開発物語」なんかも読みました。これらは、小さい会社が個性的な車を開発する(スカイラインは後に日産になりますが)話としての面白さや、大戦中の航空機由来の技術者(立川飛行機と中島飛行機)と受け継がれる一連の技術、などという日本人好みのサクセスストーリーがありました。
また、講談社の「マン・マシンの昭和伝説」でもサブタイトルの「航空機から自動車へ」が示すように技術者ありきの内容でアリ、トヨタとしてはパブリカからカローラの開発を担当した、やはり中島飛行機出身の長谷川氏の話になるのでした。
これに対し、この本の内容は、良くも悪くも、トヨタが初の量産国産乗用車として発売したクラウンよりも低排気量の個人向けとして発売したコロナと、日産が戦前から作っていたダットサンの流れをくむ乗用車であるブルーバードという「初期開発にあんまりストーリーがない、大手自動車会社の量産型大衆車」を軸として。それらが高度成長期の中で、両社の主力として育ち、新たな技術をまとい、肥大化し、そして下位機種であるカローラとサニーにその座を明け渡すまでの流れが描かれています。それは、技術者の個性というよりも「会社VS会社」の中で作られた量産車の戦いという。技術ベースで書かれていても、別の側面が常に透けて見えるような、面白い本になっています。
ちなみに、この本自体は、「日本における自動車の世紀」という本の抜粋+加筆で出来ているようで。周辺車種の動向を見る、という意味では、元の本も読んでみる必要があるのかな、とも思いました。
個人的には、カローラVSサニーの方が会社のカラーが出ているような気がしますが、そもそもパブリカの優秀さやサニートラックのとんでもない長寿命など、技術的なオモシロネタが読みたいだけかも。

ちなみに、ブルーバードの610後期型(もしかすると810かもしれぬ)の発売時、地元のお祭りになぜか日産のディーラーが来ていて、ブルーバードの絵本をくれた記憶があります。そんなこと、後にも先にもその時しかなかったのですが。その絵本の内容が、メーテルリンクの青い鳥なんですが。最後に青い鳥を見つけるシーンで、なぜか新型ブルーバードを見つけるというトンデモ本で。今考えると、権利者にちゃんと許可とってない違法改造書物ではないかと(笑)。

2017年6月 5日 (月)

「ブレイブウィッチーズPrequel2 オラーシャの幻影(築地俊彦/KADOKAWA)」を読む

なんか先が見通せないというのは確実にある、というか。マズイと思ったときには終わっている感じですな。そこからどうするのかはともかく。

「ブレイブウィッチーズPrequel2 オラーシャの幻影(築地俊彦/KADOKAWA)」を読む。
このシリーズ、主役は管野で行くみたいですが、今回の話のメインはニパとアウロラさんのスオムス組です。ニパの愛らしさを堪能して下さい。
個人的には、ジョゼの危険描写があちこちでさらりとされているので、彼女の主役回プリーズな感じです。
あと、CDに引き続き、ミーナ隊長が大変かわいそうな感じになっています。が、隊長クラスは、誰もがそれなりに駆け引きが出来なければやっていけないことはあちこちで描写されていますから、仕方ないこともありますが。ラル隊長は、それを隠さないのも他の人への信頼あってのことか……。

2017年6月 3日 (土)

「ブレイブウィッチーズPrequel2 オラーシャの幻影 オリジナルドラマCD付き同梱版(築地俊彦/KADOKAWA)」のCD

「ブレイブウィッチーズPrequel2 オラーシャの幻影 オリジナルドラマCD付き同梱版(築地俊彦/KADOKAWA)」のCDを聞く。
本は、まだ読んでいる途中なのでCDの話を。
「501、502、503統合戦闘航空団」の司令、つまりミーナ・ディートリンデ・ヴェルケ、グンドュラ・ラル、フーベルタ・フォン・ボニンの三人が会議のあとで人事について相談する話なのですが。502のラル隊長の引き抜きや物資調達のやり方が酷いのはTVや小説でもおなじみですが。このカールスラントのボス三人の顔合わせで如何に酷いのかが良くわかります。というか、ミーナ隊長って割とまともだったんだナーと思いますが、偉い人は如何に大変かと言うことが良くわかります。まぁ、常にそんな状態の506に比べればマシなのかナーと思ってしまいますが。
ともかく、笑えるというか、コレ、TVで見たかったナーという感じです。

2017年5月16日 (火)

「新約とある魔術の禁書目録(鎌池和馬/KADOKAWA)」18巻

「新約とある魔術の禁書目録(鎌池和馬/KADOKAWA)」18巻が発売中です。
最近、「新約とある~」のシリーズは、長くなりすぎるのか分冊になることが多いですが。今回も、内容的には「前編」といった感じです。それどころか、ほとんど全部が「前振り」という感じです。
頻回は、前回からの続きということで土御門VSアレイスターをどうするのか、という点から始まりますが。結果として描かれているのは「アレイスター・クロウリー」の過去の物語でアリ、それ以外の何ものでもありません。ただ、それをストレートに描こうと思うと、イマイチ哲学的でおもしろみに欠けるというか、子供の喧嘩みたいなのを延々と聞かされるので。上条さんや美琴と食蜂さんの話を入れて間を持たせている、という感じです。ゆえに、300頁を越える話を読んでも、イマイチ何を読んだのか理解に苦しみます。
特に、ラストのオチが何段階にもなっていて非常にわかりにくく、何回か読み直してしまいました。まぁ、そのあたりの詳しい話は次回に持ち越しなのでしょうが。
今巻ほど、中味がないというか、「前振りだけ」に終わっているのは、過去なかったような気がします。そういう意味では、無理矢理にでも、次に語られる後編を合本した方が良かったのではないかナー、と思ったり。

2017年4月 9日 (日)

「ブレイブウィッチーズPrequel オラーシャの大地(都築俊彦/KADOKAWA)」を読む

疲れすぎて、本気で2日間寝ていた感じ。
本日配信の「鉄華団放送局」で、監督がオルフェンズの構造や、最終回で言葉足らずだった部分について説明しているので必聴です。新選組については、よく言われていましたが、やはりそのものだったようですな。

「ブレイブウィッチーズPrequel オラーシャの大地(都築俊彦/KADOKAWA)」を読む。
2巻目の発売が決まったので、さっさと読みました。
TVシリーズの「ブレイブウィッチーズ」の前日譚として、結成時の物語になります。
管野が主役で大暴れな感じの本ですが。正直、管野の雁淵孝美に対する憧れの度合いが高すぎて、びっくりな感じです。これじゃあ、TVシリーズ当初の怒りが、むしろあの程度で済んで良かったとしか。
まぁ、管野の深層にある乙女回路が孝美の姿に反応するのでしょうが、彼女自身がそちらの方に振れるようになる日は来るのか。まあ、十数年はかかりそうな気がしますが、そんなことを考えなくもない1冊です。
まだ、TVシリーズまでにはジョゼと下原の合流とかありますし、意外と続けられるのかな?

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